小説にいただいたご感想(小説サイトにて)

 かつて小説サイトを運営していた頃に読者様からいただいたご感想です。

今改めて読むと、とほうもなく過分なご感想ばかり……。
恐縮で冷や汗が出てきますが、いただいたお言葉を大切にこれからも真面目に生きていこうと思います。
ご感想をくださった皆様、ありがとうございました。

※メールアドレスの無かったご感想のみレスを書いています

『我傍に立つ』

 

 我傍に立つ

 

 

 

 

年齢は当時のもの。一部抜粋です。

しばらく小説を読んで泣くということがなかったが、途中から号泣してしまい、涙が止まらなくなった
(十七歳女性)

感動だ…(マジ)。この小説を読ませていただき本当にありがとうございました!
(十四歳男性)

何度読み返しても、新しい感動を得られる。最初に読んだ時に泣いたのに、また涙が出て来てしまう
(二十代女性)

この小説が私に与えてくれたもの、それは“平凡の中にこそ心の安らぎがある”ということ
(三十代女性)

いつのまにか引き込まれて一気に読んでしまった。とにかく何かにひきつけられました
(五十代男性)

若い人も捨てたものではないと思って、嬉しくなった
(六十代男性)

・一人の人間の一生を描いているというだけでは片付けられない、大変劇的なストーリー
・文章運びに迷いが見受けられず、とてつもないエネルギーを感じる作品に仕上がっている
(某評)

これほどの文章、深い思想を有した小説を、日本人が書いたのを読むのは初めて
(六十代男性)
著者コメント:こちらのご感想は何度拝読しても冷や汗が出てきます。まさかそんなはずはないだろうと思うのですが、ハードルを上げ努力するために掲載させていただいております。

 「我站在傍辺」を読ませて頂きました。 読み始めるとどうにも止まらなく、今ちょっとした寝不足状態と興奮でハイになっているので、少々読み苦しい所もあると思いますが、ご容赦願います。 読み終わった直後の感想は、 「なんて壮大で綺麗で、切ないんだろう…」でした。読んでいるうちに、私まで夢の中に引き込まれてしまいそうになるくらい、胸に響いてきました。 現代においても、いつの時代においても、人と人とは一期一会でしょう。ですが、あの時代(拙い私の知識でですが)では、人が生きて、出会い、別れるということは、もっと強く深い意味を持っていたはずです。だからでしょうか、あの彼らの出会いと別れに、とてつもなく一喜一憂して、思わず涙ぐんでしまいました。
 吉野さんが、夢を書き留めて、それをWeb上で公表して。私が偶然ここにたどり着き、この記録を読んだ。そんな偶然がたくさん重なって、彼らと出会えたことに。その可能性の素晴らしさに、感謝します。
 とても素敵な出会いを有難うございました。 これからもお体に気をつけて、素敵な言葉を綴っていってください。
(Y様 二十代女性)
(メールアドレスがなかったのでこちらにて返信)
 Y様、温かいメールありがとうございます。こうして読者様と出会えてメールをいただけることもまた奇跡。自分だけで心の中に閉じ込めておいたら一生味わえない幸せでした。これからも読者様との一期一会を大切にして、心にあるものを綴っていきたいと思います。
久方ぶりに感動しました
(年代不明)
一言メッセージにとても感激しました。お返事できず申し訳ありませんでした。


以下はアマゾンでいただいたレビューです。
不当に削除されたもの、今後も削除される恐れがあるもの(5つ星で長文等)をこちらへまとめて転載させていただきます。
sora
5つ星のうち5.0 「真実の物語」に涙
2018年5月20日

心の琴線に触れるとても感動的な物語でした。
このような小説は初めて。

隆恒と、主人公至暁の、主従関係という表面上の立場を超えた在り方が素晴らしいです。

今まで考えたこともなかった、「上に立つ者の孤独」というものに気づかされました。
周囲から期待され、求められるばかりの人生に疲れきっていた隆恒は、自分と同じかそれ以上の夢と器を持った至暁という人に出逢ったことで、救われたのだと思います。
自分も誰かの夢のために生き、役立つことができる。それが彼にとってどれほどの癒やしとなり、生きる力となったのか。
そんな、自分に新たな命を与えてくれた至暁の夢を叶えるために、彼が王となる決心をする場面は感動的で泣いてしまいました。

