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『君の名は。』を観て今さらながら新海監督に興味を持ち、ウィキペディアを眺めていたところ下記の箇所に腰を抜かしそうになりました。
村上春樹に強い影響を受けていると公言している。特に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を思い入れのある作品として挙げている。レイ・ブラッドベリなど古典SFのファンで、初期作品ではオマージュとして影響が強く現れている。学生時代は宮沢賢治を研究対象としていたが、あまり惹かれなかったという。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%B5%B7%E8%AA%A0


>村上春樹に強い影響を受けている

何を仰る。
春樹の影も形も感じられないですよ。むしろ真逆でしょう。
春樹作品に絶望的に欠けている箇所を、新海作品は反逆的に補っていると感じる。
春樹登場『1973年』以前の文学古典に帰っているとも感じますね。
(こんな人間性回帰の作品が世に登場してくれて嬉しい、そしてそれがヒットしているので今の世も捨てたものではないと思って嬉しかった)
心底驚いたな、「春樹がスキ」と言う人種が作る作品とは思えない。

>学生時代は宮沢賢治を研究対象としていたが、あまり惹かれなかった

最も意外。
宮沢賢治が好きなのだろうな、と勝手に想像していました。


人間は、実際に創作してみると自分が「好き」だと思っていた作品世界とは離れてしまうものなのでしょうか。

だとすれば……(次元は遥かに低いが)、自分もそうなのか?

ちなみに筆者は「東洋系の歴史小説」は一切読んだことがありませんし、「ナルシス系(少女趣味)FT」も苦手で避けてきました。超古代物は嫌い。
しかし結果として、今それらの苦手ジャンルばかり書いている気がします。
このことを考えるとやはり、「好き」なジャンルと実際に表現する作品とは離れるものなのかもしれないですね。

いや、そうではなく、離れたほうが良いのかな。
好き過ぎるジャンルだと他人の模倣、「それ風」な繋ぎ合わせに留まってしまう気もします。
好きなジャンルから離れて、自分の無意識から引っ張り出してきたほうが良いのかもしれません。
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吉野 圭-Yoshino Kei
Posted by吉野 圭-Yoshino Kei
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