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「蝶」「ラブバード」など、すたくろさん解釈比較2

先日「伝書鳩」で感銘を受けたので、せっかくだから自分の出生図の他惑星についても少し引用させていただきます。
私という現実サンプルを参考に松村解釈・直居解釈との比較を行ってみると面白いと思います。

 筆者ネイタル公開版(前世が反映している箇所のみ)


右の羽が完全な蝶


まずは月から。
月は前世を表すとされており、実際に自分でも前世晩年がよく表れていると感じられる。
サビアンシンボルは「右の羽がより完全に形成されている蝶」。

すたくろさん解釈引用:
水瓶座25度  「右の羽がより完全に形成されている蝶 」

最先端の個性が時代に新しい風をもたらす・最先端の人

Keyword・エネルギー
「個性」「独自性」「理性、知性の発達」「自己統制」「改革」「進化」

目指す方向性
・理性の力で人格統合を目指すこと。
・感情や本能、欲求などを理性の力で統合していくこと。
・感情的にならず理性を働かせて冷静に物事を進めていくこと。
・自分の意志で自分をコントロールできる人になること。
・理性の力で自分を総ることで「知性」が進化する。
・感情や本能や心の欲求に自分の身体を奪われないようにすること。
・理性的なアプローチで自分をマネジメントしていく。
・アイデアや思想、考えたことを堂々と発信していくこと。
・他の人と違う視点が個性を生む。その個性を臆することなく打ち出していくこと。
・社会にイノベーションを持ち込む力を与えること。
・人とは違う発想で時代の先端を担うこと。

この度数の人の特徴
・冷静で落ち着いている。優れた判断力を発揮する。
・鋭い観察力と分析力、深い洞察力を持っている。
・知性に溢れた賢い人。
・斬新なアイデアを思いつく天才肌の人。

……
他の人が持っていない領域のネットワークがあるので、
物事の捉え方や考え方が
他の人よりも
遙か斜め上をいってるんです。

なので
常人には理解できないようなものを理解し
驚くようなアイデアや思想を繰り広げることができるので
それは
個性として輝きます。

他の人とは違う視点を持っているので
個性的なんです。
この度数について
斬新なアイデアを思いつく天才肌の人。
と解釈されることには心底驚いた。
「成熟しきった水瓶座」を表す度数だからこの解釈で正解なのだと思うけど、著名な先生方はこれと真逆の解釈をしているのだよな。

この度数はどちらかと言えば、「理性で凝り固まったガチガチの石頭」キャラクターとして解釈されることが多い。
松村氏は「理性が身に付き過ぎた人格」と言っているし、直居氏などは「スケールが小さい」と悪口を言っている(当たってはいるが、笑)。

何故「ガチガチ」という解釈をする人がいるのかというと、この度数は「左脳」にまつわると解釈されるからだろう。※体の右側→左脳
現代の脳科学では否定されているものの、左右の脳のうち「左脳」は思考だけをつかさどると言われてきた。このため一般的に左脳は、斬新なアイディアも何もなく知識と理性に凝り固まったイメージを持つ。
ヘッセ『知と愛』で言えば、ナルチスかな。

では実際(現実への現れ)はどうなのか?……

月は“前世”を表すということで自分の前世後半で考えてみると、私の記憶上、「ガチガチの石頭」や「頭でっかち」というわけではなかった。
今もそうだけどベース性格はどうやらINTPで、あまり既成概念・固定観念にはこだわらない。
決して現実には「天才」ではないのだけど(ご覧の通り)、周囲に与えるイメージとしては当たらずも遠からずだったのか?

