私がインド占星術を選ばなかった理由


 私の占星術サイトを訪れる方は、
「このサイト主はアセンダントとかドラゴンヘッドが大事と言っているわりに、何故インド占星術を選ばなかったのか?」
と疑問に思われるはず。

そもそも、インド占星術のほうが古代の手法に近い。
私は日ごろ「古代手法に共鳴する」と言っているので、その意味でもインド占星術を選ぶのが妥当と思われるだろう。

でも既に中学生のころにインド占星術は選ばないと決めていた。
何故か。
理由は単純。始めの一歩の、性格占いが「当たらなかった」から。

インド占星術だと、西洋占星術と比べて今は一つ前のサインにアセンダントが来る。
だから私の場合、インド占星術ではアセンダントが「山羊座」となる。
そしてインド占星術はアセンダントを「魂の性格」と見るから、私は「山羊座の魂を持つ人」、ということになるのだが……。

私の感覚では、全く自分の本性は「山羊座」ではない。
確かに真面目に見られることは多いし、野心家で権威主義のように誤解されることもあるが(いや、それは前世晩年だけの話か。たまたま当時の地位のせいで。今は全くそう言われることはない)、身近な人たちは都合の良い誤解だと笑うだろう。

やはり、現代心理学の性格分析でも裏付けられている通り、自分なりの価値観を持つ「水瓶座」の解釈のほうが抵抗感がない。

こちらのインド占星術サイト様によれば、

西洋占星術とインド占星術では、アヤナムシャにより23~24度ずれているため、西洋占星術のアセンダントとインド占星術のラグナはだいたい1星座ずれます。「自分が見た自分の性格」は西洋占星術(トロピカル)で表され、「他人が見た自分の性格」はインド占星術(サイデリアル)で表されます。アセンダントは「仮面」を表すと言われますが、自分がつけている仮面と他人が思う仮面があるわけですね。

とのことだが、その通り私は他人からのイメージで山羊座風に見られることがあるかもしれない。
でも、だとすればそれは本来、12室が「他人からの印象」(古代解釈)であるため。
ということはやはり、トロピカルのほうが正しい本人の性質を表していることになる。
(そもそもアセンダントを「仮面」と解釈するのは近代西洋占星術の太陽星座派。古代のアセンダントは「魂」であり「自分」なのだから、インド占星術で「仮面」と定義するのは違う)

これはたまたま私だけなのか? 
と思って様々な人を調べてみたが、やはり西洋占星術の計算のほうが本人の性格を正しく表していると感じる。
不思議なことだけどネイタルに限っては、トロピカル計算がどうやら正しい。


と。
このようなわけで「インド占星術は当たらない」という印象を中学時代に持ってしまい、以降学ぶこともなかったのだが。
最近、もしかしたら未来予測としてはインド占星術のほうが優れているかも? と思い始めた。

もちろん輪廻転生の思想を学ぶにもインド占星術の知識が必須。
勉強を続けます。

2018/1/6 この話の続き。⇒サイデリアルとトロピカル、どちらのASCが当たるか?

 

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