「蜀ファンへメッセージ」に対するお言葉に泣かされています(返信)

 またこのジャンルへ戻り恐縮です。

先日上げた
『三国志ジャンルの捏造記事について +蜀ファンへメッセージ【拡散希望】』
に関して、温かいお言葉や情報をいただいております。ありがとうございます。
他にもご心配されている方がいるかもしれないので、差し支えのない範囲で、公開にて返信させていただきます。

〔アカウントロックを防ぐため一部改稿〕

■某国事情について教えていただきました

まず、某国における諸葛亮評価についてたくさんの書き込みを教えていただきました。深く感謝です。

【別館】諸葛亮は現代某国人(若い世代)にはどう思われているか?

真っ当な書き込みの数々に打たれています。
中国では一般の人々がフィクションと史実を明確に分けた知識を持っていることを知り、とても安心しました。そのうえで諸葛亮を人間として評価していることには激しい感動を覚えます。

崇拝するでもなく、愚弄するでもなく、対等な人として評価する。
かつて彼はこのように温かな人間性に包まれ、正当に評価されたことがあったでしょうか?

別次元の話ですが、私は日本人と某国人(知識層)との思考力の違いにも衝撃を受けています。

 

――以下はここで公開できませんので略。過去記事倉庫となります

■T様、泣かされました

12/5にメール送信してくださったT様へ。
有難いお言葉に泣かされてしまいました……。
正史翻訳の記事について。
吉野さん翻訳の三国志正史、蜀の人物だけでも相当な労力と時間が必要になるかと思いますが、もし公開していただけたらとても嬉しいです。
私は子供の頃、あちこちの本屋を回ったのですがフィクションしか見つからず、ネットで検索してヒットした、竹簡に中国語で書かれた画像の漢字から雰囲気で読み解こうとしたのですが途中で挫折し…笑
複数の作者の三国志を読んでみて感じたのは、登場人物の性格も、数も、出来事もバラバラでどれも鵜呑みにはできないということでした。

そうだったのですね。
竹簡から読み解こうとされるとは……。頭が下がります。

〔2024/8/25 『正史翻訳』予想以上に時間を取られるうえアクセスが少なかったため、現在は停止中。すみません。重要なことを書き終わった後、時間があれば再開します〕


『正史』が読みたくても読めず、そのように苦労している人たちの存在を知らなくて、私も今まですべきことに気付かずにいました。
とても全文訳などは無理と思いますが、死ぬまでには必ず蜀志だけでもネットに上げるつもりです。
その際、裴松之の真似をして私の考えも書いてみようと思っています。(あるいは、今までの記事にリンクします)
私の考えもある意味では「フィクション」の部類に入るはずですので、ご参考程度に。

私が正史を探していたのは劉備の本当の性格が知りたい一心だったもので、蜀ファンへの記事もとても嬉しく感じました。
劉備は国民のために立ち上がり、諸葛亮は劉備への敬愛を持ってその意思を継ぎ、国民のために最後の最後まで戦った。
それが一番最初に三国志を読んで私が抱いたイメージでした。
子供だったので理解できないところはあっても、二人が我欲や野心で動いていないことは感じていました。悪く書かれているのを見かけて、本当はどうだったのか当時の私はどうしても知りたかったのです。
涙……。

>劉備は国民のために立ち上がり、諸葛亮は劉備への敬愛を持ってその意思を継ぎ、国民のために最後の最後まで戦った。

その通り、その通りです。
本質はただそれだけ。
執着でも我欲でもなく、ただシンプルな義であり信愛でしかありません。

私も『演義』をあなどっていたことを反省します。表面的な設定はどうかと思いますが、本質は間違っていないようです。
と言うより、人間の気持ちをダイレクトに伝承した中国の民が素晴らしかったのだと言えるでしょう。
かつての日本の知識人も素晴らしかった。日本のフィクション三国志をリードした、吉川英治(横山光輝)なども誠実な作家さんだったのだなと今は思います。

それなのに本質を捻じ曲げて、人間の信愛まで完全否定する昨今の日本人(ある思想に偏った人々)は悲しいですね。
彼らも政治的な狙いから嘘を書いているのであり、何かの確信犯であるからこそ悪びれないのですが、そんな嘘を鵜呑みにしている一般日本人が悲しいです。
もっと心や感性、人間性を大切にして欲しいと願います。
ですから「あなた方が信じていたことの本質は真実です」というお言葉はとても嬉しかった。もう何年かこちらのブログには通わせていただいていますが、ためになる記事にいつも感謝します。
まっとうに生きる、という言葉がことあるごとに思い出されて、自分自身を見直すことが多くなりました。
何かお力になれればと思いますがブログもSNSもやっていないもので、拡散できず読ませてもらうばかりで申し訳ないのですが…(・・;)
私自身ももっと勉強して、知識を身につけてできることを探してみようと思います。

ありがとうございます。
書いてきて良かったと心から思います。

妄想と嘲笑されるだけの私の話、いつか誰かに真実のメッセージが伝わるはず……と信じて執筆を続けてきました。
この件については誰も耳を傾けてくれない、虚空に向かって言葉を投げているかのような状況が長年続いています。
孤独ではないと言えば嘘になります。

でも最近ようやく、あなたのような方からメッセージをいただくようになり、
「書けば伝わるのだ」
と確信できることが多くなりました。
生まれてきて良かった、生きていて良かったと今やっと思えます。

>何かお力になれればと思いますがブログもSNSもやっていないもので、拡散できず読ませてもらうばかりで申し訳ない

とんでもない。
人生を認めてくださるメッセージほどの大きな力はありません。感謝致します。

おかげで道が見えました。
これからはもう少し慎重になり、長くメッセージを出し続けていこうと思っております。
見守っていただければ幸いです。
そして何か間違いがあれば、ぜひ糺(ただ)してください。

 

 

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