2015
Aug
28
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『ホンマでっか』で生まれ変わりの話がされた時の、学者たちの反応
『ホンマでっか!?TV』8月19日放送、「幽体離脱の原因:心霊×評論家軍団」を見ました。
幽体離脱について脳科学者の澤口教授によれば、
うん、私も例の「幽体離脱できるCD」は側頭葉の刺激による幻覚を見せるものだろうなと思っていました。(などと商品名とともに書くと色々問題が生じるので、こうして別記事に書いているのです。何の商品のことか察してください)
あれは、てんかん持ちの人が幻覚を見ている時の脳の状態を参考とし、健康な人にも幻覚症状を再現させる商品として作ったのだろうと想像しています。
てんかんは脳内の電気信号が制御できなくなる疾患で、様々な症状を起こすようです。決して例の音源がそれらの症状全てを惹き起こさせるわけではありません。
でも側頭葉刺激によって幻覚症状は再現される可能性が高いので、あのCDを聴きながら車を運転することがどんなに危険か分かりますよね。事故を起こせば「危険運転致死傷罪」相当です。
あと怖いのは、てんかんは何を原因として発症するか分かっていないから(突発性の場合)、CDを聴いたことが発症の引き金になってしまう人もいるのではないかという想像をしてしまうこと。
もともと脳が敏感でよく働く人、たとえば芸術性が高かったり偏差値の高い人は使用を避けたほうが良いのではないかと、私は個人的に思っています。
今のところ健康被害の裁判も起きていないようですが、てんかん等の慢性的脳疾患は「原因不明」とされるため因果関係を証明することは難しいと思われ、泣き寝入りとなる可能性が高いと言えます。
ところで澤口さんは幽体離脱は全て側頭葉障害による幻覚と思っているらしいが、どうやらそうではない人も存在するようです。
幽体離脱したと言う人の中には、数キロ離れた先の情報(たとえばその時間帯に、その場所で人々が話していた会話の内容)を正確に持ち帰っている人もいます。
これは脳の幻覚と主張するには矛盾の生じる話です。
室内での会話であれば、たとえ睡眠中であっても聴くことができるので脳で再現されることは理屈に合っています。
しかし物理的に脳が室内にある時に、離れた場所の情報を得ることは完全不可能です。
澤口さんは「脳」という移動することのない重たい物質が100%の記憶媒体だと主張しているので(後で書くようにDNAも記憶媒体の一部と思っているらしいがいずれも固形物質)、物質が離れた距離を飛んで情報を得る事実について説明することは不可能です。
しかし科学者たちは、こういう一部の証拠を完全無視してしまうのでしょう。
自己の主張に合うデータだけをピックアップして、主張に合わないデータは「無視」してしまえば済むと思っている。そんな不正が科学の世界ではまかり通っている。
あれで学者と言えるのかな、と素人目線でも呆れてしまいます。
これが裁判であれば、被告人や告訴人のどちらか一方に有利な証拠だけをピックアップし、他の証拠は「完全無視する」などという不正行為は裁判官には許されていません。(たまにそういう狂った裁判官はいて、冤罪を大量生産していますが許されることではありません)
他の分野の学問でも同様に、自分の主張に都合の悪い証拠を「完全無視」して理論を構築するなんて許されない行為だと思いますよ。
それなのに科学の世界だけは許されているんだな。
重大証拠を見落としても責任を追及されることは一切ない。なんとも、お気楽な商売です。羨ましい。
もう一点、さらに驚いた場面。
この話は面白いなと思って聞いていましたが、問題はその後です。
亀井医師の発言の直後、澤口教授は何を思ったか、
あまりのボケ過ぎた発言に私は笑いました。
4年前に死んだ男の子供を、遠方の村の女性が生むわけがないだろう!
しかも
「DNAという記録媒体に書き込まれた出来事が物理的に子供に伝わる。それ以外に記憶が移動することは一切あり得ない」
と主張するということは、上の事例の男は、斧で殺害された後にその女性と交際して生殖行為をしたことになるが……。笑
凄いな、ゾンビが子づくりしたと主張するとは。霊魂を信じる人より妄想がハイレベル。
澤口教授はいつも他人の話を聴いていないので、おそらく亀井医師の話を聴いていなかったのでしょう。
だから澤口さんは仕方ない。
もともと話を聴かないキャラで、若干ボケているところが面白く人気な人でもあります。
しかし不可解なのはスタジオの人全員が、誰一人この話に突っ込まず澤口教授の話を感心して聞き入っていたことです。
全員が数分前の亀井医師の話を忘れてしまったのか……。
いくら猛暑だったとは言え皆さん呆け過ぎです(笑)。
あの番組出演者全員、脳ドックに行かれたほうが良いと思います。
(もしかしたら亀井医師と澤口教授の場面は、別撮りなのでしょうか? だったらあのようにおかしな展開になってしまっても仕方ないですが。そのまま放送するとは番組製作者は何を考えているんでしょう。澤口教授他を貶める目的か?)
