我傍的、ここだけの話

吉野圭のプライベートブログです。小説裏話、前世+占星術
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私の前世名についてと、『我傍』『僕前』ご感想【返信】

1/4にメールいただいたS様への返信です。遅くなってすみません。

小説のご感想部分だけここに引用して返信させていただきます。

(個人情報に関わるところはカットし、後ほど別に返信致します)

私の前世名について


最近もう隠さなくなってきたので、お気づきの方も多いでしょうが。

一応まだ「小説ネタバレ」という問題がありますから、このご感想記事では名前を伏せて(Kと表記しましょう)引用致します。
二年ほど前にホロスコープ(前世関連)で検索していた所、貴サイト様にたどり着き、それからずっと興味深く拝読させて頂いております。
恥を忍んで申し上げますが、一年以上隅々までブログを読んでいたのにも関わらず、吉野様の前世人物がKさんだと察する事が出来ず、気が付いたのは昨年でした。(鈍感というレベルじゃないですね……)

いえいえ……鈍感ということは無いと思います。

私はなるべく表では前世名を名乗らないようにしてきましたので当然です。匂わせるようになったのも最近です。

前世名で釣って売るつもりは一切無かったから、死ぬまで隠れて暮らせたらいいなと思っていました。小説読者様だけに伝われば充分だと。(読後に)

だから、ネットで小説公開を始めてもう20年近く経ちますが、未だに私の存在は界隈で気付かれていないようです。まあ歴史マニアさんは気付いても黙殺・完全スルーしているのだと思いますけど(笑)、それでいいんじゃないですか? 見たくないものは見ない、信じたくないものには近寄らないほうが精神衛生に良いでしょう。

ただ最近は、東洋全体があまりにもひどい状況なので、前世名を使ってメッセージを流せないだろうか……? と考えています。それで匂わせるようなことを書いています。

「我は〇〇の生まれ変わりなり!」ドドーン、

などと宣言できない不器用者でして。苦笑

今はまだ伝える方法を模索している感じです。

現状のまま自然に知れ渡っていき、いつかメッセージを東洋全体に届けられる状況になっていればいいな… などと虫の良いことも考えています。

相変わらず他力本願で怒られそう。そもそも自分からアピールできるタイプではないのですよ(ご存知とは思いますが)。引っ込み思案な私を現代へ送り込んだ高次霊さんが間違っている。

『我傍に立つ』へのご感想


(筆者の前世名を知って)とても驚きましたが、それからは彼が何を想いどう生きたのか、ただただ純粋に気になるようになり、「我傍らに立つ」を購入・拝読させて頂きました。
感想としては、素晴らしいとしか言いようのない作品でした。
私事ですが私も吉野様と同じく、幼少期から古代東洋の世界観が苦手だったのですが、そんなことは全く気にもならず、 “古代東洋風ファンタジー” を心から楽しむことが出来ました。

終盤の独り残された至暁さんが奮闘する所は読んでいてとても苦しく切なかったですが、序盤よりもぐっと貫禄もついた彼の姿は凄く格好良かったですし、本当の「漢」だと感じます。

ありがとうございます……恐縮なお言葉。

何より「漢(おとこ)」とのお言葉が嬉しかったです。自信を持たねばと思いました。

古代東洋が苦手でも、また先に名前を知っていても、何のフィルターもかけずに読んでいただけたことに感謝致します。

皆がそのように読めるわけではありません。先に名前を知っているとフィルターをかけて曲解する方が大多数(知った時点で何故か抗議してくる方もいた)。それなのに、ありのまま読んでくださったS様は純真で歪みのない目をお持ちなのだと思います。
そして至暁、もといKさんは本当にみんなから愛されていたのだな、と思いました。
死んでも、何千年経って時代が変わっても、魂も愛も無くならない。思い出は残り続けるんだ、と終盤を読んでいて、そう思って泣きました。読み終わった後も号泣してしまいました。
吉野様が仰られている“一瞬と永遠”が、本当の意味で理解出来た気がします。私にとっても希望になりました。子供の頃は死んだら無だと信じていましたので…。

そして、吉野様も以前同じような事を仰られていたと思いますが、実名・ノンフィクションではなく「フィクション」として書かれたからこそ、純粋にストレートに心に響く作品になったのだろうなと私も思います。(私も当初実名で書けば良かったのではないか?と思ったのですが、読み終えてから考えを改めました)

