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吉野圭のプライベートブログです。小説裏話、前世+占星術
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いよいよ新たな時代の始まりです。2020年の大シフトチェンジを占星術で俯瞰する

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〔23:56追記、推敲〕

明けましておめでとうございます。
1日から来てくださった皆様へ感謝。本年もマイペースに発信を続けていくつもりです。宜しくお願い致します。

本年はまず占星術のお話から始めます。興味のない方には、すみません。

怖いので避けてきた2020年の占星術リーディング。
世界的に重大な節目となりそうな年であるため少しだけ星図を眺めてみます。

※詳細マンデーンはプロの方へお任せするとして。ここでは雑談として大枠のみ語ります




本格的な水瓶座の時代へ


占星術マニアの方はご存知かと思いますが、2020年末~2023年はいよいよ世界が「水瓶座の時代」へ本格突入する年です。
スピリチュアル分野の話ではなく占星術における意味で、です。

〔改めて解説〕
オカルト・スピリチュアル界隈では昔から「2000年代は水瓶座の時代」と言われてきました。これは春分点が水瓶座に位置する時代だからです。詳細⇒Wikipedia春分点
西洋占星術では春分点が牡羊座で固定されているためスピ的な「〇〇座の時代」という話は関係ありません。
ただし2020年以降、占星術的に言っても「水瓶座の時代」と呼べるほど水瓶座の影響力が強まります
春分点との一致は偶然に過ぎないのですが、やはり宇宙・高次元の計算では始めから計画されていたように思えます。

では、「水瓶座の影響力が強まる」と言う根拠とは。実際の星図(ホロスコープ)で眺めてみます。

地球物語が展開する。水瓶座サイクルへの大転換


本来マンデーンは春分点の星図で行うのですが飛ばして冬至の星図を眺めてみましょう。
結末から語るようで申し訳ない。しかしこの結末こそが2020年という節目を象徴していますから話が早いはず。

〔図1〕2020年冬至、東京で設定 
20201221tokyo.png
(C)さくっとホロスコープ作成さん

最も着目すべきは冬至に木星・土星の水瓶座0度コンジャンクションが起きることです。
木星と土星の合(コンジャンクションのこと。以下「合」)は時代の総決算と改革を表します。
これが水瓶座ピッタリ0度で起きる、しかも「終わりと始まり」を意味する冬至に

身震いがしますね……。この震えは興奮のせいなのか、それとも恐怖なのか?

木星・土星の合はただでさえ時代の節目を表しており重要なのですが、今回は地から風へエレメントごと転換します。
「地」の時代では富や財産、権力など、地上の価値観で物事が語られてきました。それが一気に「風」へと変わる。地上の価値観が通用しなくなります
しかも風エレメントのなかでも最も地上から離れた水瓶座ですから、なかなか既存の価値観で読むことは難しいでしょう。
このため何が起きるのか? 予測は難しく占星術家たちも解釈に悩んでいるようです。
私もはっきりとは分かりませんが、人間のなかでも水瓶座の性質が強いほう(ネイタルで水瓶座が最も強い)ですから何か言えることがあるかもしれない。自分なりに感じることを書いてみます。

夜明け前のカプリコーン・クライマックス


ここ十数年の我々は山羊座の時代を生きてきました。
2008年に冥王星が山羊座入り。
さらに2017年から土星も山羊座入りをし、今年2020年1月13日には土星・冥王星がタイトな合となります。
そのうえ木星・サウスノードまで山羊座にあり、それぞれ合を繰り返していきます。

これは「カプリコーン・クライマックス」と呼ばれています。つまり、山羊座の極まり。

山羊座の象徴とは何か?
最も成熟した地上の力を持つ山羊座は、「階級/ヒエラルキー」「権力」「統治」「独裁」を象徴します。
※人間個人の性格としてではなく社会の事象として読む場合です。ASC度数にもよりますが、個人の性格として読む場合はクラシカルで品格ある人のイメージになります。こちら参照してください。⇒山羊座の人の性格