あの場では唯一、武田先生だけが冷静で
武田先生もそのご主張についてネットでは色々と叩かれているらしいが、場の議論を冷静に眺めて両者をまとめる、この瞬間だけでも「頭のいい人だなあ」と感じます。
(偉大な学者先生へ上から目線ですみません)
「霊魂を信じない人は信じる人に比べて、精神疾患になる確率が高い」
そうです。
その理由として植木女史は「霊魂を信じることが出来る人は全ての悩みをお化けや神様のせいにして、責任逃れが出来るからです」と説明していました。
でも上の場面を見ているとそうではない気がします。
霊魂を信じない人が精神疾患を起こしやすい第一の理由として、「脳の劣化」が挙げられるのではないでしょうか?
関連記事: ・植木氏「霊を信じる人は頭がいい」発言と、片頭痛持ちでも「小さいオジサン」は見ませんよという話
・【注意】スピリチュアルさえ避ければ洗脳から逃れられると思う人が、最も危険
・幽霊、見たことありますか? 霊を認めないことでの経済損失について
幽体離脱の真相?
幽体離脱について脳科学者の澤口教授によれば、
脳の側頭葉を刺激すると幽体離脱したかのような感覚が得られる。要するに幻覚を見ることができる。そんなの、ものすごく簡単ですわ。誰でもできます。とのこと。
うん、私も例の「幽体離脱できるCD」は側頭葉の刺激による幻覚を見せるものだろうなと思っていました。(などと商品名とともに書くと色々問題が生じるので、こうして別記事に書いているのです。何の商品のことか察してください)
あれは、てんかん持ちの人が幻覚を見ている時の脳の状態を参考とし、健康な人にも幻覚症状を再現させる商品として作ったのだろうと想像しています。
てんかんは脳内の電気信号が制御できなくなる疾患で、様々な症状を起こすようです。決して例の音源がそれらの症状全てを惹き起こさせるわけではありません。
でも側頭葉刺激によって幻覚症状は再現される可能性が高いので、あのCDを聴きながら車を運転することがどんなに危険か分かりますよね。事故を起こせば「危険運転致死傷罪」相当です。
あと怖いのは、てんかんは何を原因として発症するか分かっていないから(突発性の場合)、CDを聴いたことが発症の引き金になってしまう人もいるのではないかという想像をしてしまうこと。
もともと脳が敏感でよく働く人、たとえば芸術性が高かったり偏差値の高い人は使用を避けたほうが良いのではないかと、私は個人的に思っています。
今のところ健康被害の裁判も起きていないようですが、てんかん等の慢性的脳疾患は「原因不明」とされるため因果関係を証明することは難しいと思われ、泣き寝入りとなる可能性が高いと言えます。
ところで澤口さんは幽体離脱は全て側頭葉障害による幻覚と思っているらしいが、どうやらそうではない人も存在するようです。
幽体離脱したと言う人の中には、数キロ離れた先の情報(たとえばその時間帯に、その場所で人々が話していた会話の内容)を正確に持ち帰っている人もいます。
これは脳の幻覚と主張するには矛盾の生じる話です。
室内での会話であれば、たとえ睡眠中であっても聴くことができるので脳で再現されることは理屈に合っています。
しかし物理的に脳が室内にある時に、離れた場所の情報を得ることは完全不可能です。
澤口さんは「脳」という移動することのない重たい物質が100%の記憶媒体だと主張しているので(後で書くようにDNAも記憶媒体の一部と思っているらしいがいずれも固形物質)、物質が離れた距離を飛んで情報を得る事実について説明することは不可能です。
しかし科学者たちは、こういう一部の証拠を完全無視してしまうのでしょう。
自己の主張に合うデータだけをピックアップして、主張に合わないデータは「無視」してしまえば済むと思っている。そんな不正が科学の世界ではまかり通っている。
あれで学者と言えるのかな、と素人目線でも呆れてしまいます。
これが裁判であれば、被告人や告訴人のどちらか一方に有利な証拠だけをピックアップし、他の証拠は「完全無視する」などという不正行為は裁判官には許されていません。(たまにそういう狂った裁判官はいて、冤罪を大量生産していますが許されることではありません)
他の分野の学問でも同様に、自分の主張に都合の悪い証拠を「完全無視」して理論を構築するなんて許されない行為だと思いますよ。
それなのに科学の世界だけは許されているんだな。
重大証拠を見落としても責任を追及されることは一切ない。なんとも、お気楽な商売です。羨ましい。
ゾンビが子づくり??
