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『サイデリアルかトロピカルか問題』について再び触れるが、やはり「サイデリアルのほうが当たる」と感じられる人は存在するらしい。
特にアセンダント星座について。
つまり、西洋占星術の計算で出したアセンダント約一つ前の星座のほうが、「自分らしい」と感じる方もいらっしゃる。

確かに、惑星はともかくアングル(ASC/MCなど)は、サイデリアルのほうが合理的なのだよな。 どちらも定めれば同じ

ただ少なくとも私自身は全くサイデリアルのアングルに当たっている感覚がない……、これは私の自分に対する感じ方が間違っているわけではなくて、客観的にもそうとしか言えない現象がある。
鑑定した方々も、私の目から見る限りでは現行の西洋占星術のアングルのほうが当たっていた。
(ご本人やご家族の意見も伺って同様の回答を得ている)

いっぽう、「サイデリアルのASC星座のほうが私を表している」と感じる方も確かに存在する。
その感覚も、間違ってはいないと思う。

うーん、
どちらが正解なのか益々分からなくなる。
プロの占星術家たちが長年この問題で議論してきてまとまらないのも頷ける。

どうやら「現代ではサイデリアルに合う人、トロピカルに合う人、どちらも存在する」と考えるのが一番現実に合っている。
そんなことを言ってしまったら商売が不可能となるので、占星術師たちの大反発を受けると思うが。

しかし、もしそうだとしたら何故こういう結果になっているのだろう?
もしかしたら、地球における経験が古い魂・新しい魂で定義が違う可能性がある……、等と思ったりした。

占星術は定義に過ぎず、高次世界と地上との共通言語だから、
「惑星の重力が性格や運命に影響を与えているのだ」
と物理法則的に考えると間違う。

その言語定義がどうなっているのか。
しばらく調べて研究していきたい。


※〔2018/5/29 追記〕 「サイデリアルで占うアセンダンサインは、自分の性格とは違う気がする」という話をすると、インド占星術の人たちは「アセンダントは性格ではない。性格は月で見るのだ」と仰る。
(昔から、インド占星術師たちが「アセンダントサインは最重要」と強烈に推していたのは事実なのだが。サイデリアルVSトロピカル議論になると、何故か急に「アセンダントは性格ではない」という話になる)
確かに月は地上での活動で身に付いた行いだから「性格だ」と仰ることも理解する。月のほうが浅いところにあるので本人も占星術師の目から見ても性格として感じやすいだろう。ただ、もう少し深く観るとアセンダントのほうが圧倒で根深い魂の癖=根本個性であることが分かるはず。
リラックスしているときなど、無意識の時に表れるのは魂の根深い個性のほう。また著名人を遠目から眺めても大きなイメージとして感じる個性は魂の本質。 

 最近の好例。 オバマ元米国大統領(ASC水瓶座) /トランプ米国大統領(ASC獅子座)
 :トロピカルにて。サイデリアルにするとオバマ氏は山羊座の権威主義者となり、イメージから離れる。なお、トランプ氏がやたらとオバマ氏ばかり意識して反対行動を取るのも、アセンダント180度の反発心と言える

変えられない根本の癖はインド占星術的に「カルマ」と表現するのかもしれないが(私は魂の個性をカルマと表現するのは言葉として違うと思う)、だとすれば「性格」って何だという根本の定義から議論を始めなければならない。
性格の定義は措いて、あくまでもここでは、無意識時の本人の個性を「自分らしさ」と表現する。




1/7にメールをくださった方へ。
一つ前のアセンダント星座で当たっている感覚があること、「アングル・ハウスをサイデリアルで出す手法」についてご紹介いただき、ありがとうございました。
チェックが遅くなり対応が遅くなったことお詫び申し上げます。
この件については今後も調べていきたいと考えています。

 >>続き。ハウスもサイデリアルで自己分析してみた
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吉野 圭(Yoshino Kei)
Posted by吉野 圭(Yoshino Kei)
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