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前記事で「言わぬが花」という言葉を使ったけど、これは現代では、「言えば波風が立つようなことを黙っている」という意味に使われることが多いかな。

※「言わぬが花」本来の意味: あえて説明しないほうが趣があること。「言わなくても分かることを言うのは無粋」という考えで省くなど。ただし現代では「波風立てないために黙るべき=口は災いのもと」の意味に使われるほうが多い。

ということは現代的には、前記事の用例で使うのは間違っていたかもしれない。
私はどちらかと言えば波風立つと分かっていながら、「1」の件について率直に言うタイプなので。
言うべきことなら言って殺されても構わないと考える。もちろん犬死にしては無意味と思うから、なるべく最大効果の出るタイミングで言うよう心がけるが。

こういう率直さ、爆弾を落としても平気な態度を見ると、人は私を「控えめ」とは思わないだろう。
日本人ではめずらしい主張の強いタイプであるほう、にすら見えて軽蔑されるはず。

現実では引っ込み思案で、喋るのが苦手で、「控えめ」と呼ばれることが多いのは事実なのだけどね……。
文章になると言葉が多くなるのは、現実で引っ込み思案だからその反動もあるかもしれない。

特にブログでは設定した記事テーマについて、できるだけ心に浮かんだことを全て綴るよう努めてきた。
明日死んでもいいように書くということを最優先にするので、みっともなく、くどくどと「今ここ」の頭にあることを全てを詰め込む。
だからこのブログは文が整っていなくて雑然としているし、乱暴に見える時も多いと思う。

小説でも、芸術的には美しくない・趣がないことを承知していながら、あえて細かい説明文を書き込んできた。
伝わらないことを何よりも恐れた。
きっと商業作家で編集者がついていたら、「書き直してください」「カットしてください」と山ほどクレームつけられていたことだろう。これは素人の強みと言うべきかな。

だから文章においては饒舌になって読者様にご迷惑をかけている。
くどい!
しつこい!
駄文だらけ!
と思うかもしれないけど、どうかご容赦ください。

そう言えばこのブログも、もうすぐ1000記事。
実際は引っ越しのたびにカットした記事も多いので、少なく計算してもこの三倍はあった。
駄文を書くのに人生の長い時間を費やしてしまった。
まだ本当に書きたいことは書けていない気がする。(特にブログでは分かりやすい・需要ある記事を心がけてきたので本音の本音は書けていない)
死ぬまでにはどうにか核心の真実を残していきたいものだけど。


余談の歴史談

ついでの話。

関連記事を見直していて、前に引用したことのある知恵袋回答が目に留まった。
 →知恵袋の質問、 まともかもしれない回答まとめ より

この中の質問、『諸葛亮孔明はなぜ名軍師じゃないのですか。』スレッド。
議論の内容にはここでは深入りしないことにして、「言わぬが花」に関連してベストアンサーyel********さんのこの発言が今回気になった。
~その為に後世の人間の眼には
「諸葛亮は何もしていない」と映るのです。
諸葛亮の非常に謙虚で、必要もないのに自分から進んで物を
言わない性格を考慮しなければならないと思います。

知恵がないのではなく、
発言に対して積極性がないというのが真相だと思います。
若干トラウマヒット。
小学校の時の自分の通知表を思い出した……。毎回「積極性がない」「控えめ過ぎる」と書かれたっけ。笑
もちろんマイナスポイントとして書かれたのだった。「改善しましょう」ということで。
(現代の学校では積極性がないことは激しくマイナスポイントとされる)

>必要もないのに自分から進んで物を言わない性格
>発言に対して積極性がない

これはその通りだろうと思う。
必要もないことを言わない性格タイプは諸葛亮もたぶん私と完全に同じだったろう。

小学校を思い返すと
授業中、手を挙げて答える子は1番じゃありませんでした。
皆が認める1番の優等生は手を挙げません。
そうだったっけ?
私は誰が一番なのかも興味がなく、意識しなかったので気付かなかった。

ただ確かに自分も、授業で手を挙げたことはほとんど無かったな……と思い出す。
私の場合は成績を上げたくなかったからだったのだが。(ああ、これは独特な病気だっただけ/成績上げたくない病・目立ちたくない病。話が違うかもしれない)

少しだけ上の内容に触れておくと、
>軍師とは、「軍事の助言をする人」ではなく、軍事、政策、外交など
>勢力の戦略運営全体に於けるアドバイザーです。
これは本当に正しい解釈で、前に引用した時も驚いたのだった。フィクションしか読まない人にはとうてい辿り着けない境地。マニアの底力を感じた箇所。

だけどこの解釈ができるなら分かることと思う。
そもそも軍師職トップの「進言」が記録されることは少ないはずと。

長期戦略や戦闘計画は隅々にまで伝達するけど、それが計画書として残っていたかどうかは疑問。
まして公式の「進言」という形で記録されていたらどうかと思うね、セキュリティ上。

そんなわけで軍事においては「言わぬが花」が妥当と思う。
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吉野 圭-Yoshino Kei
Posted by吉野 圭-Yoshino Kei


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