もう一点、さらに驚いた場面。
亀井眞樹は生まれ変わりとしか考えられない研究結果がある、生まれ変わりを唱える人の特徴、3歳の子どもが自分は4年前に殺されたと話した例を紹介した。亀井医師が語った事例とは、次のようなものです。
(上URLより引用)
ある村の3歳の子供の額には、縦に割れたような痣があった。
この子が「自分を以前の家に連れて行って」と騒ぐようになった。
そこで両親は子供を連れ遠方の村々を渡り歩いて、ようやく子供が「ここが僕が前に住んでいたところだ」と言う村を探し当てた。
その村で子供は、集まってきた村人の中の一人を指差し、
「僕は4年前、こいつに斧で額を割られて殺された!」
と叫んだ。
子供に指差された男は逮捕され、殺人事件が事実であったことが判明した。
この話は面白いなと思って聞いていましたが、問題はその後です。
亀井医師の発言の直後、澤口教授は何を思ったか、
生まれ変わりはDNAで全て説明がつくんです。 DNAが、生きている間の出来事を記憶していて、それが子供に受け継がれ後世にまで伝わることがあります。と言い出した。
あまりのボケ過ぎた発言に私は笑いました。
4年前に死んだ男の子供を、遠方の村の女性が生むわけがないだろう!
しかも
「DNAという記録媒体に書き込まれた出来事が物理的に子供に伝わる。それ以外に記憶が移動することは一切あり得ない」
と主張するということは、上の事例の男は、斧で殺害された後にその女性と交際して生殖行為をしたことになるが……。笑
凄いな、ゾンビが子づくりしたと主張するとは。霊魂を信じる人より妄想がハイレベル。
澤口教授はいつも他人の話を聴いていないので、おそらく亀井医師の話を聴いていなかったのでしょう。
だから澤口さんは仕方ない。
もともと話を聴かないキャラで、若干ボケているところが面白く人気な人でもあります。
しかし不可解なのはスタジオの人全員が、誰一人この話に突っ込まず澤口教授の話を感心して聞き入っていたことです。
全員が数分前の亀井医師の話を忘れてしまったのか……。
いくら猛暑だったとは言え皆さん呆け過ぎです(笑)。
あの番組出演者全員、脳ドックに行かれたほうが良いと思います。
(もしかしたら亀井医師と澤口教授の場面は、別撮りなのでしょうか? だったらあのようにおかしな展開になってしまっても仕方ないですが。そのまま放送するとは番組製作者は何を考えているんでしょう。澤口教授他を貶める目的か?)
あの場では唯一、武田先生だけが冷静で
別次元の宇宙があることはもう物理学で確定した事実なんだよね。別次元の宇宙がこの次元の宇宙と重なっているから、我々は見えない存在とすれ違っている。これは事実。と優しく心理学者・脳科学系の先生たちを牽制、反対者たちをフォローしていた。
しかし心理学などの学問はこの次元限定のものだから、見えないものを存在しないものとして扱うしかないわけだ。仕方ない。
(引用は要旨)
武田先生もそのご主張についてネットでは色々と叩かれているらしいが、場の議論を冷静に眺めて両者をまとめる、この瞬間だけでも「頭のいい人だなあ」と感じます。
(偉大な学者先生へ上から目線ですみません)
追記
上番組で心理学者の植木女史曰く、「霊魂を信じない人は信じる人に比べて、精神疾患になる確率が高い」
そうです。
その理由として植木女史は「霊魂を信じることが出来る人は全ての悩みをお化けや神様のせいにして、責任逃れが出来るからです」と説明していました。
でも上の場面を見ているとそうではない気がします。
霊魂を信じない人が精神疾患を起こしやすい第一の理由として、「脳の劣化」が挙げられるのではないでしょうか?
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