我傍的、ここだけの話


Category読書録|On a rainy day~いつも傍に本があった。 1/7

『危険な読書』(BRUTUS 2019年 1/15号)に今年も手を出してしまった

今年も抗えずに買ってしまった、BRUTUSの『危険な読書』。去年の黒に続き、今年は赤! コンビニの棚で光る赤が眩しかった。これは抵抗できないでしょう。去年は『危険な読書(黒)』の名リード文に痺れて涙まで浮かべてしまった私だったが、今年は期待し過ぎたせいかそれほどでもなかった、かな。でも流行本を追わないコンセプトは健在で、そこにこそ私は共鳴を覚えているので嬉しく思う。今回のリード文引用:世の中には2種類の...

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伊藤計劃『虐殺器官』感想。同時代に生き、虐殺を眺めた者としてのシンパシィ

しばらく前に読んだ本。読んだ本をいちいち他人に報告しなくなって久しいが、これは公開で感想を書きたくなった。年が明ける前に書いておく。……しかし、クリスマス前に紹介するには合わないな!と思う。申し訳ない。先日『正史-諸葛亮伝1』をUPして色々思い出し、そのなかにこの本があって、まだレビューを書いていないと気付いたわけです。(まとめず思うまま書きました。長いので畳みます)作家の敬称略。...

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小説イントロで改めて確認した。昔の小説冒頭って、インパクトあったな

■99人の壁、小説イントロが面白かった『クイズ 99人の壁』という番組がある。一般の人が、自分の得意ジャンルで99人の他の回答者と戦う、という壮絶なクイズ番組。自分が最も詳しいはずの得意ジャンルで回答するのだから当然に勝てると思うはず。でも99人が相手だと難しい。それで滅多に勝ち抜いて賞金獲得する人はいないのだけど、今日レギュラー化初で勝ち抜いた人の得意ジャンルが「小説イントロ」だったので面白く眺...

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二流の読書でバカになる? 広く浅くの雑読を後押しする、嬉しい言葉

東洋経済サイト⇒『読む本でバレる「一生、成長しない人」の3欠点~「二流の読書で、バカになる人」も大勢います』この記事が「一流」や「二流」などと格付けしていることについて私はどうかと思うし、コメント欄を見ると同じ意見の批判が多い。ただ、「一流」「二流」をビジネス的な地位や富ではなく、単純に教養の質と考えれば、当たっているところもある。特に海外の読書人の読み方には共鳴する。ただし、世界の一流の人を見ていて感じ...

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我らのリアル・ヒーローたち(『「のび太」という生き方』感想文の感想)

2012年筆。かつて人気だった記事なので上げておきます。目次・我々世代の「ヒーロー」とは ・『「のび太」という生き方』中学生の感想文 ・藤子F作品における、真実の「のび太」 ・余談。「のび太」ではなく「キテレツ」だった自分 ■我々世代の「ヒーロー」とは 子供の頃、テレビアニメや漫画の世界で強いヒーローは流行ではなかった。 たとえば「リアルロボ」と呼ばれる『ガンダム』。何故、「リアル」なのかと言うと悪と正義が...

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守屋 淳『孫子とビジネス戦略』読み始めメモ

このブログ向きの話かもしれないので上げ。2011年、読み始め時のメモです。※下画像のリンク先は電子書籍です  まだ読み始めだけど面白いです。 守屋先生の本は解説本などでお世話になったことがありましたが、今回は純粋な読書としてはまりました。ちょっと燃えています。「孫子をビジネスに活かそう」、というタイトルのマニュアル本は世に山ほど出ていて、私も昔何冊か読んだことはあるが一度も納得出来たことがなかった。 ...

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BRUTUS 2018年 1/15号 『危険な読書』のリード文に孤独が癒された話

元旦に、コンビニで見かけた『危険な読書』という雑誌。 まずこの黒背景、黒い本に白文字の明朝で一文、“危険な読書” との縦タイトルに惹かれ手に取ってしまった。 (これは本好きなら手に取らざるを得ない表紙。この表紙デザインから素晴らしい) 中を開くと目に飛び込んできた文に打たれ、しばし立ち尽くした。 リード文、と言うのか? 特集記事を紹介するための文に痺れたのだった。 引用する。 当たり前と思われてい...

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恋愛小説として読む夏目漱石 おすすめ作品5選

  明けましておめでとうございます。お正月休みに日本文学に親しむのは、いかがですか? 「文学なんて難しい」と思うかもしれませんが、意外に夏目漱石などは現代人にも馴染みやすい恋愛小説を遺しています。 いつの時代も人を悩ませ、惹きつけるのは恋愛の苦悩なのですね。 苦い思い出のある大人はもちろん、これから恋をする若い人たちへお奨めの漱石作品をご紹介します。 ☆下記「漱石作品」リストは画像を表示するため...

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デービッド・ハルバースタム『静かなる戦争』 感想

 2017年はトランプ政権に揺れるアメリカを目撃し、世界各国の影響力順位が変わる様を眺めた年だった。  ハルバースタム著『静かなる戦争』は、こんな今だからこそ読みたい名著。 (記事中敬称略) 〔目次〕 ・紹介と読後の雑感 ・まとめ ・参考になった箇所、引用 ■本の紹介と読後の雑感  本書にはブッシュ(父)政権後半からクリントン政権の内幕が詳細に描かれている。表向き流れてくるニュースの情報とはまるで...

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三浦しをん『船を編む』感想(本)

 大手出版社の玄武書房、辞書編集部を率いる荒木は、定年間近となり最後の大仕事に傾注していた。その大仕事とは、次代の辞書編集部を担う優秀な人材を探して引き抜くことだった。 辞書を作る仕事は特殊で、監修の松本先生曰く「気長で、細かい作業を厭わず、言葉に耽溺し、しかし溺れきらず広い視野をも併せ持つ」 者でなければ務まらない。 今の時代にそのような若者が、はたしているのだろうか。 人材探しは難航し、社内の...

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