感動致しました。小説ご感想としてはもう「号泣した」以上のお言葉はないと思います。今、こうして引用するために再読していても目頭が熱くなります……。

「子供の頃は死んだら無だと信じていました」

私もそうなんです。前世記憶を思い出し、さらに現実と照合して初めて魂は永遠なのだ、一瞬は永遠だと知覚しました。

私の場合、心では分かっていても頭で理解しない限りは納得できない質だったので時間がかかりましたが。

★皆さんへ。こちらが現実との照合過程をメモした記事です:経緯1.退行催眠で見た「前世イメージ」と、当初の考え

実名化について


以前「実名化する決意」と書いたものの、歴史ファンの人たちの熱い意見を眺めるにつけ、やはり『我傍』の設定で書いてはいけないのではないかという迷いが消えません。

江戸~昭和の日本人がどのようなイメージを持っていたか、先日も資料を引用しましたが。あのような資料を読むとまた悩みます。皆様が声援を送る箇所を根底から崩すような設定では、きっと落胆されるし怒られそう。現代では他にもっと酷い、誹謗中傷のための作品が山ほどあるから私の設定はマシなほうかもしれませんが。

『我傍』の一般フィクションと違う設定は、実は私自身にはっきりとした記憶のない箇所です(計画と晩年の行動について、です。主人と初めて会った場面は、はっきり記憶があります)。

もし記憶があればどんな設定でも強く押し出すのですが。思い出していない限り、強く主張するのはまずいだろうと思うわけです。

こんなことで悩んで今も躊躇しています。

だからやはり、迷いなく書くために別の名で書くことが必要だったのですね。若く何も知らないうちに、完全オリジナルの『我傍』を書いたことは正解だったなと思います。知識が増えた後では絶対に書けない小説でした。

ただこちらの方が仰る通り、いずれは実名化も必要だと思います。今の状況を考えればなおさらです。

ご意見ありがとうございました。『我傍』実名化について

いずれにしてもまだ実名化のためには実力不足と思っています。もう少し周辺の史実も勉強して、今度こそ「歴史小説」とせねばなりません。その執筆をするまでに、記憶曖昧なところを思い出せればいいなあ… などと夢見ています。

『僕前』へのご感想、他


また実は「我傍」より先に拝読したのが「僕が見つけた前世」でしたが、この作品も面白かったです!
あの永遠に続きそうな日常感がたまりません。あ~こんな感じだったよなあと高校時代を思い出して懐かしくなりました。

「***」はフィクションも史実も全く知りませんでしたが、初めて触れたのが「我傍」で本当に良かった、私は幸せ者だな、と心から思います。素敵な作品をどうもありがとうございました。

『僕前』のご感想もありがとうございます!

『僕前』は、あのずっと続きそうに思っていた高校時代の空気感が伝わって嬉しい。小説を書く時はいつも、空気感や自分の驚きなどを疑似体験してもらえたらいいなと思って書いていますので。

>「***」はフィクションも史実も全く知りませんでしたが、初めて触れたのが「我傍」で本当に良かった

そうだったのですか。(私もこんな運命になければ一生知ることのない物語だったと思うのでお気になさらず。「幸せ者」と仰っていただけて嬉しいです)

おそらく『我傍』読後に一般フィクションに触れると違和感あると思います。フィクションKは凄いことになっていますので驚かれるかも。誰より私が一番ビックリしましたが😅

史実のほうも、読み方次第で色々な解釈ができるようですね。うがった見方をする人はあくまでもKを悪者と解釈します、どこをどう捻じ曲げればあのように読めるのか謎です。誹謗中傷する前提で異次元な曲解をする人は多いのです。

また史実には『我傍』と違う話も書かれています。「史実」と言いながら、本編には嘘が多いのですよ。(根本に間違いはないのですが)

とにかく主人との関係など本質的な話に関しては、『我傍』が世界で最も正しいと言い切れます。だから今後どのようなフィクションや解説本に触れても、『我傍』の根本を信じていただければ幸いです。

ブログ記事のご感想


当ブログ記事へのご感想も引用させていただきます。
そして最後に、吉野様が以前ブログに書かれた「死の淵にいる人へ。「過去にすがるな」? いいえ、すがってください。人生は思い出だけでも充分」の記事に、とても救われています。
私事ですが、私自身、人生が辛く迷っていまして、そんな中拝読したこの記事で涙しました。読むたびに泣きそうになるほどです。
吉野様のお言葉には、噓偽りの気持ちは全く感じません。本当に真っ直ぐな方だと思います。
本当にありがとうございます。

またまた……私のほうこそ泣いてしまいました。

いつも思うまま書き散らしているブログ。あの記事も「こんな微妙なことに踏み込んでもいいのだろうか?」と迷いつつ、残酷な出来事に耐えられなくて想いをぶつけたものですが、投稿して良かった。

常に自分の書いたものへは想像以上の反応が返ってくるので、これからも発信し続けていかなければと思います。

こちらこそ、勇気をいただけるご感想ありがとうございました!

そして今後も当ブログをよろしくお願い致します。
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