神秘・占星術

    生まれ変わりはあると主張するアメリカ科学者(ネット記事感想)

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    〔3/20 文章改稿、加筆あり〕

    そろそろ皆さんコロナ疲れでは?
    私もコロナ報道に疲れきっている。と言うより正確には、嘘を叫ぶ非合理主義の「日本人疲れ」しているのだが。

    うんざりしたので、当ブログの原点に帰りスピリチュアルのネタを眺めることにした。
    少年心を掻き立てる※不思議情報ブログ、『カラパイア』さんより。
    いつもお世話になります。

    ※往年の『少年マガジン』、『ムー』、『旧2ちゃんねるオカ板』的な。厳密に言ってここのブログに通われている方が求める神聖なスピリチュアルとは少し違うと思われる…。俗ですみません。


    前世事例を調べるアメリカ人と、否定したがる古典的な心理学者


    まずは引用から。

     ⇒死後の世界と生まれ変わり。死後も人生は続くと主張するアメリカの科学者
     15年間にわたり前世の記憶があるという子供たちの証言を調べた科学者が、死後の世界や生まれ変わりはきっとあるのだろうと主張している。

     そう主張するのはアメリカ、バージニア大学の小児精神科医ジム・タッカー博士だ。彼は前世の記憶を持っているらしき子供たちにインタビューを行い、その結果を著書『Life After Life(人生の後の人生)』にまとめた。
    古い本らしい。
    日本語の翻訳本は絶版らしく、リサイクル本は異常に高いので同じ著者のこちらなどを読んだほうがいいと思う。

    『リターン・トゥ・ライフ ― 前世を記憶する子供たちの驚くべき事例』

    私はかつて別館にて、こういった本から引用して前世の記憶を持つ人々の事例をネット上にまとめていこうと思っていたのだけど断念した。
    あの場は占星術メインになってしまったし、体験者である自分の分析を提供するほうが重要だと考えてやめたもの。
    引用までしている時間が無いし。(個人ブログだと限界がある)

    その代わりたまにこうして書籍を紹介するので興味ある人は読んでみてください。
    私も時間があったら読むことにする。

    上記事からもう少し引用、
    タッカー博士の考えでは、こうした現象は量子宇宙論で説明ができるという。

     量子宇宙論は、この物理世界が私たちの意識から発生している可能性を示唆している。それによれば、人間の意識は、素粒子エネルギーとして宇宙につながっており、死後も何らかの形で残り続けると考えられるのだ。

    “目で見て触れられる世界を超えたものがあると結論づけるには、飛躍があることは承知しています。ですが、ここにある科学的知見は考慮すべきものですし、そうした事例をつぶさに観察すれば、記憶の持ち越しのようなことがあると考えるのが一番合理的だったりすることが多いのです。(タッカー博士)”
    量子宇宙論と結びつける発想は面白いね。
    本を読んでみなければ詳しくは分からないけど、現代物理はやはり原始仏教の次元に近付いていると言えるのかも。

    ただ個性を保った転生記憶が「量子宇宙論」で説明がつくのかという点は甚だ疑問。
    (単なる記憶ダウンロードだけならそれは有り。しかし個性も続くのは説明が難しいはず)

    死の直後に個人が「量子宇宙論」的に全体へ帰依するとの考えは、やはり仏教の「色即是空」に似た甘い飛躍と言えるかもしれない。

    肉体から準肉体へ。
    脳から精神へ。
    個からグループの小集合体へ。やがて全体集合意識へ。
    などと、もう少し段階を経た途中経過の理論がないと駄目だろう。

    いっぽう、反論は相変わらず古いパターン。
    最近気付いたが心理学は20世紀初頭頃の「ご都合主義」から全く進歩していないらしい。
     タッカー博士の量子宇宙論の一方で、前世の記憶を心理学的に説明できると主張する学者もいる。

     たとえば2014年、ハーバード大学のスーザン・クランシー博士はその研究で、宇宙人に誘拐されたことがある、あるいは前世の記憶があるといった主張をする人たちの擬似スピリチュアリティ的動機を指摘している。…
     対象になった人たちは健全な心の持ち主だったが、一方で非常に想像力が豊かで、”奇抜なアイデア”に対して非常にオープンな態度であるという共通点も見られたそうだ。
    タッカー氏の本などで検証されている事例は、そもそもそういった心理学で説明できるような曖昧なものではないはずだけどなあ。
    たとえば「知る手段が全くない知識」を記憶していたなどの、地上の物理では説明のつかない事例に限定して検証しているはず。
    しかしこの
    「心理学・脳科学で完全論破できる」
    と主張する人々はそういった事例は完全無視なのだよね。

    都合の悪い事例は見ない、聞こえない振りをする、質問には答えない。あるいは根拠もなく「相手が嘘をついているだけ」と決めつける。嘘ではなかった場合はどうなんだという仮定のうえでの、あなたの考え(思考の筋道)を訊ねているのだけどね?
    脳の成分が100%ご都合主義で作られている。笑

