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秋月さやか先生の双子座差別と、歴史雑談(占星術)

この記事は著名な占星術家の知能程度を暴露しているようで申し訳なく、一度引っ込めたのですが、やはり「フィクションを鵜呑みにする人」の好例なので置いておきます。

歴史フィクションを鵜呑みにする人は現在現実で詐欺に遭うだけではなく、独裁者に騙されてついていく可能性が高くなります。
さらに自分が小説・マンガその他を事実だと鵜呑みにする人間であることをネットで書けば、詐欺などをおびき寄せやすくなり危険です。自分の知能が小学生以下であり、「私は鴨だ!!」と大声で叫ぶことと同じだからです。
もう少し史書なども見て、自分で考える癖を持っていただきたいと願います。




<<この話の前半は前記事

その後の秋月先生コラム: コラムのURL変更され、文章も少し書き換えられたようですが、相変わらずフィクションの知識で語られています。本気でフィクションが現実だと思い込まれている。困ったものです。

またURL変更される可能性あるためアーカイブ貼っておきます。

以下全てフィクションの知識です。ひど過ぎる。
 三国志ファンのみなさんは、すでにご存知かと思いますが、孔明は、結局、周瑜をちくちくと苛め、周瑜は孔明のせいで憤死。でも、孔明は、憤死させた周瑜の葬式に出かけて、大泣きします。
 そして、曹操は、美女欲しさに赤壁へと向かったわけではありません。あれ、孔明のでっちあげ話。まったく、孔明の口先三寸に、たくさんの人たちが騙されているわけです。

 曹様、敵陣で女に溺れた(しかも敵方の色仕掛けにひっかかった)ことはたしかにあります。(なんと、その結果、長男を失っています)。でも、赤壁の時ではありません。レッドクリフでは、あまりにも曹様が悪者すぎるので、一言、弁解しておきます。
 一説によれば、左慈に、仙人にならないか、とスカウトされたほど、器の大きな人物だったのです。(もっとも、別説によれば、左慈は曹操に、一緒に峨眉山に行って修行しよう、ついては王位を劉備に譲るように、という話をもちかけ、曹操が怒り狂った、ということになっているようですが。)

【上URLから引用】

明らかに曹操が好みのようで、やたらと曹操をかばってらっしゃいます。
何故、萌え萌えするのかというとマンガで描かれる曹操が美形だからでしょう。洗脳を解くためにお奨めの記事はこちら。→曹操はブサイクだった? 織田信長とイメージを重ねるのは誤り

しかし、左慈もファンタジーの人物で実在しません。その名の人はいたかもしれませんが、超能力のある仙人としては確実に実在していません。普通に考えれば分かることかと……。
つまり「一説によると」ではなく正しくは「ある人の空想話によると」です。また、「別説によれば」とありますが、説ではなくただ単に「別の人の空想によれば」となります。笑
『レッドクリフ』がひどい内容だということには賛同しますが、「孔明のでっちあげ話」と言うのは不可解過ぎる。あの映画の内容は、西暦2008年にジョン・ウー監督が西洋人向けに分かりやすく伝える目的で、『イリアス』を意識して考えたフィクションでしょう。言うまでもなく、孔明が制作した映画ではありません。(当たり前。笑)

しかし秋月先生のこのコラムがなければ正確なグレゴリオ暦変換がわからなかったので、その点だけ私は深く感謝しております。
(筆者は昔から秋月先生のファンです。そもそも西洋占星術の凄さを知ったのは、「月星座」メインで語る秋月先生のおかげでした)

先生の以下解釈は、現実において私も正しいと思います。
太陽矩(スクエア)月。なるほど、仕事のために家庭を犠牲にしやすいパターン。わりと愛妻家だったというエピソードもある孔明ですが、どうしたって家を長く空けることが多く、今で言えば、仕事優先で単身赴任続き。そして、激務がたたって短命でした。

ただ以下の点は、月星座だけでは解釈不能でしょう。
「発明」の要素は水瓶座の専売特許と言えるような性質です。
これは月ではなくアセンダント性格であると見るべきです。
(秋月先生も他の現代占星術家同様に、アセンダントは無視していますこと注意)
九連環というパズルのような鍵、そして木牛流馬など、いろいろな発明もしていますが、実用的でいながら、どこか遊び心もあります。

で、以下はアウトです。
「『三国演義』によれば」と仰るのが信じられない。まさかと思うがこの方、『演義』がフィクションということをご存知ないのか?笑

また、三国志演義では、なかなかの天才詐欺師ぶりを発揮。となると、月は双子座宮の可能性もあるかなぁ、なんて。

双子座を詐欺師呼ばわりしているのは相変わらず。ひどいな。

ちなみに、双子座は「詐欺師」などではありませんので、双子座の皆様ご安心ください。
確かに双子座の中には交渉がうまく詐欺師的な才能を持つ人もいますが(他の惑星とのアスペクトによる)、基本的に双子座は私欲を貪ることがないため、自分のための嘘をつくことはありません。
双子座が良く出ると、清廉潔白な実務家のイメージとなります。

私は諸葛亮の月は双子座であると推測しております。
月星座として感じられる牡牛座の要素は全くありませんので、もし牡牛座だとしたら不可解。
上のホロスコープでも「月・双子座」が裏付けられていると思います。

双子座も最前半なので、少々子供っぽいところがあったでしょうか。
ただし役人としての実務能力は有していたと考えられます。
アセン星座から言うと少々「変わり者」ではありますが、仕事は出来たと思います。
(ただし水星と木星が90度ですから、ネット評の通り「詰めが甘い」とは言えます)

月の双子座に助けられた人生と言えます。
例えば、これで月が水瓶座に入ってしまうと、実務能力があまりなく「変わり者」感が増すと思います。筆者のように、笑。


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