我傍的、ここだけの話


Archive2014年08月 1/1

冲方丁『天地明察』感想(本、映画)

 ようやく読むことが叶った。『天地明察』。  もうずっと、何年も前からこれだけは読みたいと思い続けていたのだが、しばらく“読書断ち”していたので読めなかったのだ。  読書断ちしている間に文庫も出ていたらしい。  ありがたく文庫を購入して読んだ。  まず書いておきたい、素晴らしい!!  こんなにストレートに「素晴らしい」と叫びたくなる、気持ちの良い小説を読むのは何年ぶりだろう。 もしかしたら日本の現代作家...

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知性優位なだけでは幸福になれない。諸葛恪に“自分”を見る

諸葛恪は諸葛亮の兄の長男で、亮にとっては甥に当たります。実は、諸葛恪は筆者がなんとなく「他人とは思えない」人物です。もし三国時代について何の知識もなく、『三国志』の創作を一読したのみだったら、私はこの人物に自己投影していたような気がします。〔目次〕・人物紹介。諸葛恪とは ・恪に発見する、自分自身の姿 ・恪の道と他の道とを分ける分岐点 ・教訓。他人軸で生きてはならないということ ■諸葛恪(しょかつ・かく...

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『めぐりあう時間たち』映画の感想

知人女性のお薦めで、映画『めぐりあう時間たち』を観た。 ストーリーは、小説『ダロウェイ夫人』を中心として展開する。三つの時代と三人の女性が交錯し、物語が紡がれる。 一つ目の時代。 1923年、作家ウルフ本人。神経衰弱で療養しながら小説を書いている。愛してくれる夫はいるが苦しみは癒えず、病気も回復しない。療養のために連れて来られた田舎に監禁されている想いで、苦しんでいる。 二つ目の時代。 1951年、『ダロ...

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『我傍』で描いた幼少期の話について(修正のご報告)

『我傍に立つ』第一章(1)、幼少期の描写について。読者の方から、「後に兄と再会した場面で、兄が母親のことを“義母”と呼んでいるのに、第一章では兄にとって実の母親であるとしか読めない。兄にとって母親は“義母”ではないのでは?」とのご指摘を受けました。ご指摘に大感謝です。これは筆者のうっかりミスなのです。初稿からネット公開までの間に、家族関係については大幅カットしため、兄が異母兄であることの説明が抜けてし...

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「忠誠」を外人が見るとこうなる

先日、「忠誠」について触れたのでそれに関する雑談です。仕事の合間の息抜きに『47RONIN』を観ました。思いきり肩の力を抜いて楽しめるファンタジー・エンターテイメントが観たかった。47RONIN [ キアヌ・リーブス ]価格:1000円(税込、送料無料) (2016/8/1時点)これ、『忠臣蔵』のアメリカ版だそうなのだそうです。日本と中国などの東洋イメージがごちゃ混ぜで、めちゃくちゃ。『忠臣蔵』のストーリーももちろん、めちゃくちゃ...

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法人設立、六曜よりも曜日に右往左往。(吉凶占いの話)

ちょっと現実的な話を。愚痴のようなものです。今、知り合いが法人設立するにあたって「吉日」に設立したいとのことで、吉凶占いを承っています。吉凶占いは、基本的に私は絶対視していませんが依頼があれば承るものです。この場合、吉凶に関しては東洋のほうが優れていると考えているため東洋系で診ます。※正確に言うと、現代占星術には吉凶のコンセプトがない。“凶角”“吉角”という考え方は東洋には馴染みがありますが、西洋には...

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