
今年のクリスマスは何だか胸が騒ぎますね。大変なことも多いですが、最近のグレコン祭り騒ぎを眺めて私は期待感のほうが大きくなってきているかな。
そこで連日しつこいようですが、水瓶座時代について解説の追加です。クリスマスだからこそ語りたくなった話。
オーディンが復活しそう
私はクリスマスを宗教に関係なく“冬至のお祭り”※として祝うことにしています。その意味で、今年のクリスマスほど祝うにふさわしい日は無かったように思います。
もちろんグレートコンジャンクション&ミューテーションの、占星術で言う「風へのシフトチェンジ」が起きる大イベント時だからですが。
それ以上に、スピリチュアル界隈の方々が仰る「水瓶座時代」の意味も現実に活きていると思います。
スピリチュアル的な「水瓶座時代」と、占星術的な「水瓶座時代」は別の話で12星座の輪を逆方向に進んでいくわけですが、今2020年に水瓶座0度で交わり星々の合も起きたのはまさに奇跡。この信じがたく美しい一致が偶然であるはずがなく、大いなる宇宙のシナリオが表現されていると感じています。
※クリスマスも盗まれたものだった
最近広く知られるようになってきましたが、クリスマスは古代、北欧地域で冬至を祝うお祭りでした。キリスト教の祭典となったのは北欧が侵略されて以降。
要するに他所の神に土着の神が盗まれたわけです。それでも人々は殺されることを防ぐために他所の神を祭るふりをして、こっそり自分たちのお祭りを楽しんでいました。……何か今現在、近くの国で起きているできごとに似ていますね。(せっかくのクリスマスにブラックな歴史を暴露してすみません。でも今は2千年のディストピアが崩れるときなのですから、皆さんも真実を知るべきです)
かつての北欧で12月25日に供物を捧げられていたのは“冬の至り”を象徴する、オーディンという神様です。北欧多神教の神々を導くリーダーのような神です。実はサンタクロースのモデルでもあります。
サビアンシンボル『吊るされた男』もオーディンのことだと考えられます。
【解説記事】吊るされた男と、軍神オーディン
タロットに描かれたオーディン(下の絵)は逆さ吊りとなって貶められるのですが、何故か楽しそうにしています。
〔再掲〕

実はオーディンは逆さ吊りに遭いながら、世界を逆から眺め偉大な智恵を模索しているのです。そして瀕死となりながらも(9日9夜の後に)蘇生します。智恵を獲得して生まれ変わるわけです。
おそらくこれが今の時を象徴しています。ディストピアを支配してきた悪魔に代わり、古い神々が復活するのではと思います。
やがて“偉大なる智恵”である宇宙の真理が蘇り、偽物の看板はもろくも崩れ去ることでしょう。
新奇で空虚な世界となるのではなく、古代が新しく再生する
何故今この時に再び北欧の軍神が気になったのかと言うと、やはり自分のネイタル・サビアンシンボルの重要点に彼が鎮座しているからです。
ものすごくレベルは低いですが「東洋のオーディン」(…苦笑)役の孔明ともイメージが重なるため、気になってしまいます。
水瓶座の孔明(ASC。諸葛亮ネイタルホロスコープ参照)といい、オーディンといい、東西ともに古代のシンボルが今の時代に現れるのは古代復古の兆しではないでしょうか。
一神が民を奴隷化して押し込めてきた過去が、これから一気に噴き出し洪水となるのかもしれません。先日の、水瓶座時代を「温故知新」と仰った占星術家の方は誰より鋭かったと思います。
残念! 水瓶座を社会主義と誤解している人の多さ
しかし水瓶座時代に関してネットの記事を色々と呼んでいますと、少し勘違いされている占星術の先生が多いなあと感じます。
何を勘違いされているのかと言うと、“水瓶座”が表している「新奇さ」を人間性を殺してしまう性急な改革としか解釈していない点。
あたかも20世紀の初頭に「見た目のフラットさ」を目指して革命を起こしたあの国々のように、世界中でディストピア革命が起こるのではないか、と考えているようです。それを恐怖と感じるか、ワクワクする夢の実現と思うかはご本人のイデオロギー的立場によって変わるようですが。
つまりいずれにしても皆さん、水瓶座時代を「社会主義革命が実現する時代」だと夢想しているのですね。やはり、と言うか案の定。
たとえばこちらの先生が書いたコラムは正しいところもあり面白いと思って昨日読んでいたのですが、社会主義革命を水瓶座に投影している点は違うかなと思います。
