神秘・占星術

    白い羽虫が大量発生。これは吉兆か、それとも?【スピリチュアルな意味】

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    ※この写真は花吹雪。ACより

    初夏に舞う雪片


    先日の昼休み。公園の駐車場に車を停め、弁当箱を開けようとした時でした。目の前の木々の上を飛ぶたくさんの白いものに気付きました。

    緑に映える白がひらひらと舞う様は、まるで降り始めの雪のよう。あるいは桜が散る時期の花吹雪のようでした。

    始め紋白蝶かと思っていたのですが、近くまで飛んできたその羽虫をよく見れば純白の蛾なのでした。
    蛾だと分かってもその飛び交う姿は優雅で美しい。
    緑生い茂る初夏に雪が降るような光景はファンタジックで、しばし昼食をとることも忘れ見惚れてしまいました。

    後で調べたところ、この蛾は“キアシドクガ”というらしい。
    今年は日本全国で大量発生しているそうです。



    “ドクガ”という名だが成虫に毒は無く人間に害は及ぼさないとのこと。
    (ただし幼虫には毒があるらしい。なかなかグロテスクな毛虫なので、虫が苦手な方は検索されませんように)


    白い蛾のスピリチュアル的な意味は?


    ここのブログで何回か書いてきた通り、蝶などの虫にはスピリチュアル的な意味があるようです。

    【以前書いた記事】
    ・蝶は高次霊が操る「使い」という話
    ・鳥居の奥から、黒アゲハが飛来する神秘… とエンジェルナンバー444

    と言っても日ごろ見かける虫の全てに高次からのメッセージがあるわけではないと思います。

    「何かいつもと違う」というインスピレーションを受けるかどうかが区別するポイントです。
    虫らしくない不思議な行動をする虫や、大量発生などに遭遇した場合はオラクル(神託)・オーメン(予兆)の意味が含まれているはず。

    たとえば今回のように、この地球における大変革の時期、全国規模で発生する虫などはやはり国家への“天意”の表れでしょう。

    では、大量発生する白い蛾にはスピリチュアル的にどのような意味があるのか?
    検索してみました。
    スピリチュアルな観点で考えると、蛾はよいオーラをもつ人に集まりやすい虫ですが、残念なことに蝶ほど縁起がよいメッセンジャーではありません。一匹ならともかく、わらわらと複数の蛾がいた場合、逆にマイナスのメッセージが指摘されます。アリやハチ、ハエと同様に、運気の悪い虫と呼ばれもします。ちなみに運気がよい虫の代表は蝶やトンボ、セミです。

    夏の夜、誘蛾灯などに引き寄せられて身を焦がす哀れな虫、「飛んで火にいる夏の虫」とは蛾のことです。光に向かうこの特性が無謀で思慮が足りないことから、蛾を象徴する言葉には、変容や嫉妬、好奇心、誤解などが使われます。


    白い蛾には他の蛾と違い、ポジティブな意味が込められています。

    夢に登場する蛾にもさまざまな意味が込められます。白い蛾を夢にみたら、運気が上がり、恋愛をはじめ万事がトントン拍子に運ぶという幸運に恵まれるとされます。まさに吉夢です。


    夢の中だけでなく白い蛾は吉兆の証、そもそも白自体が成功や純潔を象徴する神聖な色なのです。


    白い蛾は死の前兆を告げるとする言い伝えもありますが、死は魂を解放してくれるもの、だから、蛾のお告げを忌むべきものとは考えませんでした。
    https://amaterasu49.media/archives/21814
    とのことで、やはり一般の蛾はイメージ通り「嫉妬、誤解」などの煩わしいメッセージであるようです。

    ただし、白い蛾には美しい見た目そのまま「吉兆」の意味があるそう。これは他のサイト様でも一致していました。
    そんな白い羽虫が国規模で大発生しているということは、日本にとって良いメッセージと受け取って良いでしょうか?
    ……でもこの蛾も、あまりにも大量に発生すると木を枯らしてしまうそうなので吉だけではないと思いますが。

    個人的に感じたこと。死者たちが生者を守ろうとしている


    私自身の感じたインスピレーションについて。

    実は公園で白い蛾に見惚れていたとき、「あれは死者の魂ではないか?」と感じていました。今回の禍で亡くなられた方々の魂。

    自粛解除されて浮かれる日本、既に禍など無かったことになりつつあります。この国はいつものこと。
    しかし現実には亡くなられた方々がいたのです。
    「自粛解除された。良かった、良かった」と言って死者たちをあっさり忘れてしまうのはあまりにも薄情ですし、「良かった」と胸を撫でおろすのは早過ぎです。

    “自分たちを忘れないで。
    楽観しないで。
    これからも第二波、第三波が来るから気を付けて”――

    死者たちが生き残った人々へそうメッセージを発してくれているように思えてなりません。

    あるいは、上記事でも書かれている伝統的な意味「死の予兆」。
    これから日本で大量に死者が出るということかもしれない。(個人的には病だけで死亡するのではなく他の要因も含まれると思いますが)

    そうは言っても、幸運の白い蛾。
    数年先の未来には希望があると感じます。
    もしメッセージを正しく受け取って誠実に対処したなら、苦しい時を乗り越えて再生できるかもしれません。美しい羽虫のように。
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