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「おさらい」として、星座(サイン)エレメントと基本性格の話をします。
過去に書いた話の繰り返し部分があること、ご容赦を。
※この記事では初心者の方にも分かりやすいよう「サイン」を「星座」と書きます

2018/0908 読みやすくするためリライト、目次設置

〔目次〕
太陽の星座が、性格を表していない例
メールの応対でも分かる、アセンダント星座の共通項
注意点。まず、サインの本質を抑えること

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■太陽の星座が、性格を表していない例

最近このブログの検索ワードを眺めていて、「諸葛亮+星座」で来られる方が増えたことに気付き、面白いなと思いました。

検索で来られた方にお聞きしたい。
彼の太陽星座が「獅子座」であることを知って、何か腑に落ちる点はありましたか?
(このマイナーな人物を知らない方へ:いつも分からない話題を書いてしまってすみません。学んでくださるならこちら→諸葛亮って誰?) 

皆様の思う「星座」(太陽)で言えば、諸葛亮は獅子座ですね。
しかも八月の半ば生まれなので獅子座が最も成熟し盛り上がりを見せるところ。つまり占星術のテキスト通りであれば、獅子座としての象徴が強くなるはずです。
「リーダーシップ極まり、王様の中の王様タイプとなる。キラキラ派手な衣装が好き、傲慢な独裁者だが勇猛果敢」
これを聞いて、「うんうん。その通り。諸葛亮はまさに獅子座っぽい!」と思うでしょうか?
思えたら逆に凄いよなぁ、皆さんどれだけ暗示にかかりやすいんだろう。と私などは感心してしまいますが。

冷静に事実だけを見れば、違うものは違うのです。
諸葛亮は少なくともステレオタイプな「獅子座」性格を持たない。
※彼は裏方の仕事をした人物で、地味な性格の代表です

もちろん諸葛亮だけではありません。他に、獅子座の人たちを眺めてみても、ほとんど共通項がないと思えるほど私には違うタイプに見えます。
獅子座の代表人物としてよく語られるナポレオンでさえ行動としては確かに獅子座っぽいですが、本来の性格は違うのではないかなと思います。
※ナポレオンはASC蠍座。明るい獅子座と言うよりは、「激しい情念を持ち人を惹きつけるカリスマ蠍座」のほうがイメージ通りです

それでも「あの人物は獅子座らしい」と言い張る人たちの話をよく分析すると、解釈の捻じ曲げによるこじつけが激しいことが分かりますね。
曰く、「獅子座にはクールなタイプもいるんだ」とか。それを言い出せば、全ての星座について「こんなイレギュラーなタイプもいる」と言ってしまえるでしょう。狡い捻じ曲げです。

2018年の動向:最近では、「星座(サイン)は使えない」「サインで性格を読むのは誤り」と主張する占星術師も出てきました。太陽にこだわっていると、サインを棄てるという最後の逃げ道を選ぶしかなくなるのだと思います)

ちなみに太陽・獅子座の人たちに共通項があるとすれば、自己表現が人生テーマで、表現が成功すれば世間で目立った存在になりやすいということでしょうか。現代では作家や画家、演劇に関わる人も多いですね。
本人が望まなくても獅子座の方は人生テーマとして自分を晒す必要性が「いずれ」出て来ます。
もともとの性格が目立ちたがりではない人の場合、その人生はとても厳しいものとなるでしょう。
太陽・獅子座である私などもそんな矛盾を抱える一人ですが、こうして無理して自分を晒しているのも太陽の指令に従うためなのです。