まあ、私の場合、月で自分らしさが表現されていなかったとしてもアセンダントのほうを本性と見るから松村・直居解釈は「一時のこと」と流していたのだけど。それに一時的に、理性が高まり過ぎて支障をきたしたのは事実だから反省している。
月は一時のアイデンティティ。過去の生き癖だから囚われてはならない

〔すたくろさん解釈を眺め余計な雑談〕
ところでフリック入力ってかっこいいのか? 私はやりませんが。
自分は最先端の流行を追うタイプではない。まだ表れていない事象を推測する、思い浮かべるのは好きだが。
現代では、どちらかと言えば最先端の流行を追うほうが多数派という気がする。だから流行を追っている水瓶座は少ないはず。そういう生き方は恥ずかしいと思ってしまう。
とにかく他人の後を追うのが嫌なんだよね。
マイペースに、周りに合わせず生きるのが水瓶座。だから現代では時代遅れとなり、逆にそれが「個性的」と言われたりもする。


ラブバード


上で書いた、本性たるアセンダント。
※転生でアセンダントの度数は動くと思うが、魂の製造番号として星座は変わらないと思われる
水瓶座15度  「フェンスの上にとまっている2羽のラブバード 」

高い場所から最適なコースを見極めて動かしていく・日和見の人

Keyword・エネルギー
「アファメーション」「肯定」「確認」「全体を見る視野」「高い位置」「パートナー」「リーダー」「ビジョンを示す」

目指す方向性
・物事の全体を見て、その時々で最適なコースを決めていくこと。
・ランドスケープで日和見すること。
・実務的なことは人に任せ、自分は正しい方向を示すリーダーとなること。
・高い位置から人々に指図するリーダー的ポジションを努力して獲得すること。
・高見から世の中を全体的に観察することで大きなビジョンを手にいれ壮大な計画を進める。
・大きな視点を持って的確な道を示すことで多くの人に貢献できる。
・自分の計画や指示に自信を持って堂々と采配をふるっていくこと。
・パートナーと一体となって過ごすこと。パートナーとの関係性を大事にすること。
・周囲の人を信頼して、いろんなことを任せてみること。
・細かいことにこだわらず大きな視点で物事を見る。
・肯定的な言葉を使用していくこと。
・俯瞰的な視野で世界を見渡し、多くの人に役立つようなビジョンを人々に提示すること。

この度数の人の特徴
・賢く要領のいい支配者層タイプの人。
・余裕のある人。平和的。
・両性具有的で男性性と女性性のバランスがいい。
・独特の親しみやすさがある人。人気者タイプ。 

……
最も強く外に押し出していく水瓶座の力とは、
「合理的な頭の良さ」。

感情などの無駄なものを省いた上で、
一番効率的な方法を導き出すことができる頭の良さが発揮されます。
これはオーソドックスな解釈で正しいと思う。
ラブバードについては何度か深堀りしているのでここでは書かない。

【参考記事】 ラブバードの答え合わせ

>「合理的な頭の良さ」。
>感情などの無駄なものを省いた上で、
>一番効率的な方法を導き出すことができる頭の良さが発揮されます。

そういうことですよね。頭が良いかどうかは別として。
私はいつも「合理、合理」とうるさいので納得していただけるでしょう。
ただ感情を無視するとかえって非効率となることがある。
合理=道理」だから、感情を含めて総合判断する。全部を見る。
それが、フェンスの上に立って眺めるということかな。

日和見の語源について正しい説明を示してくださったことに感謝。
このシンボルの原題の「Sitting on a fence」という慣用句は、
「日和見主義」という意味があります。

江戸時代には
各地の港近くの小高い山に
「日和見」を行う場所があったと言います。

方角を判断する石が置かれていて、
日和見の役割を担う人がそこに立ち、
雲の動き、風の向き、
潮の速さ、天候の行方などを
冷静に正確に観察して、航海する船のコースを色々と検討したのです。

正確に読み取る力のある人は
「日和見の名人」と呼ばれ、
名人の判断は重宝されていました。

航海する船のコースを検討するために
高い場所から全ての状況を踏まえて判断していたんです。

それと同じように、
仕事でも
自分の目的でも
何かを達成するためには
「高い場所から物事を判断することで現状の最適なコースが見えてくる」
とこの度数は教えてくれます。
なるほど。
この度数を慣用句のまま「日和見主義」とだけ解釈すると多くの人が「ずる賢い」としか思わず誤読してしまう。だから避けてきたけど、本物の「日和見」という職業の方々は重宝されたものだと思う。
こう解釈してくださると、ずっと自分についてまわってきた偏見を払拭してもらった気がして自信が出る。