【星読み】歴史が物語る驚きの出来事 ~「アウトサイダーが世界を救う!?」 岡本翔子
「アウトサイダー/異端者が世界を救う」とはたぶん正しいし、先日トリセツ(という性格分析テスト)で『異端者』と出た私も頑張らねばと思えました。
しかし、「公平平等な社会主義が実現する! 良い時代の到来。ワクワク」は無いですね。
水瓶座は平等を強制しませんよ
水瓶座が平等を強制することはありません。
昨日の呟きより:
米アカデミー賞、民族や性的マイノリティの起用を“強要”…うわ
>来年には「そんなの当たり前。基準にするまでもない」という状態になっているはず
なっていないと思います。
自由、個人性を表す水瓶座は強制しませんよ。強制による平等は、地が極まったディストピア👿
色々読んでいると、やはり向こう側の人たちが
「水瓶座=M主義! 見た目の平等ばんざい!」
と勘違いして喜んでいるようだ。
ビッグブラザーのスカイネットが個人の言論と情報を奪い、似非“平等”を押し付ける恐怖支配の世界。そんなの自由を愛する水瓶座のわけないでしょう。
@ZhugeLi57125862
どういうことか。
もっと詳しく:『2020年末「水瓶座の時代」への準備③』より引用。
今年9月、米アカデミー賞の主催団体から作品賞に関する新基準が発表されました。
2024年から、役の主要ポストに白人以外の民族を、制作陣の主要ポストに女性やLGBTQ+、障がい者を起用することなど、新設された4つの基準のうち、2つを満たさなければ作品賞の対象外となる、というものです。
これに関しては、現在否定論者も多いようですし、一見、性急な決定に聞こえますが、来年には「そんなの当たり前。基準にするまでもない」という状態になっているはず。
気付かれましたか?
これはとても恐ろしい現実を書いています。ぼんやり読むと気付かず、「差別のない素晴らしい世界!」と拍手を送ってしまいそうですね。
米アカデミー賞は「平等を強制しろ」と言っているわけです。そしてこの方は、「水瓶座時代にはそんなの当たり前になる」と説かれている。
“そんなの”とは、強制が当たり前になるということでしょうか? いや、おそらく強制した結果として人々が「教育される」ので、差別しなくなるのだというお考えなのか。
実はこの「強制的に差別をなくす」こと、そして民を洗脳し無思考の奴隷化した結果としてフラット(見た目の平等)な世界を実現しよう、と考えるのは社会主義です。
そんなディストピアは水瓶座世界ではありませんので、どうか信じませんように。
まず、冒頭にも書いた通り水瓶座は「平等を強制」しません。上から皆をフラットにしてしまうのは水瓶座時代にふさわしくない。
そして何よりも社会主義は「一神が民という奴隷を支配」するという絶対的階級システム。それはこれまでの2千年に属する支配の概念です。
水瓶座時代に社会主義革命は実現しない
過去記事と重複するかもしれませんが、社会主義は水瓶座が目指す世界ではないのでどうか騙されないでください。今後も「水瓶座時代=社会主義の時代が来た!」と叫ぶ人たちが大勢現れるでしょうが、嘘だということを覚えていてください。
確かにこれからは徹底した改革が行われるでしょう。革命のために容赦しないとは、水瓶座の星である天王星の性質でもあります。
しかし、水瓶座の改革エネルギーは「独裁支配、ファシズム」を打ち倒すためだけに発揮されます。そして現在のところ最も凶悪なファシズムは共産社会主義です。
民を奴隷化するシステムは水瓶座時代にふさわしくありません。
人々が自由に個性を発揮して生きられないディストピア国家は、これからの時代には崩壊する運命です。
伝統文化も破壊されるどころか蘇ります。人を幸せにしない悪い習慣だけ改良されるでしょう。
個性の源である伝統文化を大切にしながら、改良改善して新しい時代を目指していく。そんな、「ぜんぶ取り込み新構築する」スタイルが水瓶座時代の生き方となるはずです。(水瓶座は全て眺める俯瞰思考だから“洪水”に象徴されるのでは)
革命され、打ち壊されるのはスカイネットのほう!
そもそも社会主義など地の時代の失敗作、廃棄されるべき思想です。水瓶座時代の人類は腐敗したディストピア思想を脱ぎ捨て、個性の輝きを取り戻すでしょう。