    昨今の社会情勢で、政府のプロパガンダやカルト思想を鵜呑みにして他者へ押し付ける、暴力的な人々も全員がこのパターンだ。
    自分にとって信じたくない歴史は「無かったこと」にする。
    日本人の新型コロナ感染者も「存在していない」にしてしまう。
    教祖や大本営の教えだけが絶対正しいのだと機械的にがなり立てるだけ。思考を失ったゾンビたち。

    ……ああ。また嫌な世界を思い出してしまった。この世界を眺めたくないから他分野へ意識を向けたのに。
    申し訳ない。
    とにかく皆さんカルト・ゾンビにならないように、目の前の事実と歴史に誠実であってくれ。

    〔余談〕

    実際、事実を無視する心理学者などもカルト・ゾンビになる危険が充分あるなと思う。
    最近は植木氏らの話を聴いていて、心理学は遅れている学問なのだと気付いたので諦めている。
    驚くべきことに彼らの分野では医学知識が二十世紀初頭で止まっているらしい。芥川龍之介の時代レベルだ。
    片頭痛の人が誤って心理学者のもとへ行き精神科を紹介された場合、脳のMRI検査もされずに変なお薬を出される危険がある。
    まずは脳神経外科などへ行って、現代医学での合理的な診察を受けるべき。


    引用したくなったコメント


    本編記事よりも意外と面白かったのがコメント欄だった。
    いくつか引用して、独りで勝手にコメントしてみる。
    15. 匿名処理班

    2020年02月10日 21:42
    ID:oE79Mj6a0 #

    十字教圏内は生まれ変わりを認めてないからね
    人生は一度きり、失敗したら地獄で永遠に過ごす。だから余った時間と金は全部教会に注ぎ込めですからね
    自分たちが当たり前としてる発想がタブーとか実際体験すると結構カルチャーショックだったりする
    その通り。
    人生一度きりと思う人たちは欲を貪るもの。
    唯物主義者はもっと酷い、天国地獄が無いと思うから殺人も平気でする。
    そのような欲望が強い人たちはそもそも欲を叶える手段としてその宗教を信じる。
    だから唯物思想・輪廻転生否定に必死でしがみつくだろう。これは宗教ゾンビだ。

    だけどそんな十字教圏内のなかでも誠実な人たちは、知らない文化へ興味を持ち分析を試みる。
    輪廻転生を本気で研究して分析しているのは何故かいつも欧米人ばかりだ。
    カルチャーショックだからということもあるのだろうが、たぶん合理主義の教育によるだろうな。

    合理であればこそ、既存理論からはみ出した事例を研究したくなるものだ。
    東洋のカルト・ゾンビのようにはみ出した部分を無理やりカットして(無かったことにして)、既存の器へ押し込めようとはしない。器のほうが間違っている可能性を考える。
    たとえ答えが出なくとも目の前のものに合わせて考える誠実さを持つ。それが合理の態度と言える。

    こんな欧米人を見ているといつも偉いなと思う。尊敬に値する。
    幻想プロパガンダを鵜呑みにする日本人に少しでもこの態度を見習って欲しい。

    こういう合理に忠実な性質は、疫病や軍事など危機に直面した際にこそ本領を発揮する。
    欧米が今、敗北しているように見えるのは事実のデータに正直だからで、この誠実さはいずれ差となり現れるだろう。

    26. 匿名処理班

    2020年02月10日 22:57
    ID:duDnq0tG0 #

    死後の世界とかいらない
    もう休ませて
    そうだよなあ、私も同感。
    でも「死後の世界」があるから休むという概念があるのでは?
    (何も無いなら、そもそも休むなどという概念は無い)

    疲れている魂は「死後の世界」で休めるらしいから安心されたし。
    何よりも、疲労困憊した直後の転生が最も辛い。体験者は語る、苦笑

    40. 匿名処理班

    2020年02月11日 01:00
    ID:swdMsxuc0 #

    死後の世界はわからないけど、前世ってのは絶対に無いと思う。

    うまく説明できないけど、
    前世があるなら過去にも自分がいたはずなのに、何故この今だけをはっきりと自分として生きてるかが疑問。
    一番新しい時代だからというのはナンセンス。
    今の自分も過去の自分のひとつになってないとおかしい。
    だから、「未来の前世」の記憶を持つという人がいるなら生まれ変わりがあるということに多少説得力がうまれるかな。
    これちょっと何言ってるか分からなかったのだが(笑)、仮に

    >何故この今だけをはっきりと自分として生きてるか

    の「自分として生きる今」が「自分の人生として認識できる時間」という意味だとして、この書き込み者が現世の生まれた時点から今までしか認識できていないなら、それは過去の人生について記憶が無いから。ただそれだけのこと。
    記憶のないときの時間は「自分」として意識できない、だって覚えていないのだし。逆に記憶があれば過去生の自分も意識できる。
    現に私は記憶している全ての過去生について自分だというアイデンティティの一致はあるけどね?
    だから、
    「今(現世)だけをはっきり自分として生きてる」
    と仰る意味が分からなかった。

