別館のほうで雑談を更新しています。
ここではいつも書いている内容のような気がしますが……。
「本で圧死したい」については変態の妄言(笑)なので気にしないでください。
⇒本に囲まれ、崩れた本で圧死したい(理想の老後と死に方)
※その後、当ブログへ移動しました
こちらではプライベートな補足。
「理想の老後」として具体的にイメージしていたのは、神奈川県・鎌倉の小山です。
丘ではなくて小山ですよ。
老後なので少しグレードアップしてみたり。笑 (今の自分が若い頃に住んでいた土地※から見ても、の意です)
※私は二十代の頃、「~丘」という地名の所に住んでいました。実際に小高い丘でしたが、都会的な土地で静かとは言い難かった。
できれば、遠く海を眺める小山にある家がいい。
そういう街の中心部から離れた土地でひっそりと本を読んで暮らしたい。
などと憧れを抱いていましたが、最近は鎌倉も外国人や地方から来られる人で賑わっているようで……。山の上に建つ家々も散策地として荒らされているようです。
賑やかな土地は私の性に合いません。
まして、鎌倉では土地代が高くて手が届きませんね! 今後も金持ちになるつもりのない自分にはとうてい無理です。
さらに現実を考えれば年を取ってから高所に住むのはどうかと思います。足が悪くなって買い物のために下へ降りることも辛くなるでしょう。
もしかしたら近い将来、ドローンで買い物ができるようになるのかもしれませんが。
それでも病院へ通うのは大変だから困るでしょう。
等々、現実的なことを考えてしまうと無理だなあと思います。
だからこれはあくまでも夢物語。
十年以上前、鎌倉を散策したとき小山の上で見かけた家々に憧れてしまっただけです。あんな静かな場所にある、わびさびのある美しい家で最後まで読書して過ごしたいと。
あの頃と比べると鎌倉も変わってしまいました。
その前に自分に老後があるのか? という疑問が頭を過ぎりますが。
予感でも占星術でもタイムリミットは現代一般の「老後」の手前である気がします。
その時に死ぬのか、精神が破綻してしまうのかは分かりませんが、理想的な老後は自分にないのかもしれない。
世間の動向を眺めていても変化は避けられない様子。
「老後はない」という予言がますます現実味を帯びています。
考えてみれば、今世の前半が「老後」のようなものだったのでまあいいか、とも思います。
きっとあの日々は前世で得られなかった老後の埋め合わせだったのでしょう。
(と言うより老後の先取り? 前世も? うーん… こういうパターンが繰り返されるのは考えもの)
若い時代に与えられた悠々自適の日々に感謝。
前も書いた通り、本当に貴重で有難い日々でした。
振り返ってみればこの人生には感謝することばかりです。普通の日々がとてつもなく楽しくて幸福でした。
……なんて、もう老後みたいですね。笑