2019年の冬至は当然ながら太陽も山羊座0度に入りましたから、「カプリコーン・クライマックス」が最高潮となった時です。

去年“冬至のお祭り”であるクリスマスは現実に世界全体で権力統治が増した時期と言えます。
特に隣国(C国、香港)にて――
「法治」とは名ばかりの国家体制で独裁者が君臨し、ヒエラルキー下位の人々を奴隷化して虐げました。
自由を求める人々の叫びが圧倒の権力によって踏みつぶされました。
おびただしい血が流れ、毎日のように人が殺され、とことんまで人格と精神が蹂躙され、自由への夢は幻として消えかかっています……。
あれはまさに階級の頂点に立つ山羊が喜々として飛び跳ねる悪魔の世界。地獄絵図です。
今、確かに悪魔思想による絶望が世界を覆っています。

カプリコーン・クライマックスの本番はまだこれから。
春分図を眺めると火星~冥王星まで不穏な星が山羊座に集まり、木星が膨張させています。従って、強大な権力による暴虐は2020年中もしばらく続くでしょう。

〔図2〕2020年春分、東京で設定 
20200320tokyo.png

私が危惧しているのはアメリカ大統領選の時期にちょうど再び山羊座が強くなることです。
次期アメリカ大統領となる人が世界の絶望を後押ししなければ良いのですが。
それともその時こそ狭い山の頂点に立つ山羊が転げ落ち、夜明けが来るのか?

闇は色濃くなり僅かな光さえも闇に呑み込まれそう。
しかし、誰かが言っていた“夜明け前は最も暗い”という言葉を信じて朝の到来を待ちましょう。


水瓶座が意味するものは「ファシズム」でも「全体主義」でもない


2020年末。ホロスコープ上は山羊座の時代が終わり、水瓶座へ大転換する時を迎えます。
これは滅多に起きない星図の壮大なシフトチェンジ。
希望に満ちてはいますが、何度も書くように人類にとって幸せなことばかりではありません。エレメントを移行するシフトチェンジはそれほど簡単ではないからです。

水瓶座のシンボルである美少年は神の召使。
彼が持つ瓶から流れている水は限りなく純粋で、地上を浄化するとされています。
これは人類を滅ぼすために神が起こす洪水をイメージしたシンボルです。

参照:

水は生命を養う恵みですが恐ろしいものでもあります。
洪水は地上にしがみついて生きる全ての者を押し流してしまいます。
救われるのは地上にしがみつかずに生きる鳥たちだけでしょう。

水瓶座はよく「ファシズム」「全体主義」に喩えられているようですがそのイメージは正確ではないと私は思います。
ファシズム・全体主義とは、集団統治のヒエラルキーを前提とした社会体制。地上の階級がなければ実現できないからです。
水瓶座は全てを押し流し拡散させる。と言うことは、国家の階級を保つことは不可能となるでしょう。
もしかしたら国家という概念すら失われるかもしれません。
当然、民族主義などという狭く小さな価値観を保つことも不可能になります。
水平線だけが見える世界で地上のヒエラルキーは消えたも同然になるはずです。
(なにしろ「地上」そのものが失われるのですから)

その水平線しか見えない世界で生存できるのは、個々に飛ぶ者だけです。
つまり全体に囚われない個人の精神性が大切になってくると思います。
個々に飛ぶ鳥たちは、バラバラに見えながらも「風」という空気で繋がっています。心と心の通信、テレパシーのようなものでコミュニケーションを取り合いながら飛ぶことになるでしょう。

もしかしたらグローバリズムは進むのかもしれません。
ただし現代人が想像するような「一つの価値観」のもと、隷従することを求められる今のグローバリズムとは違うと思います。
個性を何よりも大切に思うのが水瓶座です。
洪水後に一度は消え去ったかのように見えても、やがて水が引けば陸地が見えます。その時、もはや高い山は崩れ去っていますが、地域特性や文化・マイノリティの個性などは色とりどりに輝くと思います。

