-
※占い館からの転載

前記事で私は、「前世で自分は悪いことをしていた」と書きました。
(戦略家という仕事をしていて、たくさんの人を殺したことについて「悪いこと」と書いた)

この記事にいただいたコメントが深いテーマに関わっていたため、別記事とさせていただきました。

引用:
>吉野さんの前世はホントに悪いことをしていたのでしょうか。戦乱の世では有能な戦略家がまず戦争を終わらせることが第一になるように思えるのです。

ありがとうございます。
同様のご意見は、小説読者の方々からもよくいただきます。

確かに、私のしたことを「悪いこと」と呼ぶのは単純化した表現です。
そもそも私が前世で戦略家の道を選んだのは、「戦争を最大の敵」と考えたからでした。
敵を知れば敵を制することが出来る。
つまり、戦争を知れば戦争を終わらせることが出来るはず。
私は最も憎むべき敵である戦争をやっつけるために、戦略の道へ進んだものです。

同様に世界中どこの戦略家たちに対しても、既に起きている戦争を終結させるため、業務として戦略立案することを「悪」と責めるのは間違っているでしょう。


それからスピリチュアル的に言えば、私は前世で死んだときに
「お前に罪は一切ない」
とアドバイザー霊からはっきり告げられました。
生きていた当時はずっと、自分は莫大な罪を背負い続けているのだと考えていたので意外でした。

ただ現代の私が前世を思い出したとき、本当にショックだったのですよ……、自分が人殺しだったと知って。
まさか自分が率先して戦争に関わっていたとは思わなかったので、しばらく落ち込みました。
私は生まれてからずっと「戦争ほどの悪はない」と思ってきた人間です。これほどショックなことはなかった。

(他人は私が自己評価を高めるため「良い前世」の妄想を見たのだと考えていますが、私には最大級のショックでした。自分が泥棒であったり落ち武者であったりするよりもショックです)

だからと言って私は現世で延々と
「自分は悪いことをしたのだ。責任は全て自分にあるのだ」
などと考えて自分を責め続けているわけではありません。
こんなふうにいつまでも責任を感じていたら、また「ウザい性格」などと言われてしまいますよね(笑)。

しかし
「いかなる理由であっても戦争は悪」
これは現代の私の感覚ですが、この感覚はあくまでも大切にしていきたいと思っています。

その感覚から、私は過去に自分が積み重ねた知識などは放棄しているのだと考えられます。

「放棄」かそれとも新しい道を目指すためか。
いずれにせよ終わったことなのでしょう。


これからは違うアプローチからでも、自分の出来ることをしていきたいものです。
それが具体的に何であるのか、何をすればいいのか未だに見つけられずにいるのですが。

未だに忘れられないのは、小説読者の当時60代の方からいただいたお言葉です。
「今世ではあなたの智恵を平和のために活かされてください」と……。

あれから15年以上が過ぎました。
未だにお応え出来ずにいるのが申し訳なくてたまりません。


今ここで、何をすべきか。
現代では皆、あがいて探し回っていますね。
私も自分のことになると何をすべきなのか、てんで分からないのです。

ただこれだけは言える。
きっと私はこれからも、大それたことなど何も出来ないでしょう。
大それたことは望んでいませんし。

だから一つだけ心がけているのは、目の前で起きたことに一所懸命になろうということです。
身近な人が困っていたら助けたい。
目に見える範囲でいい。せめてその範囲だけでも平穏にしたい。

今思うのは、人間はきっと目に見える範囲で人を幸福にすることが最も大切な使命なのでしょう。
その使命を果たせない人のほうが遥かに多いのです。
どんなに有名になっても、同じです。
関連記事
吉野 圭(Yoshino Kei)
Posted by吉野 圭(Yoshino Kei)
気に入っていただけたらシェアお願いします。要パスワード記事は引用しないでください(パスワードを貼るのも禁止です)
記事リクエストはこちらから:★コンタクト

管理用 anriy3@gmail.com