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最近は自分の考えに合った意見しか読まない・聞かない人が増えていると聞く。
SNSでは同じ意見の人と強固に結ばれるために「エコーチェンバー」という状態になるらしい。

※エコーチェンバー:同じ意見の者が同調し合ってカルト化していく様を、狭い部屋の中で音が反響することに喩えた言葉。
 当ブログ内の関連記事『エコーチェンバー、「病的集団行動」 』

SNSはフォローとブロック機能があるのでエコーチェンバーが増していくのだと私は思っていたが、この実験によればそうでもないらしい。
一か月間、無理やり政治的意見の違う書き込みを読んだところ、かえって相手側の意見に反発し、自分の意見に凝り固まる傾向があったとか。
つまり「見たくないもの」を無理に読ませても逆効果だったということ。

⇒SNSで異なる立場の意見は逆効果 米研究G発表
人はSNSで自分の政治的な立場に近い意見ばかりを読みがちで、異なる立場の意見を継続的に目にすると、それを受け入れるのではなく、かえって自分の立場に凝り固まるという研究結果がアメリカで発表されました。

実験では、保守的な共和党支持者たちとリベラルな民主党支持者たちに、ツイッターで、それぞれ反対側の政治家などの書き込みを1か月にわたって毎日読んでもらいました。

そのうえで政治的な傾向に変化があったかを調べたところ、双方とも、反対の立場を受け入れる傾向は見られず、とくに共和党支持者たちはかえって自分の意見に凝り固まる傾向が見られたということです。
アベサポ(自民党の現党首派が雇うネット書き込みのアルバイター集団)は無意味だったということか……笑。
莫大な賃金を払い、たくさんのアルバイトにネット書き込みをさせているにも関わらず結果は逆効果だった。可哀想に。

しかし反面、善意の説得も無意味だということになる。

この方の意見に同意。
>論破しても頑なになるだけ。完全に逃げ道をふさぐとむしろ斜め上に行ってしまう。

その通り。私も同じ経験ばかりしている。

カルトに染まった人たちはもう、自分の心地良い意見しか耳に入れないように脳が作り変えられているのだと思う。
論理などは完全無視するような脳だ。
そして救いたくて必死で説得している人を、「偏見!」「ゴーマン!」「上から目線!」と罵倒して縁切り。
その後、自ら落とし穴へ真っ直ぐ走って行ってしまう。

>じゃあどうすればいいというのか……。

全くだ。泣きたくなるよ。
いったいどうすれば相手を地獄の淵から救えるのだろうな?

と言うより、こちら側からは地獄に見えるその道を、「地獄」と思うこと自体が相手にとっては傲慢に見えるのか。
その人にとっては、地獄に堕ちて死んでしまう道も快感であり、幸福なのかもしれない。

本当に幸福感を感じているのなら、やはり“見殺しにするしかない”、“放置”が唯一の回答か?

いや――それでは世界が右か左、あるいは宗教のファシズムに染まろうとしている昨今、せめてまともな人たちの生活を守るためにどうすればいいのだろうか。

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吉野 圭(Yoshino Kei)
Posted by吉野 圭(Yoshino Kei)
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