■メールの応対でも分かる、アセンダント星座の共通項

ところで、「本来の性格」はやはりアセンダント星座(上昇宮)に表れています。

実はメールのやり取りだけでもASC星座が一目瞭然なほど、それぞれの星座ごとに性格的な共通項があります。

全星座について細かい話を書く余裕はないのでやめておきますが。
例として一つだけ、ASC獅子座で共通項を書きますとこんな感じです。

・とにかく圧倒で無邪気です。現代に存在することが奇跡と言える。
・可愛げがあり、憎めない。失礼なことを平気で言って来ますが悪意が全くないので許せる(私は。人によっては激しく嫌うかもしれない)。むしろその飾らないところが最大の魅力でもあります。
・言動に裏表がない。嘘をつかない。姑息なことはしない。
・何故か本人は「自分はネガティブで暗い」と信じていますが、他の星座に比べると本質的な明るさがあります。会話しているだけで元気をもらえる。
・他人の気持ちを読むのが苦手なので、特に日本社会では嫌われ虐められやすいはずです。「自分はネガティブで暗い」と勘違いしているのは、社会生活がうまくいかず気分が落ち込んでいるだけだと思います。
・せっかちで、細かい手続きなどを学ぶのは苦手。基礎的な質問を平気でする。
・遠慮がない。こちらが最高潮に疲れている時でもコメントの連続投稿や、メールの連続送信をして悪びれない。「疲れているから返信できない。ごめんね」と言えば素直に納得してくれる。ただしやはり、その後も遠慮はしない(笑)。
他の惑星とのアスペクトが困難な場合(総合でネイタルが厳しい場合)には、ストーカー化する方もいます。これは「自分の気持ちが全て」で、相手には別の気持ちがあるということが想像しづらいので、「どうして思った通りの反応をしてくれないのか。分からない」とパニックを起こすためだと思います。

最後のほうは少し悪口めいてしまいましたか?
(くれぐれも差別に使わないでください。アセンダントの星座は本当に本質が出ますから、なるべく人に知られないようにしたほうが良いと思います)
基本的に私はアセンダント獅子座の方が好きなのでそこだけ誤解なきようにお願いします。

なお、上の特徴はアセンダント星座が火のエレメントの方全てに、ある程度共通しています。
「無邪気さがある」
「可愛らしい」
「本質的に明るい」
「想定外の質問をしてくる」
「遠慮がない」(笑)
というあたりの特徴は皆さん似ていると思います。
魂の経験値が高い人であれば、アセンダント星座が火の方でも大人の振る舞いができますので世間での印象はかなり違うでしょう。その代わり、メールでは視覚情報など余計な情報がカットされますから、本質が分かりやすいとも言えます。(私の場合は特に、対面よりも相手の文章を読んだほうが本質をつかみやすい)

★ただし、ご自身の申告で「私のアセンダントを推測してください!」というご依頼は不可能なのでお断りしています。理由はこちらご参照ください。⇒アセンダント推測について、追記

このように占星術に慣れた人ならメールだけでも相手の基本エレメントくらいは分かってしまうほど、アセンダント星座には明白な特徴があります。ASC恐るべし、です。
ただし他記事で書いた通り、アセンダントの癖は無意識で行っているため本人は無自覚なこともあります。
稀にですがアセンダントを指摘すると、「自分はそんな人間じゃない!」と激しく否定される方もいます。客観的な事実としてその星座の特徴が揃っているのに、です。

こう考えてくると、
「自分はこういう人間である」
というアイデンティティはどこにあるのか?
自分で自覚した性格なのか、それとも他者から見える性格なのか?
難しいですね。

実際、魂が生まれた頃から備わっている最も古い性質はアセンダント星座に刻まれていると思いますから、「魂はASC」とも言えるはずです。しかし本人の自覚という観点からは、「現世のあなたのアイデンティティはASCである」と言ってあげられないこともあります。
鑑定する側としては悩むところです。
(でも、少なくとも「自分のアイデンティティは太陽星座にある」と感じている人は現に少数のようです。不思議ですね。最も本人が自覚しやすいのは、やはり月なのでしょうか)


【追記】
>アイデンティティはどこにあるのか?
これは仏教的な自我(エゴ)とはまた異なる、もっとシンプルな話です。
 「究極的には自我など存在しない。どれだけ殻をむいても自分という核は存在しないのだ。個性に執着するのは悪徳だ。今すぐ個性を放棄しろ!」。――ああ、はいはい。ですよね。仰ることは究極の真理です。ただまあ、そんな真理はひとまず置きまして、現に地上に生きている我々には「性格タイプ」というものがありますよね? どんなに否定しても地上の現実では時間ルールに縛られ電車やバスが往来しているし、人の個性も地上では存在すると思います。
 ここで書いているのはそんな次元のお話。肉体に近い次元での方便。でも、「方便」も地上では現実なのですよ。

 

ご注意

この記事は、あくまでも各星座の本質を抑えたうえで、「裏付け」として星座タイプの共通項を抽出してみたものです。たまたま自分が見かけただけの情報で語っているものではありません。
「私が見た〇〇座は性格悪かった」などの経験情報だけを蓄積していっても、永久に星座の本質は分かりません。エレメントなどの本質を理解したうえで、現実(判例)と照らし合わせながら理解していくのが占星術を身に付けるコツだと思います。
 あわせて読んでいただきたい記事 ⇒枝葉に囚われるのは何故? 「削ぎ落とす」のが、俯瞰思考のコツ

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吉野 圭-Yoshino Kei
Posted by吉野 圭-Yoshino Kei
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