    もしくはこの方の言う「自分として生きる今」とは人生という一区切りではなく、現実に存在する瞬間瞬間の今、「現在ここに居る」という意識(以下、現存意識)について言っているのか。
    この方は現世において、全ての過去時点に「現存意識」がある人なのか? だとすれば何らかのエラーか心の病気だと思う。

    多くの人は記憶があるから今の人生全てを「現在・生きている」と勘違いしているのだが、実際はそうではないだろう。
    過去は生きていない。未来も生きていない。
    時間は消えず全ての時間は存在しているのだそうだが、意識は間違いなく時間という川の流れの一点にしか浮かべない。
    だから意識は、今この一瞬というポイントしか「自己の存在」感覚を持つことはできない。

    >今の自分も過去の自分のひとつ

    一瞬経てばすぐにそうなる。

    前世であろうと今世だろう来世だろうと同じ。ただ時間が長いか短いかの差があるだけ。
    記憶の有る無しなど、もちろん関係ない。
    人は現世であっても多くの記憶を失っているのだが、本人の記憶が失われたとしてもその過去は「無かったこと」にはならない。
    もし記憶が無いだけで存在が否定されるのだとすれば、記憶喪失の人はどうなんだ? 認知症の人は? 自分が誰かすら分からなくなった場合でさえ、その人が存在していないなどということにはならない。

    逆に言えば、前世記憶があるからと言ってその人が「前世の自分を生きている」とは言えないよね。
    あたかも過去にいるかのように、ありありと記憶が蘇ることはあるのだけど。
    (もしかしたら思い出した瞬間だけ意識がその時点に飛んでいる、ということはあるのかもしれないな)

    ところで、

    >「未来の前世」の記憶を持つという人がいるなら生まれ変わりがあるということに多少説得力がうまれる

    未来の前世記憶を持つと仰る人はいるよね。
    そもそも私だって過去だと思っている記憶が未来かもしれない。
    (経験や疲労度を考えればそれは無いと思うが)
    過去から未来へ一定に時間が流れているように思えるのは、地上限定の幻想であるらしい。未来も過去も、どちらが先で後などという決まりはない。
    輪廻は輪だから、未来と過去がリングで繋がれば終了なのだと思う。


    54. 匿名処理班

    2020年02月11日 10:36
    ID:XL1.M0PR0 #

    あの世についてはどうすれば「ない」と証明できるのか?
    反証主義の立場からすれば反証不可能なものは疑似科学に過ぎん。
    スピリチュアルやらオカルトやらの信奉者は疑似科学のそしりを受けないためにもまずここから始めるべきだろう。
    これは酷い。

    「無い」と証明できないから科学ではないと。
    低次元な現代科学の範囲で言うのは構わないとしても、さらに進んで「我々が無いと証明できないから、それは無い」と主張する人たちがいる。
    死後世界を否定したい人がよく使う詭弁。
    思考停止のための技術。

    そもそも、この世においても「無い」ことを証明できるものなどあるのか?
    太陽が無いことをどうやって証明する?
    宇宙が無いことをどうやって証明する?
    「それらが無いことを証明できないから無い」と嘘をつく。
    その詭弁に逃げたから、近現代哲学は嘘つき思考停止のゾンビばかり生んできたのだよ。有った歴史を「無い」と言い張り、架空の歴史を捏造にした。嘘を何百回も言えば真実になるという欺瞞を発明した。そうして有害カルトを生んで殺戮まで正当化した。

    以下の意見が正論。
    71. 匿名処理班

    2020年02月11日 21:16
    ID:Eo2nc4G50 #

    ※54
    反証できないから科学ではないというのもまた主義主張でしかなく、慣例主義の思考停止だよ。人の論理機構の限界を超えているから諦めるか、一つ一つの事例を集めて仮説を立てるのか、陥りがちなのは反証できない=無いという論理の飛躍。


    最後。
    58. 匿名処理班

    2020年02月11日 12:05
    ID:34Y91n.J0 #

    意識や心は、脳の電気的・化学的反応だから、肉体が死んだら「無」「ゼロ」でしょ。
    輪廻転生や前世を覚えているってのは、ありえない。
    古典的な否定派にほっこり。子供かな?笑

    脳がいったい何の臓器であるかということは、実は現代でもはっきり分かっていないのだよな。
    思考や行動を生み出す臓器、というのが二十世紀的な定説だったが、最近は「受信機ではないか」という仮説もあるらしい。(小耳に挟んだだけでメモするのを忘れたので、元のソースを見つけたら貼ります)

    ちなみに私はそのどちらも真実と思っている。
    つまり即座に反応しなければならない肉体の行いは脳が原動となっているが、感情や思考は受信されたものでは。アバターをコントロールしている主体は脳そのものではなく別にある。

    ※だから死んで転生すると肉体記憶は失われ、感情・思考の記憶だけが持ち越されると考えられる。食事や生理的なことは肉体に属し、感情。思考はアバターを動かしていた主体である魂に属するために。


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    眠いから終わり。

    また気になる記事があれば引用してコメントします。

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     ・前世記憶は脳による作り変えなのかどうか、続き。自分の場合

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