【関連記事】水瓶座の「個人主義」は孤独と異なります…『人は地上でバラバラ? 勘違いの個人主義=孤独感が全体主義を招く 』

具体的に現代へ照らし合わせた予測


もう少し具体的な言葉で2020年末以降の近未来を予測していきましょう。個々の国のマンデーン分析はしていません、またの機会に。あくまでも「俯瞰」ですから漠然とした推測。
これは2020年末以降の二百年に関する予測です。まずは近未来から、そして後のほうにかけて変革はゆっくり進むと思います

金融バブル崩壊


間違いなく世界経済は破綻へ向かっています。2020年の一時期は好調でも年末には暴落する可能性あり。
※2022年答え合わせ:暴落は数年後でしたね

大国崩壊


2020年末以降。東アジアにおいて孤立化し、困窮して追い詰められた隣の独裁大国がアメリカとの戦争を企てるかもしれません。
アメリカは傷を負って衰退するでしょうが完全に敗北することはないでしょう。
いっぽうの独裁国家のほうは崩壊し、内戦が始まると予測されます。ある学者が提唱している通り経済・人民の「大洪水」が起きる可能性があります。
この場合、難民が津波のごとく押し寄せる。日本もただでは済まないと思います。転覆しないように準備が必要です。

EUも崩壊の可能性大


残念ながらEU(欧州連合)も崩壊の兆しがあります。
東アジア経済の衰退、アメリカの衰退があれば煽りをくらって崩壊する可能性が高いと思います。
山羊座時代に考えた「一つの価値観による支配」としてのグローバリズムは無意味どころか弊害しかなかったと思い知ることになるでしょう。

新貨幣、情報システムの飛躍的進歩


既存の国家や民族主義が失われると感じた人類は、新たなシステムを飛躍的に進歩させることになるのではと思います。
ブロックチェーンの進歩。仮想通貨が当たり前となり、権力に支配されない世界へ。
ただし実力だけが物を言う冷たい個人主義の社会となるかもしれません。

文化の再興、個性際立つ社会


追記。実力社会であるために、なおさら個人の特性に焦点が当てられようになるのでは。
全体社会で踏みにじられていた古い文化も価値が見いだされ、「個性」「特性」として新たな形で蘇るだろうと思います。しかも民族に関わりなくその文化を気に入った者たちが取り上げる。
皆が他者に干渉せず自分の興味関心へ集中するため、今までの価値観で生きている人は寂しい社会になったと嘆くかもしれません。しかしマイノリティは自由にありのまま生きられるようになるでしょう。

(オマケ)宇宙交流が進む


もう少し空想を広げれば、宇宙人の存在が明らかになり他惑星とのコンタクトが始まるかもしれない。
この場合、地球における物質世界そのものが崩壊し、人間は地上を離れて精神で生きるようになるでしょう。


――予測を書いていくときりがないので今日はこの辺で。

最後はオカルトチックですね。
これは別ジャンルのような気がします。また機会があれば雑談として書きます。


他記事からの引用

参考までに要パス記事からの転載です。この記事のベースになるメモ。
“終わりの始まり”が展開する。
価値観が大きく代わり、次の時代へシフトチェンジすると言われている。

鍵は想像していた通りC国か……。
前記事で触れた学者、劉仲敬が表現した通り「大洪水」が起きるだろう。

中東紛争のほうが欧米の関心事なのだろうが、世界がそちらに目を向けているうちにアジアも決壊する。
トランプ大統領ネイタルチャートの天王星サビアン
「Two Chinese men talking Chinese.(中国語を話す二つの中国人)」
は、……(非公開)……を意味するかもしれない。

東アジアに住む我々にとっては大波に翻弄される世紀となりそうだ。
巨大過ぎる津波が襲えばどうにもできないが、覚悟だけはしておこう。

乗り切るためには
「しがみつかない」
こと。
民族や狭い地域など、物質的で地上的なアイデンティティにしがみつかないことだ。
そんな地上的な価値観は水瓶座には相応しくない。
人類を捉え、宇宙を視野に入れた発想をしなければ新しい時代を生きていくことは不可能となる。
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