主人公の至暁が、声高にではなく静かに語る言葉には、人の心を動かす力が秘められていると思います。
隆恒はそれを聴き逃さず、受け止める器のある人物だった。
お互いがお互いを必要としながら、決して依存的ではなく、命の輝きのようなものを分けあい与え合っている。
本当に素晴らしいと思いました。

一方、隆恒の死後、至暁が彼と同じような孤独に陥っていく様子は、読み進めることが辛いほどでした。
周囲の多くの人たちは、彼の志を理解する器を持たず、劣等感から至暁に嫉妬し、彼を貶めることで自らを正当化することに終始するという…、今の時代にも、あらゆる場面で遭遇することです。
彼の孤独はどれほどだっただろうと、想像するのも辛くなります。
人は良くも悪くも人の中で影響し合って生きていて、決してそこから逃れることはできないと痛感させられます。
まるで神様から与えられた修行場のような世界で、それでも最後の最後まで、自分を失わず、切ないほどひたむきに懸命に生き抜く至暁の姿に涙。

「私の夢は、〝全ての人々が真実を手にした世界をこの世で見る 〟ということなのです 。
そして私自身は 、真実がこの世で実現するための 、突破口の一つになりたいと思っています 。」

これは、自分の中に、ぼんやりと存在していた何かと同じだ、と思い、泣きそうになりました。
自分では、うまく言葉にすることもできず、はっきり自覚すらできていなかった、でも確かにずっと長い間追い求めていた何かが、そこに語られていると思い、鳥肌の立つ思いでした。

主人公の言葉が、そのまま著者ご自身の心の声だと想像すると、このような思いを秘めている方が同時代に生きておられるのだと、とても勇気をもらえる気がします。
返信はblog-entry-918.htmlにあります。

Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0
人としての道理とは何か
2019年11月4日

今まで想像していた人物像とかけ離れていましたが、それでも主人公の真っ直ぐで清廉潔白な人柄は尊ばれて当然のものに思います。
仲間たちとの日々は苦しみはあっても、とてもキラキラしていて、幸せだったんだろうなぁと文字を伝って感じとれました。だからこそ、主人公がたった一人で国のために尽くそうとする姿あまりにが遣る瀬無く、自分を責めてばかりいる責任の強さに対して「どうしてこの人ばかり」と無念と悔しさで気付けば涙が出ていました。

しかし、苦難も幸福も紙一重です。
主人公は耐え難い苦難と同等に主人との絆に出会えました。二人の信頼関係は普通の人では滅多に体験できない崇高なもののように思います。それを存分に経験できたのはかなりの幸ではないでしょうか。
波乱に満ちた人生にも関わらず、最後の最後まで"自分よりも国民のために"と見事な生き様に感服するばかりで、読了後、自分の人間の小ささをしばらく省みました。

何かに迷い、何かに踏ん切りがつかない時は、またこの本を読み返すと思います。
この物語を文字にして残してくれたことに感謝いたします。
返信はblog-entry-1580.htmlにあります。


こちら↓は何の問題もなく正しく投稿されたレビューなのですが、アマゾンレビュー担当者によって不当に削除されたものです(トラブルがあり苦情を申し立てたところ、報復のように削除された)。レビュアーの方の誠実を残すため、掲載させていただきます。
5つ星のうち 5.0

どう生きるか、それは自分が決めること。

投稿者 kv 投稿日 2016/4/24
形式: Kindle版

この小説を思い出しただけで、胸がいっぱいになって言葉が出てきません。
涙が止まりません。
とてつもないエネルギーに溢れた小説です。

この小説を読むと、今の日本人は(私も含めて)あまりに誤魔化しの中で生きているのがわかり、恥ずかしさや焦りさえ感じます。自分は正直に生きていない、人生を無駄に生きているのではないか、と真剣に反省したくなるのです。

何が正しくて間違えているか、などという判断はしょせん人間にはわからない。
でも、自分の”心の声”ははっきりわかる。
それなのに、それを無視して生きている毎日。そんな自分にうんざりする。

