新型コロナ補足 「ウイルスはお湯で死ぬ」「日光で死ぬ」デマに注意

吉野 圭

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テレビでもネットでも毎日この話ばかりで、うんざりされていることと思います。
私もうんざりしています。
壮大な犯罪が遂行していく様子と、相変わらず何も気付かない日本の人々を眺めることに。

ただここの読者様にはストレスを与えてはならないと思うので、なるべく深い話はしないようにしています。

一点だけ、気を付ければシャットアウトすることができる身近な犯罪のお話をしておきます。


「武漢ウイルスはお湯で死ぬ」というデマメール


すでにニュースやSNSでご存知の方も多いと思いますが、このようなチェーンメールが流行しているようなので気を付けてください。

メールでは
「武漢ウイルス(新型コロナウイルス:COVID-19)は熱に弱く26℃~27℃※のお湯で死ぬ
と説明されています。
これはデマです。
コロナウイルスが高温で不活化される(感染力を失う)ということは事実なのですが、体温より低い温度で「死ぬ」ことはありません。

〔追記〕 メールに記載された温度には幅があり「36℃前後」と書かれていることもあるらしい。ただし、いずれにしてもウイルスを壊すには低過ぎます

〔さらに追記〕 「武漢ウイルス」は中華圏の人たちが湖北人への侮辱用語として使っている言葉なので、この呼び名を使うのはやめましょう。武漢の人たちは被害者です。
推奨の呼び名: #新型コロナウイルス #COVID-19 …他お奨め

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西日本新聞より引用

そもそも「死ぬ」「殺傷」と説明されている時点で、専門家が発信したメッセージではないと言えるでしょう。
ウイルスは厳密な意味で生物ではありませんから、医療関係者が「死ぬ」と表現することはないはず。

私もこちらの記事で「今回のコロナウイルスは高温に弱い」と書いていますが、高温です。
布に付いたウイルスを不活化するには、80℃の湯に10分以上漬けること※が推奨されています。
この場合も石けんやアルコール、次亜塩素酸で消毒することが望ましいと思います。

当然ながら、すでに感染している人がお湯を飲んだだけでウイルスが「死んで」治癒することはありません。
感染予防という意味ならお湯ではなく水で喉を潤すだけでも効果はあるのでしょうが、この場合は15分ごとに飲む必要があるそうです。15分ごとに水を飲むのは難しいことだし、水を飲むため頻繁にマスクをはずして感染リスクを上げるよりは、普通にマスクをして乾燥を防いだほうが良いだろうと思います。

※感染予防ハンドブック新型コロナウイルス感染症市⺠向け感染予防ハンドブック第1版(2020/2/25)に基づく。


ウイルスは日光でも死にません


他に、「武漢ウイルスは日光で完全に死ぬ」というメールも出回っているそうですがこれもデマでしょう。

日光の紫外線殺菌力は想像外に弱いもの。
菌も一瞬で死んだりしませんが、ウイルスはなおさら不活化が難しいのではと思われます。もし業務用の紫外線殺菌器のような、細菌やウイルスが一瞬で死ぬくらいの紫外線が地球に降り注いでいるのなら、多くの人間が皮膚がんで死ぬと思います。

私がこちらで「日光浴をお奨めします」と書いているのは、紫外線を肌に当ててビタミンDを作る目的です。
もちろん完璧な方法ではありませんし、陽に当たり過ぎは禁物。
ただ、やらないよりはやったほうが良いと言えるでしょうか。

紫外線が心配なら食べ物から摂取すること。サプリメントは有害なので禁忌です。
参照:『ビタミンDをつくるのに日光浴が必要 4つの方法で紫外線に対策』


ショウガ・ニンニク


またウイルス感染に「ショウガが効く」「ニンニクが効く」という内容のメールもあったそう。これは別に有害でも何でもないし、体に良いから食べておけば?と思いました(笑)。ただしチェーンメールは有害だから友人へ送らないように。

私のように、片頭痛があるなど血行を良くする行いが禁忌となる体質の人はショウガ・ニンニクも避けなければなりませんが。
たいていの人にとって血行を良くすることは健康増進につながります。

