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片頭痛の原因について調べていて、「スキゾイド(シゾイド)パーソナリティ」なるものを知った。

筆者の人格特性、HSP(超高感度人間)との関連性が高いとのことで目に留まったのだけど、読んでいたら
「おお……これは自分のことではないか」
と思うふしが多々あり。

たぶんここへ来られている方は興味を覚えるはずのパーソナリティだと思うのでご紹介しておきます。

※ちなみに「パーソナリティ」とは人格個性のことです。「パーソナリティ」と表現された場合はただの個性であり、障碍の意味ではありません。


スキゾイドパーソナリティとは?


まずはこの気になるパーソナリティの特徴を引用してみる。

オーソドックスな診断基準はこちら、4つ以上当てはまったらスキゾイドの可能性ありという。
・家族の一員であることを含めて、親密な関係を持ちたいとは思わない。また、それを楽しいと感じない。
・ほとんどいつも孤立した行動を選択する。
・他人と性体験をもつことに対する興味が、もしあったとしても、少ししかない。
・喜びを感じられるような活動が、もしあったとしても少ししかない。
・第一度親族以外には、親しい友人または信頼できる友人がいない。
・他人の賞賛や批判に対して無関心に見える。
・情緒的冷淡さ、離脱、または平板な感情状態を示す。

ふーと@マーク人間社会の飛行法様より
上の文章をさらっと読むだけでは、対人恐怖症で引っ込み思案な人なら全員が当てはまると感じてしまいそうだ。
そのためバーナム効果により
「私もスキゾイド!」
と名乗る自称スキゾイドさんが今、爆発的に増えているとか……。

でもちょっと待って、これは統計上、とても少ない人格特性であったはず。
上のサイト主さんも仰っているが他の診断テストと掛け合わせて確かめたほうが良い。

このブログでも前から紹介しているMBTIテストも役に立つらしい。
上の方がスキゾイドにアンケートを取ったところ、
INTP 26.2%(58人)
INTJ 21.7%(48人)
INFJ 10.4%(23人)
だったらしい。
Iの内向が多いのは予想通りだが、T思考メインではなくF感情型の人も多いことが意外だった。

上のサイト主さんは私と同じ「INTJ」だとか。奇遇ですね。
(筆者にはINTPとの混合タイプ疑惑もあるが)
いずれにしても上の診断基準に当てはまり、なおかつ「IN」であればこのパーソナリティである可能性は高くなるらしい。


筆者の場合


ちなみに今現在の筆者は上の診断基準にさほど強く当てはまるわけではない。

人と親密な関係を持ちたいと今は思っているし、喜びを感じる活動はある。読書など大人しい趣味だけだが。
性的な関心は、ごまかしなしに告白すればさほど高くない。笑
我ながらよく結婚できたなと思う。押しに弱いだけとも言えるが……。
友人は確かに少ないが少人数と深い関係になる。(逆に、少人数と深く付き合うので他の広い交友ができなくなる)
感情表現は、努めてするようにしているけどテンション低めで「おとなしい」と誰からも言われる。たまに「ロボット」扱いされる。
でも今はそれほど重症でもない、はず。

なおINVで私は「神経症-気苦労が多いタイプ」。だからきっと今はスキゾイドではない。

>他人の賞賛や批判に対して無関心に見える
これね……これだけは、痛かった。
今もまだ若干困っている自分の問題ある症状だ。
この項目を軽くとらえ、「当てはまる」と感じる人は多いのかもしれないが、実はその感覚を遥かに上回る重症な状態だということを理解すべきかもしれない。

他人の評価について私はずっと無関心だった。あまりにも鈍感だった。
評価は無意識にカットされる。自動的にフィルターが掛かって表示されない感じ。
このため本気で耳に入って来ない・目に入らない。だから賞賛を完全にスルーして「失礼だ」と怒られる。
でも最近はかなり正常化してきたのではないかと思っている。
きちんと心から悪口に怒り、反応するようになった。
(ただし正当ではない悪口、気色の悪い曲解や捏造に怒っているだけだけど。理の通る批判なら納得して受け止めるわけで、結局のところ人間らしく怒っているわけではない。「不当さ」を糺したいだけのことかも)
賞賛でも、定型文的な能力についての誉め言葉はいまだにスルーしてしまうが、人格に関してはとても感激して受け止めている。

何故私がこのパーソナリティを気にしているかというと、ここで何度か
「今は」
と現在形で書いてしまっているのでお分かりな通り、かつては上の診断基準に深く当てはまっていたはずと感じたから。


スキゾイドこそ本性から「隠遁癖」のあるタイプ


おそらく、HSPとスキゾイドは関連している。
原因が同じで、どちらも脳が過敏であることから起こっているらしいからだ。
そのためHSPからスキゾイドに移行することもあるし、逆もあるのではと考えることができる。

筆者はこちらの記事の、この箇所に深く共感した。
富や名誉、人脈、評価のような俗物的社会的・物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさ、自分の内面世界を重視する傾向は、HSPおよびスキゾイドにも見られる特徴です。

HSPをスキゾイドパーソナリティ障害の観点から考察
「俗物的」に打ち消し線が引いてあることに笑った。
私も常に富や名声のことを「俗物的」であるかのように言ってしまって、本当にすみませんね。