義、信念、尊厳、友情、利他心、。。。そんな、人間らしい感情を持って人生を生き抜いた人たちの話です。
人間としての”心の叫び”を聞きたかったら是非読んでください。

物質主義に毒されて自分を見失ってしまう日常生活の中、たまに読み返すべき小説だと改めて思います。
読み始めると竜巻のようなとてつもないエネルギーに巻き込まれ、読みきる頃には疲れ切ってます(笑)。人生の苦渋を正面から受け止めなければいけないのですが、同時に、読み終えたときに”人生って素晴らしい!”という清々しい幸福感を感じることができます。

渾身の傑作です。

(この小説はあまりに素晴らしいので何を書いたらよいかわからず、レビューを控えていました。でも、一人でも多くの方に読んでもらいたいので正直な感想を書きました。是非ご自身で読んでみてください。)

コメント 3人のお客様がこれが役に立ったと考えています.
このレビューを読むと涙が出てきます。
特に、
「人間らしい感情」
「人間としての”心の叫び”」
と書いてくださっていることを嬉しく思います。
これだけ真っ直ぐに、深く伝わっていたのだと知って報われる想いです。
レビューに救われるということが現実にあるのだなと知りました。kv様、ありがとうございました。

追加。
『僕が見つけた前世』のレビューですが、やはりアマゾン担当者に消されたため掲載しておきます。
5つ星のうち 5.0

前世を信じても信じなくても面白い本です。読み出したら止まらなくなります。

投稿者 kv 投稿日 2016/4/24
形式: Kindle版 Amazonで購入

面白いです。夢中で一気読みしてしまいました。紹介文は軽めに書いてありますが、実はとても深い内容です。それに、実は”一冊で3度美味しい”小説です。

その1)高校生になった気分で、わくわくドキドキします。恥ずかしいこと、傷ついたこと、理不尽な世の中への怒り、友人の優しさや嫉妬などの微妙な感情。。。著者は高校生か!と思ってしまうぐらい活き活きと描かれています。きっと理子ちゃんファンは多いでしょうね。私も大好きです。高橋とかも、「ああ、こんなヤツいたなあ」と誰もが思うはず。主人公は非常に繊細な神経の持ち主でその苦しさが伝わってくるのですが、一見平凡に見える友人たちにさえ彼らの苦しみや悩みを行間からひしひしと感じます。他の小説でもそうですが、吉野圭さんは人物の心のひだを表現するのが非常に鋭く、上手いです。私のような中年の読者を瞬時に高校時代にトリップさせてしまうのですから。

その2)主人公が前世を見つけ、疑い続けながら真実を知っていく過程がサスペンスのようでドキドキします。驚く展開がいくつもあり、読むのを止められなくなります。前世とか信じていても、信じていなくても、面白いです。信じている人には「これは安っぽい話ではない」とだけお伝えしておきたいです。信じていない人には「このストーリーを全て創作できる著者って凄い才能ですよね」と言いたい。いずれにせよ、他の本にはない、大変個性的な内容です(私は占いとか好きではないタイプなので、主人公が過去生について非常に懐疑的な姿勢を持ち続けて解明していく姿勢に好感が持てました)。

その3)実は現代の物質主義に侵された私たち、平和の有り難みを忘れてしまった私たちへの鋭いメッセージが何気なく書かれています。私がドキッとした箇所を少しご紹介します。

「偏差値勝負はお前らだけの勝負であり、勝負に参加していない人には関係ない。そもそも自分より数値の低い人を意識して安心している時点で、自分がたかだかそのレベルの能力しかない人間であることを暴露している。本当に自信があるなら、他人と自分を比べる必要は全くないはずだ。」

「自分の大切な趣味を失うということは自分を失うということだ。それは絶対にしてはいけないことだとようやく気付けた。誰にバカにされても、人間として最低限、自分の好きなことだけは失ってはならないんだ。」

「今のこの国はあんな奴らばかりだ。自分より弱いと決めつけた人間を寄ってたかって虐待して、自尊心を満たそうとする。無抵抗の相手を殴って鬱憤を晴らせばますます自分が惨めになるだけなのに、それを恥とも思わない。眺めている人たちも弱い者を助けようという発想すら浮かばない。」

最後に、個人的に一番感動した部分です。

「せっかく平和な時代に生きているのだから、この平和を味わいたい。前世で忙しかったぶん、休日を取り戻すのもいい。無名人として一生を読書三昧で過ごすのもいいかもしれない。僕には贅沢なくらいの人生だ。」

