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先日来、現実とイメージが一気に溶解した感があります。

私の出生ホロスコープ上の海王星カルミネートについて、
「現実と空想が溶解する」
という解釈を伝えてくださった方がいたのですが確かにその通りになりました。

ただしその現象は一般的な占星術で思われているものとまるで違いました。
たとえば閉鎖病棟へ入院させられるような、幻覚が現実へ進出してくるという「現実」を破壊するようなものではなかった。
完全にその逆で、むしろ空想が現実に奪われてしまった。空想のほうへ現実が浸食していった!

つまりファンタジーだと思っていたものが見る見る現実化していったわけです。
広がりがあって余裕のあったイメージ世界が、「陳腐な現実」で固定されていく。…涙。

このことは占星術を知る者として驚きであったし、嬉しくもピリリとした現実に身が引き締まる想いです。
例えとして正確なのか分かりませんが、学生から社会人になった感じです。

おそらく。
人は自分だけの広がりあるイメージに遊んでいるうちが幸福なのでしょう。
イメージを現実に奪われてしまうと、遊びがなくなり現実に生きねばならなくなるので幸福感が半減する。
(子供の頃に空想していた大人という未来がやってくると、「こんなものか」という現実に退屈を覚える。それと似ている)

ただし大人になるということが決して不幸ではなく、苦しくても本物の幸福であるように、私の場合もイメージを現実に奪われることによって初めて得られる幸福がありました。

現実に「見守られている」のだという確信。
愛された全ての記憶が、現実だったと知った時の人生への絶大な信頼感。
「生きる意味」を探すまでもなく、生きていかねばならないのだという責任。
現実とはこれほど強いものか。


海王星カルミを持つ人の全てが、私のように「イメージ側へ現実が浸食していく」のか分かりませんが。
(一般に思われているように、現実側へイメージが浸食していく人のほうが多いのかもしれません)
このような事例もあるのだ、という話を参考までにご提供しておきます。


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吉野 圭(Yoshino Kei)
Posted by吉野 圭(Yoshino Kei)
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