我傍的、ここだけの話


Archive2011年08月 1/1

中嶋博行『司法戦争』感想(本)

※この記事にはネタバレがあります。以下、未読の方はご注意ください※ 2011年 再読。 昔読んだ時は、「知的でソフトな人に裏の顔があり…」という、二時間ドラマ好きの主婦が喜んで飛びつきそうなステレオタイプの犯人像にひどく落胆した覚えがある。 壮大な国家戦争へ突入していくと見せかけて、個人の怨みによる犯行という狭い世界で終わったところも落胆だった。 が、改めて今読み返してみると、プロの弁護士のお立場から世界の...

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『時の地平線』感想5 私的メモ(個人的に痛かったところ)

以下、諸葛亮に関して当たっているな、正しいなぁと思ったお言葉をメモ。・5巻 p22 〔子龍〕 てめえひとりでなにもかもやってると思うなら大間違いだぞ おまえひとりで働いてるみたいな顔するな!! もっとまわりを信用しろ! 信用してそして説明しろよ! ・巻、ページ数忘れ 「うっとおしい性格。全てを自分の責任と思って背負うんじゃねー」 ・9巻P130 〔バタイ〕 「孔明さま…… あなたはあまりにも性急で...

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『時の地平線』感想4 三国時代に限定しない所感、まとめ

全体にこの作品は古代を舞台に借りた、近現代を描いた物語ではないかと私は勝手に感じました。主人公は近現代の誰かがモデルになっているよう。私はゲバラではないかな?と思いましたが。(上にも書いた通り個人的妄想です。ゲバラにしては軟弱過ぎます)モデルが実際には誰であろうと、少し前の世代の人たちが思い浮かぶのはやはり、近現代好き故の気のせいなのでしょうか。全体を貫く平和主義。「農民」に対する同情。計画社会を...

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『時の地平線』感想3 レビュー詳細。個人的に思ったこと

個人的に感じた細かいことです。驚いた点私がこの創作で最も驚いたのは、諸葛亮による天下三分計を描かないことで事実上、否定していることでした。他の三国志創作はほぼ全てと言って良いほど、“天下三分計”を前提として話が進められていく。ところが驚いたことに、この『時の地平線』は天下三分計を中心としたストーリーの進め方をしていない。 既存の説に囚われず、近現代を含めて人の営みを眺めることが出来る諏訪先生のような...

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『時の地平線』感想2 史実と違うところ

こういうことは本来、言わずもがなのはずですが。残念ながら、創作設定を鵜呑みにし・しかも永久に自分で調べない、という人と現実によく出くわします。せめてここに来た方だけでも混同されないよう、『時の地平線』設定と史実の違いの主なところを書いてみます。(歴史創作家さんたち、頼むから解説でオリジナル設定の箇所を示して欲しい)※見出しの太字が『時地』設定です孔明が貴族出身(豪族)ではない。一般庶民の立場から貴...

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諏訪緑『時の地平線』紹介と感想1 史実と違うところ+私事メモ

2018/11/19 記事分けました。 ■レビュー① 紹介 『時の地平線』とは? 世にもめずらしい、リアリティある諸葛亮(孔明)を主役とした三国志マンガです。 諸葛孔明時の地平線 (6) (PFコミックス) 諏訪 緑   by G-Tools いわゆる三国志、として多くの人がイメージする創作ではありません。 なんと英雄が一人も出て来ない。 刀を振り回して千人斬りする超人もいなければ、絶対的作戦を考える...

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