吉野圭、渾身の傑作「我傍に立つ」を既に読んだ人なら、この文の深さを理解することができ、涙が止まらなくなるはず。

日本人は(私も含めて)完全に平和ボケしてますから、平和の有り難みが全くわかってないです。失ってからでは遅いですから、そういう意味でも吉野さんの小説は我々に大切なことを考えさせてくれる貴重なものだと思います。
2018/09/04追記 この方のレビューは幸福な思い出です。改めて、感謝)


以下は、タイトルの明記がなかったご感想ですが『我傍』へのご感想と推測されるためここへ掲載させていただきます。
読んでいて涙が出てきそうになった場面がたくさんありました。久々に感動できました^^すごくよかったです!!
(16歳の方)
いただいたのは何年前でしょう。今ごろこんなところでレスすみません。公開可でいただいたのですが、どの小説についての感想か分からずそのままになってしまいました。こちらこそ感激でした、ありがとうございました。
言葉で言い尽くせないくらい感動
ありがとうございます。もう本当に恐縮してしまいました。返信なしでそのままになってしまったことお詫びします。
マジ普通に泣いた
この一言だけのメッセージ、本気で嬉しかったです。ありがとうございます。


……他
過分な評価、温かいご感想を多数いただきました。
皆様、ありがとうございました!

『僕が見つけた前世』


この小説は2023年5月にAmazonでの販売を停止するため、「参考になった」数の多い上位レビューを引用させていただきます。
他の方のご感想は当ブログ経由でいただいたレビューと一緒にこちら「僕前レビュー」のタグでまとめています。
あっさむ
5つ星のうち5.0 ささやかながらも響く「癒し」をもたらす本
2016年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入

皆さんは、「生きづらさ」を感じてはいませんか?
人生に、閉塞感を感じてはいませんか?
特に、今までの人生からは説明できないそれを。
その原因がわかったら、どんなにか心が軽くなるでしょうか。

物語は、苦学生の静香くんが、たった一人で、誰にも言えない悩みを抱え込む所で始まります。
「勉強が出来てしまう」という悩み。
目立ちたくない、注目されたくない…。
そんな切実な思いがあり、彼は成績の悪い生徒を演じていたのでした。誰にも打ち明けられない秘密を持つ事。それはまさしく孤独です。
ところが、前世記憶を辿るにつれ、彼に救いがやってきます。
勉強ができる訳と、目立ちたくない性分の正体が判明します。
それだけではありません。
彼の悩み、それを興味本位ではなく真剣に付き合い、受け止めてくれる女性との出会いにより、彼は心の底から癒されるのです。これを経て、青年となった彼は少し前向きな気持ちで、人生を漕ぎ出すのでした。

本を読み終わった私は、自身の悩みを克服するべく、前世を辿る事にしました。
私自身、特に勉強などしていないのに
「物凄い勉強家だと思う」
と言われる事が少々コンプレックスで、またお金を持つ事、物質的に富む事に関して苦手意識を持っていました。
これは、どうやら私の過去生が、没落貴族出身の聖職者であるかららしいのです。若い頃は英才教育のもと、家を継ぐ事を当然と思って生きていましたが、戦乱に乗じて一家は離散し、貴族生活しか知らず、行き場を失った私は修道生活を送る事を選びました。
それは決して愉快な前世ではありませんでしたが、悩みの正体が判明して癒されたのも事実でした。

静香くんを孤独から解放する過程の感動をもたらし、その上前世記憶を辿る機会を提供して下さった筆者様には、感謝の言葉に尽きません。ありがとうございました。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
ブログ読者様からいただいたレビューではありませんのでご本人に届くかどうか分かりませんが、返信させていただきました

『Little Life(あの頃、君は僕の隣にいた)』


littleall.jpgLittle Life
2章あたりから、ずっとロムっていました。透くんがどんなふうに成長していくのかを楽しみにしながら。 (略)…じんわり暖かいものが来ました。これからも、頑張って下さい。 よしのさんの小説が、私は好きです。
(K様:二十代女性)