チェス


続いてMC。
射手座3度 チェスをする2人の男

ゲーム感覚で火花を散らす・頭脳プレーの人

Keyword・エネルギー
「能力」「戦略」「心理戦」「頭脳戦」「ゲーム」「鋭さ」「粘り強さ」「快感」「賢く立ち回る」

目指す方向性
・チェスのように数手先まで読んで積極的に行動していくこと。
・色々とシュミレーションして楽しみながら計画を練っていくこと。
・冷静に盤上を眺める視点で状況を推理し、戦略を考えて勝負に出る。
・ルールの枠からはみでることなく、正々堂々と戦っていくこと。
・決められた枠の中で、工夫しながら自分にメリットを引き寄せることを考えること。
・頭脳的ゲーム感覚で世界と対峙していくこと。
・多種多様な人たちと交流していくこと。
・自分の能力を試していく人生。

この度数のエネルギーを使用している時
・一人で脳内戦略会議を行い、それを実行している時。
・校則や社則の中で、どれだけ個性を出せるのか工夫してチャレンジしている時。
・チェスや将棋などの頭脳ゲームに夢中になっている時。

……
何手も先を読む力に長け、
相手の心理も読みながら勝利を狙う将棋士はとても頭がいい人達。

この度数は、
そんな賢い将棋士のように
自分の能力全てを(広い視野や先読み力、心理を読む能力)
フルに活用しながら野心を持って戦っていくんです。

そのためには
物事を明確に把握できる冷静さが必要です。

勝つために
慎重に計画的に戦略を練って、知恵を働かせ勝負に挑むのです。
これこそ、まさに孔明っぽい。私が言うのも何だが。笑

さすが「名刺として差し出せるシンボル」、だな。オーソドックスな他人のイメージという感じだ。

現代の私は現実で戦略的なことを一切やらず、チェスや将棋などのボードゲームすらやらないと前に書いた。
ただ「脳内会議」は趣味かもしれないな。
イマジナリーフレンド? は、いないが。笑
敵に勝つ、という目的ではなく、他の最終目標を達成するための戦略会議。それが楽しい。

MCなので人格とは関係ないのだが、冷静さや計画性などは他シンボルとも被る。
また、自分としては以下を現実化してもう少し積極的に生きなければダメだと思った。
シンボル的に「二人の男」とは、
能動的、積極的な男性性。

つまり
物事を推し進めていく力を描いています。
……

理論的に物事を考えて
積極的に社会の中に打って出ていき勝負する。

そうすることで、
その場に火花が起こり
社会を豊かにする火種が出来上がるのです。
んん……そうですよね。積極性が必要ですよね。

とにかく自分は積極性が無いので、MCを活かしきれない。
積極性を持つことが課題だ。


老フクロウ


筆者の最重要シンボル。
そう言えば自分の場合、「戦略」もそうなのだが「高所から眺める」というシンボルが重なる。そんなに高見の見物をしてるっぽいのか?
射手座5度 木の高いところにいる老いたフクロウ

叡智と広い視野で真実を見抜く・森を見る人

Keyword・エネルギー
「正常な状態」「見張る」「追求」「情報収集」「闇を透かす視野」「叡智」

目指す方向性
・360度を見渡すような広い視野で物事を眺めて洞察していくこと。
・物事が正常運転かどうか?厳しく監視していくこと。
・幅広い視野で得た情報で、真実を追求していく目を養うこと。
・物事の裏事情や、人々が抱える心の闇、事件の真実や陰謀や策略などを見抜いて真実に到達すること。
・人の心に働きかけるような言葉を選んで相手を動かしてみる。
・人間の心理的な構造を学ぶこと。
・自分にメリットをもたらす情報を常に収集していくこと。

この度数の人の特徴
・深い叡智を持った人。
・幅広く見渡せる広い視野で真実を追求できる。
・権力を握れるような力を持つ。
・裏事情や陰謀論に詳しい傾向。正義感が強い。
・人間心理の裏側や、相手が隠している本心などを見抜く鋭さを持つ。

……
物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うことを
ことわざで、「木を見て森を見ず」と言いますが

