短いのに名作だな。
ぜひ長編ドラマか映画で観たい、――と思ったら映画もあるらしい。探してみよう。
【作品情報 第5弾❗️】#玉城ティナ さん主演!『マスマティックな夕暮れ』女子学生と不良少年が数学を用いてやいのやいの!共演はジャニーズJr.のグループ #SixTONES のジェシーさん、田中樹さん、松村北斗さん、髙地優吾さんの4人!
— 世にも奇妙な物語 (@yonimo1990) 2018年11月1日
『#世にも奇妙な物語'18秋の特別編』11/10(土)よる9時〜オンエア pic.twitter.com/MLRzL9eVRx
あらすじ:
「マスマティックな夕暮れ」は、優等生の女子学生・凛子(りこ)が主人公。夕暮れ時、自転車を川沿いに走っていた凛子は不良少年グループの文哉(ふみや)、一成(かずなり)、大知(だいち)、宗徳(むねのり)の四人に行方を阻まれます。優等生が不良に囲まれ、
「乱暴しないで下さい!」と身構える凛子ですが、不良の口から
「てめえ…勉強できんのか?」と意外な質問が。
「…ええ?」拍子抜けして調子が狂う凛子に、
「勉強できるんだったら、ドウシンエン(同心円)の描き方を教えろ!」とドスを効かせる少年たち。訳が分からないまま、突如現れた不良少年を相手に、凛子は同心円の描き方を教えることになります。
不良少年たちが同心円の描き方を知りたい理由はただ一つ。事故で死んでしまった仲間、隆(たかし)を生き返らせるため…。リーダー格の隆を突然の事故で失い悲しみに暮れていた少年たちはある日、道ばたで「黒魔術」と書かれた古書を偶然拾います。ページをめくると「死者蘇生の方法」が書かれているのですが数学用語だらけで全く理解できません。
四人とも勉強は大の苦手…。途方にくれていたそのとき、偶然自転車で通りかかったのが凛子だったのです。同心円の描き方を理解した一同ですが、古書を読み進めると、つるかめ算、植木算など次から次に数学の壁が立ちふさがります。四則計算から高等数学までありとあらゆる数学の知識が必要とされる死者蘇生の手順…。
https://www.fujitv.co.jp/kimyo/topics40.html
「勉強教えろ!!」
と迫られ、ほとんど拉致同然で連れて行かれて数学を教えるはめになるという展開。
この感じ……私も経験あります。
拉致されたわけではないが。笑
大人しい系・優等生側から見るとこの展開は理想だ。
私も子供の頃に夢見たことのあるファンタジー。
「役に立ちたい」と言うのは、結局、こういう展開の末に志高い仲間たちへ貢献したいという夢なのだ。
だけどそのファンタジーが、まさか過去の現実?だったとは思いもよらなかったのだが。
そもそも子供の頃、こういう展開に憧れたのもただ「過去に戻りたい」という気持ちがあったからなのかもしれない。
軟弱なくせに、今も何となく不良系の人たちにシンパシーを覚えるのは、結局はあの人たちを投影しているのだろうなと思う。
上ドラマで、「数学教えろ!」と迫られた主人公がオドオドして
「無理です……私、文系ですから」
と答えた場面が個人的に好きだった。
(自分と同じだったので)
でも、
「一緒に勉強しましょう!」
と言うところ、さらに大好きだ。
(私もそう言うだろう)
優等生でも上から教えるほどの知識はないし、無力なのだから、せめて一緒に頑張ろうと言うしかないでしょう。
一緒に頑張るから初めて友情も生まれるし、恋も(?)できるわけだ。
――ところでこれはデフォルメ化された『三国志』とも言えるのではないだろうか。私の認識は間違ってる?
ああ、世間では一人の天才が作戦を押し付ける、退屈極まるフィクションに歪められているのだったっけ。残念だな。
一見『マスマティック~』はファンタジーに思えるかもしれない。でも、実はこういうことこそ現実にある。
世界は反転している。
現実のほうがファンタジーっぽい展開で満ち溢れている。
私は退屈極まるフィクションよりも、恋と友情にはじける『マスマティック~』な現実のほうを愛する。
/再び思考が戻ってまたこの話を蒸し返してしまった。うんざりされているだろう。ごめんなさい。上のドラマのせいだっ。笑