様々な場面で起こる、様々な問題・事件には、毎回胸をハラハラさせていました。(略)…本来の恋愛小説というものを見たような気がして、とても感動しました。見ていることによって、喜怒哀楽の感情が出てくる。これが、本来の小説全てのあるべき姿だと、僕は思っています。そして、この小説にはそれがあり、関心の心もあります
(A様:十代男性)

どちらかというと、あのどん底までの落ちっぷり、透の葛藤こそがこの話の、メインでしたね。 「痛いなぁ」と悶えながら読んでました。 周りの友達はそういうのが苦手な人が多いので、なかなかこの気持ちは共感されませんが。透の視点で進むということで、透の心情がよく出てよかったのですが、鈴の心情がいまいちつかみにくかったかなと思います。(略)… 生意気なことを言ってますが、あまり気にしないでください。(^^; では、これからもがんばってください。
(S様:十代男性)

透の優柔不断さだとか、弱さみたいなものも、高校生としてはリアルだと思いました。周りの人たちのことも、真実も、大人だってわからないようなことに高校生である二人が気付くのは難しいことなのかなあと思いました。(略)…とにかくとても人間らしい場面をたくさん見せてくれた気がするのです。…この小説を読むことが出来て本当によかったです! 本にして持ち歩きたいです(笑) ほんとうにあたたかい気持ちになれました。
(M様:十代女性)

(略)透の素直に自分の気持ちを受け入れられずに戸惑っている気持ちやもどかしさ、同じ環境でなくても、10代のころ自分の気持ちを表現したり、その気持ちが嘘なのか本当なのかもわからず苦悩した時を思い出し読みながら考え込んでしまいました。このような状況におかれてしまう人は少ないと思いますが、どんな人でもこの話に引き込まれる要素というか魅力はあると思います。子供のころの今よりもっと純粋に人を好きになれた気持ちを思い出して涙しました・・・。映画とかになったらいーなと思います(笑
(L(R)様:二十代男性)

たまたまパソコンで見ていたらこの小説を見つけてとても深い感銘をうけました。まだたいした恋愛もしたことの無いような高校生ですが、今は、常にこの小説<little life >のことを考えてしまいます。このような小説を読めた喜びと同時に、読み終わってしまった悲しさや、続きを読みたい・ ・・(略)など、読んでいて苦しくなり、また何かが心の中で動き続けているような感じがします。
(K様:十代男性)

(略)little life、読ませていただきました。 大変、読み応えありました。 吉野さまのような小説には、ネット上では、 なかなかお目にかかれません。 ありがとうございました。 これから、他の作品もだんだんに、読ませていただきます。 今後のご活躍と御自愛をお祈りいたします。
(E様:四十代女性)

小説は一日で読みました。 途中、ずっと泣いてしまい、自分でも焦りました。 私は今、この世界に自分は一人だと思っているから。 これは確信。きっと、私は一人。 家族にも愛されず、誰からも愛されず、一人でいる。 だから最初、私は透を見て、似てると思いました。 でもそれは最初の内だけ。 透と私は似ていない。 私がどんなに手を伸ばしても、あの世界に行き着く事は出来ない。 今回、この小説を読んで良かったと思っています。 ありがとうございました
(R様:十代女性)

小説同盟を転々としていたら偶然この小説に出会いました。 最後まで読ませてもらいましたが…凄い感動しました… 透と鈴の強いキズナがとても素晴らしかったです。 これから他の小説も読ませてもらいます。 これからも応援しているので更新頑張ってくださぃ。
(S様:十代男性)

若くて青くて苦いふたりの物語が、読んでいて本当に痛かったです。正直、一人称のお話は主人公の心情との距離が近すぎて苦手なのですが、このお話は絶妙なバランスでひりひりとした痛みを抱えつつも最後まで読ませて頂きました。ありがとうございます。
 K様、ご丁寧な感想メール、ありがとうございました。
 絶妙なバランス、とのこと。嬉しかったです。痛い恋愛の小説は好みが分かれるものですが、最後まで書いて良かったと思います。K様のおかげで、また恋愛小説を書きたいという気持ちが湧いてきました。大変励みになりました。感謝致します。
感動しました。
時折、涙でうるうるしながら拝読させていただきました。
人を心底愛するって、素晴らしいですね。はがゆいですが、そんな気持ちに気づくには多少の回り道はしょうがないですよね。
この小説では、そんなことさえもまた素直に受け入れることができました。
 ご感想ありがとうございます。公開可とのことなので、掲載させていただきますね。(最後の一文だけ結末に関わることなので非公開とさせていただきます、すみません)
 人を愛しきることはいくつになっても難しいと思います。私も小説を書いていて、「これは本当に愛なのか?」と悩むことが多いです。そのため主人公もフラフラ遠回りしてしまいがちなのですが、この小説を受け入れていただけて嬉しいです。
 小説の主人公とともに泣いたり笑ったりしていただくことは最高の幸せです。これからも、この気持ちを忘れずに執筆を続けていこうと思います。ありがとうございました。