細かな、どうでもいいことばかりが気にかかり、
組織全体や、
今後の方向について洞察できない場合に使用されたりします。

……
夜の暗い森であっても
全体を見渡せるフクロウのように

人間の心理面や無意識的な領域、
先行きが予測できないようなよく判らない状況を
まずは全体像から眺めてみる。

そうすることで
物事の本質を掴もうとするのです。
現実で私は全く「権力を掌握」してはいないのだけど(笑)、このシンボルが関わる惑星、つまり神秘世界では妥当だと思う。

ここにも「広い視野」が表現されている。
よく私は、「森を見て木を見ない」と揶揄されるのだが、それもこのシンボルに表れているな。
ただ全体を見つつピンポイントで目的達成するということは不可能ではない。フクロウが森全体を見渡して小さな獲物を獲得するように。
この度数の木の上にとまっているフクロウは
愛する森を守るために目を光らせているとも言えます。

……
夜のパトロールなんてまさにこの度数的。

社会の発展や豊かさを求める射手座は
世の中が平和的に動いているかどうかを確認できる視野が必要なんです。

裏社会の暗躍で
平和な世界が壊されたら困りますからね。

正義感を発揮して、
世の中の不正を暴いていく力を持つのです。
↑今ここ。笑

現実の私の人生も反映している、正しい解釈をされていると思う。
本当に素晴らしい。


吊るされた男


オーディン(タロットNo12)として解釈してきたこの度数。やはり、「広い視野」や「斬新なアイディア」を表す。
いっぽう現実的に考えると「吊るされる」ということであまり良くないイメージも持っているのだが、すたくろさんの解釈は前向きで力が湧く。
広く平らな場所の上につるされた男

共同体に貢献して自分の居場所を作る・先を見越し熟考する人

Keyword・エネルギー
「熟考」「凝視」「意図」「予期」「見込み」「目論見」「集団心理」「共同体感覚」

目指す方向性
・自分が所属する最も信頼のおける身近な共同体(家族、仲間)を明確にしておくこと。
・日常的にいつも関わる人間関係を大事にすること。
・自分が所属する共同体に「貢献できることがないか」と考えながら行動していくこと。
・共同体から何かを「得る」ことを考えずに、全体を見て、必要なものを与えていくこと。
・共同体の仲間が「貢献したい」という意志の芽を摘まないで、感謝して受け入れること。
・何に対しても全体像に目を向けて、自分ができることを考えていくこと。
・空気を読んで必要なものを提供していくこと。
・今の自分の環境や立ち位置を上から俯瞰的に眺めるような大きな視点を身につけること。
・自己主張してエゴを出すのではなく協調性を大事にすること。
・家族や仲間に対して無条件で思いやりを発揮していくこと。
・「共同体感覚」について学ぶこと。

この度数の人の特徴
・全体像を見据える人。
・協調性を大事にする人。チームや仲間、家族思いの人。
・先を読む力で貢献していく人。
・周囲の意見に同調する人。自己主張が苦手。
確かに、確かに。蟹座だから「共同体」が重要なのだ。

現実の自分を考えても、広い視野を持って観察しよう・学ぼうと思っているのは、全て「共同体」のため。
今で言えば日本という国家のためだ。
それは身近な家族のため、という意味でもあるが。

でもそんな共同体から無視されているし、踏みにじられているし、いずれ「吊るされる」のかもしれないがね。
本当に最低な人たち。
こんな人たちに尽くすのは無意味だと分かっているが、「共同体のために尽くしたい」という本能を私は自分で止められない。

そのわり「自己主張が苦手」とは、矛盾しているな。
完璧に当たっているけど。笑


全体の感想


以上、太陽以外の重要惑星のシンボルについて「すたくろ」さんの解釈を引用させていただいた。感謝。
彼の解釈はストレートでシンプルだから、現実に当たっている感覚が得られる。
松村氏は神秘主義に耽溺し過ぎるきらいがあるし、直居氏は個人的な偏見を持ち過ぎという気がする。
占いとして現実に役立てたいなら、このように基礎を踏まえたうえでのシンプルな解釈が最も良いだろう。

ただシンプルとは言え、すたくろさんは多くの知識を咀嚼して消化したうえで適切に抜粋されている。「全体を見渡し総合的判断をする」とはこの人のこと。凄いなと思う。
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