2021
Apr
17
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「ただ一つの美しい星」タイトル変更「夜明けの梟と美しい星」へ

拙著『永遠の雨、雲間の光』 第一話『ただ一つの美しい星』を『夜明けの梟と美しい星』へ変更しました。

まだアマゾンのファイルでは変更が反映されていません。
たった今、修正ファイルを送ったところで 承認→通知 待ちです。
承認されたらキンドルで反映させる必要があるので、またお知らせ致します。
色々ご面倒おかけして申し訳ありません。
変更理由
今回、タイトル変更した理由は作品内の後書きにこの通り記しました。
【タイトル変更】
当初のタイトルは『ただ一つの美しい星』だったのですが、変更し『夜明けの梟と美しい星』としました。前タイトルは独裁思想(統一主義)に悪用される恐れがあると思ったからです。
現在、ある独裁国家が老子などの古典にある「万物は一から生まれた」などの言葉を悪用し、「すべてのものは統一される(全世界は我々一つの政権に従うべき)」として侵略・独裁支配を正当化しようとしています。実際の古典思想で独裁支配を正しいなどと言うものはありませんので、どうかあの者たちの嘘を信じないように願います。
私の観たビジョンでも「全ては一から生まれた」というインスピレーションを受けましたが、それは「個(生物・物質・精神)のなかに全がある」という意味でした。つまり、個のなかに全宇宙と等しい価値があるということ。一人一人の人間が宇宙に等しいのだ、あるいは一人一人のなかに仏(神)が在るという意味です。これは多神教が説く真理に同じです。
他者の個性を無価値と断じ、一人の権力者が我がままほうだいに他者を貪ることを正当化する全体主義は宇宙の真理に反します。個が存在する限り、個は宇宙に等しい。だから一個が他の全個を支配して呑み込むことなど不可能です。
【関連記事】『永遠の雨~』(1)は、ほぼ覚えている過去世記憶のままです
おまけの話。誤解は防ぎきれないこと
まったくなんて時代でしょうか……。
説明がなくても通じ合えるような、基本の道徳観念が浸透していない時代なので曲解や悪用がまかり通っています。
(以下数行、読み直して疲れを覚えたためカット)
本物の人間へ言葉が届きにくい時代です。
こんな時代ですから、悪用されることを意識して修正ばかりしていてもきりがないと思っています。
左右ロボットたちに思想コントロールされないよう、修正もほどほどにしないと。
今回、『ただ一つの美しい星』というタイトルは悪用しやすいと思ったので変えたのですが、肝心のストーリーまで変えるつもりはありません。
本筋のビジョンは実際に退行催眠中に得たもので、今の私の思考で変えてはならないと感じるからです。
“アテン”という主人公の名も危険と言えば危険。
これは思い出した名ではなく小説執筆時の創作ですから、変えてもいいかなと迷いました。
しかし音の響きが好きで愛着があるし、直観的にこの名を選んだことにも理由があるかもしれないので、このままとします。
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