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色々と世間を騒がせるビッグニュースが多く、過去の情報は速いスピードで流れていく昨今。 忘れてしまいたくないから、気になっていたニュースをメモしておく。

ディストピア、ここに極まれり。
……と言うか古典SFのディストピアは現実のこれらファシズム国家をモデルに描いているのだけど。

習氏のこの政策は、具体的には
長々とゲームをするのは怠け者、献血をするのは模範的市民、等々、格付けの高い者を優遇し、低い者を罰するこのシステムにかかれば、反政府活動どころかぐれることもできない
なのだという。
もちろん道徳を浸透させる目的などさらさらなく、「国家に歯向かう者」や「習近平に批判的な者」をあぶり出し、処罰する目的。
“処罰”とは、今は不動産が買えないとか切符が買えないといった人権侵害が緩やかに始まった程度だが、やがては収容所・強制労働、そして“殺処分”の共産刑罰フルコースとなるのだろう。

高度で漏れのない監視システムによって現代ディストピアはSFを超えてしまった。
欧米の人権団体は、どうしてもっと騒がないのか?
いつもこういう政策には目くじらを立てて騒ぐのに、何故か最近の中国に対しては批判のトーンが控えめ。
大事な14億人のお客様だから?
結局、金は強いということ。金の前では人権団体も手揉みをするのか。
絶望だな。

しかし、このような独裁行為は人間としては完全にアウト。
「人として」、いや「魂として」の格付けでも最低ランクであることは間違いない。

きっと共産主義の人たちは「魂」の存在など信じないし、形而上である死後世界も信じないだろう。
(そもそも共産主義の教義では、そういった形而上の話を信じることを禁じている)
そして過去の歴史も全否定して踏みにじるのが共産主義の教義だ。
だけど、習氏は教養のある賢い人だからこの古文くらいは聴いたことがあるはず。

天知、神知、我知、子知 ――(天知る、神知る、我知る、子知る)『後漢書』

悪い行いは自分自身が知っているし、天にも知れ渡っている。
あなたの行いが誠心から出たものではなく、利己のためであることは世界中が知っている。
たとえ今の地上世界で歯向かう者がいなくても、魂の格付けであなたは最低ランクとなる。

実際は評価してくれる神様も閻魔様もいなくて“魂の格付け”などというものも無いのだが、魂は死後、生きていた頃の行いによって分化されるという。それは地上の“格付け”とは違い、エネルギーが似た者同士で寄り集まるだけ。このため科学に似て、完全正当で厳格。
自らの権力保持のために民の人権を奪い、人を殺し内臓を売りさばくなどの残虐行為に及んだ者は、おそらく世界トップクラスの独裁者(ヒトラー クラス)が集う暗黒世界へ行くのだろう。



ダラダラと余談を続ける。

私は昔から、不思議で不思議で仕方がなかったのだが。
こういう独裁者たちは、いったい何のために権力にしがみつこうとするのだろうね? 
永遠に生きられるわけではないというのに。

「我が子、我が一族に権力を与えたい」
との目的であれば、動物の本能として致し方がないのかとも思う。
そのような本能だとしても、自己中心的な目的で他人を虐げる行為自体に私は嫌悪を覚え、深く軽蔑するのだが。

まして現代中国では権力の世襲がない制度なので理解が及ばないな。
もしも
「我が中国人民のため」
「国家繁栄のため」
などという愛国精神の親心から出た行動なのだとしたら理解できなくもないが、少なくとも現代中国の首領でそれはないだろう。
(愛国心だとすれば何故、最も大切な人民を殺せるのか? 異民族であっても同国人のチベットやウイグルの人々へ、何故あのような残虐行為ができるのか?)

もしかしたら習近平氏は、現代技術をもって現実に「永遠に生きる」気でいるのだろうか。
始皇帝が実現できなかった夢を現代で叶える気でいる?

そう言えば、豚の脳だけを生かすという、残酷極まる実験が成功した可能性があるとか。
次は習氏の番ですか。
(※キャラ名で書いていたけど、中国から閲覧できなくなる可能性が高まるのでカット)

「永遠に生きる」以上の拷問はないというのに、勇気あるね。
権力欲はあんな拷問を耐えてまで生きたいと思えるほど、凄まじく抗い難いものなのか……?

独裁者の皆さんに本気でアンケートを取りたいよ、「なんでそうまでして権力独占したいの?」と。

/「お前はどうなのよ?」と言いたい人がいると思うので一応書いておくと、記憶によれば私も過去世で権力独占したことはあるらしい、不可抗力で。
と言うより、単に全責任を負ったつもりの独り相撲だったかもしれない。
自分のために権力を独占したいと思ったことは本当に一瞬もない。
たとえ独りよがりであったとしても、他人のためと信じて責任を負う人生は究極の幸福だった。それでも、体力的にも精神的にもきつかった。
だからこそ不思議で仕方がないのだ。
他者のためと思っていても、全責任を負うのはきつい。まして自分のためだけに権力を独占するのは、苦しくて孤独で、いくら欲を貪っても渇くだけ。100%不幸なことばかりだろう。そんな地獄に自ら飛び込むのは何故だ? と訊いて回りたくなる。
宇宙の果てに存在する理解不能な人たちだ。


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吉野 圭-Yoshino Kei
Posted by吉野 圭-Yoshino Kei
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