それと、ショウガは体温を上げ免疫力を高めるそうです。
ただし「乾姜(カンキョウ)」と言って、長時間熱を加えたものでなければ体温を上げる効果はありません。
漢方薬局で売っている「乾姜」あるいは、どこの薬局でも売っている「葛根湯(カッコントウ)」がお奨め。
葛根湯は風邪のときに飲む薬のイメージですが、今のような危機の時には予防的に飲むのも良いのではないでしょうか。

生のショウガも、吐き気や下痢を抑えて解熱の効果があるとか。
新型コロナに感染した場合の、症状の緩和には役立つかもしれません。
ただし症状を緩和したからといって今回の新型ウイルスに勝てるとは思えませんね……。

また、今回のように治療薬を処方してもらうことが望めない病気の場合、自己免疫に頼るしかありませんので「解熱」してはならない気がします。
解熱剤を飲むことでウイルスを撃退する機会を逃し、肺炎など重症化を招く可能性が高まるからです。

さらに脳障碍を招く解熱剤もあり。
あくまでもインフルエンザの場合ですが参考までに。
『インフルエンザ、自己判断で解熱剤服用は極めて危険…脳障害や内臓障害の恐れも』


最も怖いのは医師免許を持つ者たちの「マスク不要」「検査不要」デマ


しだいに医療ブログのようになってきてしまいました。
どうも私は医療の話が好きらしい。
前世晩年の願いのせいか? 笑

ご存知の通り筆者は医師ではありませんので、リンク先の専門ページを参考になさってください。
グーグル神様に当方が「デマブログ」扱いされたら困ります。

しかし今最も怖いのは、医師免許を持つ者たちが撒き散らすデマです。

(例)
 1.「マスクはウイルス感染を防ぐことができないから、マスク不要。むしろ有害だからマスクしたらダメ!」デマ
 2.「新型コロナウイルスは死亡率が非常に低いから、安心安全」デマ
 3.「新型コロナウイルスの感染力は非常に低い。発症していない人から感染することは絶対無い。満員電車でも感染しないから安心安全。心配せず好きなところへ出かけてください」デマ
 4.「新型コロナウイルスの検査は不要どころか死亡リスクが高まる。不要な検査をすることで医療崩壊も招くから、日本人は検査してはいけない」デマ

…これらは現実に、日本において医師免許を持つ者たちによって大々的にばらまかれているデマです。
(この話を流している者・称賛している者たちの背景を観察していると100%嘘だと分かります)
日本人の感染者数を増やし、死者を増やすために行われている戦略的な嘘――謀略です。

ご想像の通り冒頭のチェーンメールもC国から送られたものです。
メディアは「PCウイルスが潜んでいる場合もある」などと言っていますが、本当の目的はPCを感染させることではなく、人間のCOVID-19感染者を増やすことだと思われます。
しかし分かりやすいデマなので、日本人医師が行っている謀略に比べれば可愛く思えてしまいます。

チェーンメールが安い「五毛」という給料で働くアルバイト工作員によるものなら、日本人医師たちが行っている謀略は骨まで悪に染まった高級工作員によるものです。
高級工作員は正体を見破るのが難しく、言うこともやることも本当に危険です。

私がいつも「敵は血統でも民族でもなく悪い思想(悪い心)である」と言うのはこういうこと。

皆さんにできることはただ一つ。
悪意ある巧妙なデマを信じないことです。

自分や家族の身を守るためには何が一番正しいことなのかという基準で物事を考え、嘘を見抜いてください。


〔例 答え〕


 1.飛沫感染を防ぐためにマスクは必須です。
 2.隣国発表の致死率には専門家の間で疑問が持たれています。年齢に関わらず突然死することもある、危険なウイルスであることが分かってきましたね。
 3.症状が全く出ていない人からも感染するウイルスです。飛沫感染だけではなくエアロゾル感染もあります。満員電車の感染リスクは非常に高いと言えます。
 4.的確な投薬による早期治療のために検査は絶対に必要です。今のまま検査を拒否し続けていたら、日本は重症患者で溢れ医療崩壊が現実となるでしょう。武漢の比ではなくなります。


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