前世(仮)、ドラゴンテイルへ歩いた見本人生

 <<前記事にて、
今世のドラゴンヘッドについて読んだついでに前世(仮)のドラゴンヘッドサインも見てみます。

あくまでも「仮」なので怒らないで欲しいのですが、私の前世のものと推測される出生ホロスコープでは
ドラゴンヘッド: 牡羊座
ドラゴンテイル: 天秤座

だったようです。

「スピラー本では解釈を逆に読む」という方法に従い、『ドラゴンヘッド天秤座』のページを読んでみます。

 あなたは個人的成功、自立、単独行動に象徴される人生を送ってきた結果、チームワークやパートナーシップを忘れてしまっています。ドラゴンヘッドを天秤座に持つ人々は前世の大半を戦士として過ごしてきたのです。
 …この影響からあなたは生き延びる欲望が過剰に開発され、自分対他人として考える習慣が染みついていて、それ以外のことに無知なのです。
「過去世の大半」ではないですが、確かにこの一つ前の転生では戦士(使い捨ての傭兵)として生き、若いうちに死んでいます。
さらに言うと、この人生までは長いこと一人きりで生きて来ました。
戦士だったことは一度しかありませんが、ほとんど孤児として過ごし、生き延びるだけで奇跡という状況が多かったように思います。
そのわり「生き延びる欲望」はあまり育たなかったように思いますが、自立心が突出してしまったということであれば当たっています。

 あなた方には怒りを爆発させるという非常に強い傾向があり、これは直す必要があります。あなたは子供のような感情を持っていて、自分の思い通りにならないと、きかん坊に豹変して周りの人を無理やり自分に従わせようとします。
残念ながら、ここは全く当たっていませんね。笑
やはりヘッドのサイン解釈を性格として読むには無理があるように思います。

全ての転生を通して、私は「直情的に生きる」ことが苦手です。
それは家族と過ごした経験がほとんどなかったので感情表現を学ぶことができなかったからとも言えるし、何よりアセンダントサイン(筆者のASCは感情表現が苦手な水瓶座)のほうが本当の性格であるからかもしれません。

孤児が生き延びるためには、エゴを発達させたり直情的に動く必要があるのですが、それにも関わらずエゴや感情が育たなかった。ASC性格は変わらなかったようです。環境よりも本質性格が強いという証です。
 あなた方は非常に強い自我意識があるため、他人にも同じように強い自我があると考え、無意識に自分と同じように強いパートナーを求めています。見つけた相手が自分と同じように強くないことが分かると大変失望し、苛立ちます。
うーん???
それこそ、全く無かったですねぇ。見た目だけが強い人、嫌い。前世も今世も。
前世で私は強いパートナーなど欲しいと思ったことが無いし、実際に惚れたパートナーは強い印象の人ではないし。
たぶん、彼は精神的には強いとは思いますが。
 あなた方はすばやい決断を下します。すぐに行動に移す習慣がついている
……そうなれたらいいなと思っています、いつも。
私は前世も今世も行動力に難があります。これはベース性格のせい。

〔補足〕筆者の前世については「決断が遅く、行動が遅い」との定評があります。まったく正しい評価だと思います。この性格は現在も同じ。
 あなた方は自己陶酔(ナルシスト)の傾向を抑制する必要があります。

笑った。
確かに、私は全体に容姿が良い人生を送ってきたらしく。
容姿その他、褒められることが多かったので他人が見たら「ナルシスト」ということになるのだろうけど、私自身は気持ちよく自己陶酔したことが一度もありません。
素直に自己陶酔できれば人生楽しいのだろうな、と想像します。

〔補足〕ナルシスどころか私には強めの自虐傾向があります。前世も今世の幼いころも、壮絶に称賛されてきたので自惚れる機会はたくさんありましたが、褒め言葉はスルーするか信じない癖がついているらしい(おそらく称賛のプレッシャーから心を守ろうとする自己防衛だったと思います)。このため自己評価は地の底ほど低く、「私は無能です」が口癖でした。病的で有害な自虐癖であり、現在ではアンチの誹謗中傷を助けているようなので、猛省して少しは称賛も受け入れられるようリハビリ中です。

……というわけで全体に性格は全く当たっていませんでした!
申し訳ない。
牡羊座性格が私のベース性格とかけ離れ過ぎなのです。

性格はともかく、スピラーが言いたかったのは
「あなたは独立独歩で生きている」
「今世でパートナーを見つけ、伴に生きる必要がある」
ということでしょう。

この点、当たっていましたし、その通りに生きることができました。
どうやら前世の私は早い段階でテイルを実現してしまったようです。
「仲間とパートナーシップを築き、天秤座(テイル)らしく生きる」というテーマです。

以降はどちらかと言うと天秤座に近い人生となり、仲間を支え人に奉仕することを喜びとして生きています。

こうして前世の私はテイルの方へ歩いて行ったため、カルマの輪が閉じ、一つのテーマが終わりました。
自分で言うのも何ですが、魂として優等生な人生だったと言えるでしょうか。

もし前世であの時、彼の手を握らずに背を向けて一人生きることを選んでいたら――それは再びヘッドの方向へ向かって生きるということなのですが、そうしていたら元の木阿弥。
独立独歩の孤独な人生を生き続け、今もまだ同じテーマに留まっていたことでしょう。

やはり、人生ではテイルの未来へ向かって歩かねばなりません。
早い段階でヘッド(過去)に別れを告げたほうが幸福になれるようです。


ちなみに前記事で書いた通り、今の私はまだヘッドの影響から抜け出せていないらしい。
もしかしたら今世で初めてこのカルマに取り組んでいるのかも? 
と言うことは、今世中にテーマを終えることは難しそう。まだもう少し転生を繰り返すことになるでしょうか。

【引用した文章】
『前世ソウルリーディング』ジャン・スピラー著 東川恭子訳(徳間書店) P278-319

 

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