2011/1/9にメールを下さった方
 非公開ご希望とのことですが、大変励みになったこと感謝致したく返信させていただきます。
 行動や風景の描写には「邪魔」というご批判もあり、自信をなくしていたところです。しかし「良質」と仰っていただけて勇気が出ました。
 あまり人気の出ない地味な作品ばかりとなりますが、これからも自分の信念を貫いて大切に書いていきたいと思います。

 ご感想をくださった皆様、ありがとうございます。
 連載中もたくさんの応援メッセージをいただきました。長い執筆を支えていただき、大感謝です!


他、短編など


『緑雨』
まず……とても美しいお話でした!
主人公の「祐ちゃん」(祐介なのかもしれないし、祐太なのかもしれません。明記せず、読み手に想像させてくださるところが心憎いです)は、二十歳になったある日、幼いころに出会った初恋の女性と再会します。心から想っていた相手との再会。不安や期待が祐の胸中に広がります。
物語の始めから、詩のように綺麗な情景描写が続き、読み終えたくないと思ったほどです。
中盤は祐の回顧場面です。大人になった祐が、自分の気持ちと向き合います。
ラストは……ほろりと泣けました。(職場で閲覧される場合はご注意くださいね)

文章は、読みやすいうえに、物語に引き込まれるような魅力があります。
色彩豊かな表現、と申し上げれば伝わるでしょうか。
祐のせつない気持ちを、さらりと、かつ艶やかに書かれています。
また、驚いたのは固有名詞が極端に少ないこと。それなのにひとつひとつの場面がとても印象的です。想像力をかきたてられる文章です。

最後に私がいいなぁと思ったのは。
伏線として書かれたと思うのですが、最初に出てくる薄い青色。
こちらを「水色」とか「ブルー」とかで表現されず、またその色がのちに出てくるあたり、本当にうまいなぁ、とうなってしまいました。

ありがちなテーマをここまで美しく仕立てることのできる作者さま。
他の作品が気になりますね。

吉野圭さま、すてきなお話をありがとうございました。

「ほのぼのオンライン小説感想」様 https://blogs.yahoo.co.jp/hermitage_of_words/archive/2009/03/30
 オンライン上でのレビューはいつも断りなしにしていただいておりますが、「ほのぼのオンライン小説感想」様からはご丁寧にお知らせいただきました。“転載どうぞ”とのことなので、こちらにも掲載させていただきます。ありがとうございました。
 他にも小説感想サイトさんにてご紹介いただいたとのこと、人づてに知りました。ありがとうございます。

非公開希望の方へのレス:

「好みの作品と出会えた…」 (空蝉)
の方。(ご感想は非公開とのことですが、メールアドレスがなかったのでこちらにてレスさせていただきます。このレスも必要なければご連絡ください)
大変恐縮しました。他作品もお気に召していただけていたら、嬉しいのですが。なかなか同じレベルの作品を書くのは難しいものです。これからも努力を怠らずに執筆続けていきます。

「面白くて序章から最新話まで一気に読んでしまいました」 (永遠の雨~)
この小説は読んでもらえているのか?と思い悩んでいたところだったので感激でした! 先を楽しみにしてくださる方がいる、ということに勇気付けられます。ありがとうございます。

 ……等々
 非公開希望でいただくことのほうが多いですが、皆様のお声を励みに頑張っております。
 これからもよろしくお願いします。一言メッセージだけでも本当に嬉しいので、どうぞお気軽に。

このほか、当ブログ経由でいただいたご感想


>>我傍に立つ

>>僕の見つけた前世(他)

>>永遠の雨、雲間の光

 

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