多くの人が欲しがるものを、そんなふうに軽蔑した表現で斬り捨てるのはいけないことだと思うから、私も心の中で打ち消し線を引くようにしている。
だけどついつい、軽蔑心が滲み出てしまっているはず。
自分にとってあまりにも関心のないものを押し付けて来たり、「お前も求めているはず」と決めつける人ばかりだから、世間の人がモンスターに見えて拒絶感を覚えるのだよな。
何故、自分が欲しいからと言って他人も欲しがっているに違いないと完全に思い込めるのだろう? 自分と一緒にしないで欲しい。
また、スキゾイドパーソナリティの人の場合、あまりにも社会との接点が無いために、なかば隠遁生活をするかのように引きこもり状態に陥いる例もあります。

HSPの人が刺激の少ない生活を求め続けた果てには、スキゾイドの人同様に社会から隔絶された隠遁者のような生活が待ち受けていても、なんらおかしくないでしょう。
そう、だからHSPが重症になった場合、隠遁すると思われる。

ここまでの引用を読み、某歴史人物を思い起こした人は私だけではないだろう。笑

(彼は決して対人恐怖や就職したくないという「ニート願望」で引き篭もったわけではないが。隠遁生活は当時、最も攻めた反抗的な職業選択。しかし「反抗」という部分はある意味、スキゾイド的ではある)


ところでこのスキゾイドの性格タイプは、占星術で分類するところの「水瓶座」を絵に描いたようだと感じる。

単なる対人恐怖の人と違うところは、
「飄々」
「自信ありげ」
というところではないだろうか。
本人は全く自信があるわけではないが、無頓着で無感覚なので自信がありそうに見えるらしい。

ふーと@さんが上げていたイラストが分かりやすい。
suki.png(C)ふーと@
「大人しい」「よく孤立する」
「つかみどころのない雰囲気」
「でも堂々としている」(率直に意見を言う)

こういうところ、まさに自分のように感じるし、某歴史人物の若い頃のようだし、ステレオタイプな水瓶座でもある。
このあたりの特殊性が、一般的な対人恐怖症と区別しバーナム効果を排除するものではないかと思う。


スキゾイドは共感性の高さから発している


再び、ふーとさんの画像を引用させていただくが、この話に救われる。
futo.png(C)ふーと@
「人間関係に興味がない=冷酷、サイコパス・・ではありません」
「スキゾイドは、本当は高い共感性を持っています。
ですが、共感性が高いゆえに強い感情を受けると飲み込まれるような不安を抱えます」
「飲み込まれる不安から逃れるため、仮面の性格を作り感情をブロックしているのです」
私もそうだけど、たぶん水瓶座の人やスキゾイドは感情表現が苦手なため「サイコパス」と混同される。
でも実は脳的な性質においてサイコパスとは対極にある。

 参照: 正確なサイコパス診断(筆者結果)

「サイコパスは共感力が低いのに共感している振りをする」
「スキゾイドは共感力が高いのに鈍感な振りをする」
という話、深く納得した。

私も、危険を察知すると感覚をシャットアウトする経験があるので理解する。(感情だけではなく音や光も意識しないようにすることがある。頭痛が始まるが怖いので)
ほとんど無意識に行っているため本人は自分が鈍感だと思っているのだが。

このような、かつてのスキゾイドがどうして今こんなにセンシティブ(敏感)で、HSPらしい人間となっているのかというと。
たぶん人生のどこかで人の温かみを知り、人を信じるという経験をしてしまったからだな。
人を信じて愛してしまったので、人間をシャットアウトできなくなった。

自分としては、飄々でいたほうが楽に過ごせる。
臆病で頭を抱えている今の自分は格好悪いと思う。

だけど、飄々としていたスキゾイドだった頃と今、どちらが幸福か? と問われたら今のほうが遥かに幸福だ。
人を愛し愛された記憶があることが嬉しい。
センシティブになってしまったせいで傷付きボロボロなわけだが、それでもいいと思える。
この経験を失うのは嫌だから、たとえ今が辛くても傷を負う前の過去に戻りたいとは思わない。


付録


同じ症状を抱える人のために医学的な情報。

どうしてスキゾイドとHSPが関連しているかというと、どちらも脳の「ドーパミン受容体」が多いことで共通しているから、であるらしい。

やはり鍵はドーパミン。

自分の脳が敏感であることも、片頭痛や嘔吐など激烈な身体症状も、脳のドーパミンの値が低いことによって起こっているようだ。
そして何故、ドーパミン値が低いのかというと生成が足りないというよりは(それもあるかもしれないが)、受容体が多いことに原因がある。
※受容体が多い=興奮抑制能力が高い。故に外見上は「物静か」なタイプ

もし身体症状を緩和したいなら、この受容体を塞ぐ薬などを服用すればいいのかもしれない。
たぶん、抗うつ剤や、パーキンソン病の治療薬がこれに相当するはず。

――これ以上は当ブログの専門ではないので、気になる方は医師へ相談してください。

でもね
薬よりも効果があるのはたぶん、性格を変えることだと思う。
生き方を変えるなど行動を用いて性格を変えていくことだ。

脳の特性は、やはり性格が決める。
「性格は脳が作る」
と現代の人は思っているから何を言っているか理解されないだろうが、実は性格のほうが脳よりも先に有る。

(以下、スピリチュアルに抵抗ない方限定の話)

性格は魂が持つ個性。
魂はそもそも生まれる前から自分に合った遺伝特性を持つ肉体を探して入り込む。
さらに生まれてから、脳に乗り込んで脳そのものをカスタマイズしていく。

だからこそ前世と似たような性格に生まれるのだし、時系列に筋の通る変化を起こす。
たとえば私が、スキゾイドからHSPへ移行したように。

なので薬などより効果があるのは生き方だ、と断言できる。

人は自分で「なりたい者」になるのだ。
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吉野 圭-Yoshino Kei
Posted by吉野 圭-Yoshino Kei


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