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ハイヤーセルフとの繋がり方とは? はやともさん、それ違います

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久しぶりにスピリチュアルの雑談です。

前にここでも記事でご紹介した霊視芸人、シークエンスはやとも氏のYouTube動画を見たところ、「それ違いますよ(用語の定義として)」と思う点があったのでメモしておきます。

ハイヤーセルフは、肉体のことではありません(笑)


話題とするのはこちらの動画です。

《雑談》全てが上手くいく高次元の存在“ハイヤーセルフ”について全力で調べてみた


この動画を観ると、はやとも氏のハイヤーセルフ解釈は「肉体の最高のポテンシャル」であるらしい。うーん……。

動画から引用:
実際にこのハイヤーセルフが存在しているのか、と聞かれると、ちょっと明確には答えられないです。はい。
いわゆる自分の体のポテンシャル、肉体とか脳みそとかってもののポテンシャルをフルに100%に活かすっていうことをすることができるようになるっていうのを、いわゆる「ハイヤーセルフと繋がる」ってなことを言っているのではないかと思います。
はっきり言いましょう。それは違います、はやともさん

現実どうなのかという話ではなく、まず大前提として、皆が使っている用語の意味として明らかに違う――用語定義を遥かに逸脱していますよ、という意味です。

証明できないスピリチュアルな世界の話なので、「自分なりの解釈」があって構いません。もちろん。
だけどそれはあくまでも世間で使われている用語」の範囲にて、未解明な部分について自分なりの考えで理解するということです。

やってはいけないことは、用語そのものの意味を根本から書き換えようとすること。

はやとも氏、自分が感じられない世界のことは「分からない」と言って話を終えるべきでした。
私も霊視ができませんので、「守護霊を視てください」などと依頼されても「無理です」と正直に回答していますよ。
自分の知らない世界のことは、「全力で調べた」という結果を報告するだけで充分だったはずです。
何の体験もしていないのに勝手な想像だけで、「高次元など存在しない」かのように解説するのは良くないですね。

皆が使っている用語の定義を根本から変えてしまうという行いは、実は人類に対する犯罪だということをご存知ないでしょうか?
それは作家オーウェルの言った「ニュースピーク化」というものです。
いずれ、道徳を破壊して人類を奴隷化するために言葉を奪う行為に繋がります。
ある者たちが「正義」という概念の中身を書き換え、快楽殺人や虐殺を善とする、「善悪反転」のために行っている活動と同じ。

たかが芸人の戯言に何を大げさな……、と思われるでしょうか。
しかし小さい世界のことだからこそかえって怖いなと私は思いました。
このような用語定義の書き替えが一般レベルで遊び感覚で行われていることこそが、非常に怖い状況です。

【関連記事】これが善悪の反転、ニュースピーク化の手法(占星術館です)

「死後世界、輪廻転生を信じていない」はやとも氏


そもそも彼の動画を眺めていると、全体に「魂」や「死後世界」「輪廻転生」に否定的。
どうやら、はやとも氏は魂や輪廻転生、死後世界の存在を全く信じていないようです。

「……ええっ、霊が視える人なのに魂を信じていないって!? 意味不明! あり得ない」
と思われるでしょうが、実はあり得なくありません。

最近私も書いた通り、死んだばかりの幽体は肉体に近いところで準物質の状態で浮遊しているようです。このため、霊視は肉体感覚優位の人のほうが得意なわけです。
だから霊感は肉体の感覚スペックとして代々遺伝されるのですね。

いっぽう「ハイヤーセルフ」などが属する高次元の話、死後世界の話は肉体次元から遠く離れていますので、受け取ることができる感覚の種類が違います。高次元は、どちらかと言えば直観(インスピレーション)に属するもの。

“次元が違う”などと言っても、どちらが優位ということではありません。
優劣ではなく単に得意なチャンネルが違うという感じ。開発されている感性の分野が違うわけです。

肉体感覚と直観は反比例しますので、この二種の感性を極めた人同士はお互いに相手の見ているものが理解できないはず。

究極に言えば、肉体感性が強い人は「唯物論者」となりがちです。自分が肉体・物質に関すること以外感じられないので、「見えないものは無い」と思い込むのです。
いっぽう直観の強い人は「唯心論者」へ傾きがちかもしれません。こちらもまた現世の人生をおざなりにしがちですので、問題はありますが。

はやとも氏の霊視を観察していると、どうやら彼が視えるのは現世に留まっている幽体と、生霊(生きているファンなど)だけであるらしい。
つまり肉体感性の強い人です。

【関連記事】はやとも氏の霊視

肉体感性が強いためでしょうか、彼は自分の視えないものは「存在しない」と思ってらっしゃるようです。
自分の感性が強いだけに、霊の視えない一般人よりなおさら強固に目に見えるものだけ信じている可能性があります。

たとえば彼は他の動画のなかで、
「死んだあとに魂が死後世界へ行くなどということはない。幽霊は時がたつと消えていくだけ(死後世界は無い)」
「ゆえに魂・死後世界・輪廻転生というものは無い」
……等々と述べています。
幽体が消えていくように見えるのは、現世しか見えない彼の目にそう見えているだけなのでしょうが。次元を移動したなどとは想像しないのでしょうか?(あるいは、自分が視ている幽霊は単なる念の残像に過ぎず、死者そのものではないと)
もし見えないものが一切存在しないのなら、霊感の無い我々にとって、はやとも氏の主張こそ「嘘」ということになりますがね。それでいいのかな。

自分の見える範囲のことしか信じない、想像力の無さは悲しいです。

私は自分には霊が視えないけれども、はやとも氏のことを「嘘つき」とは思いませんよ。
たとえば、霊感のない我々には幽霊の存在が感じられません。
しかし、はやとも氏のような「見える」と言う人がいるので、「そう言う人がいるのだから、幽霊は存在するのだろう」と推測することができますね。(あくまでも信じるに値する裏付けがある場合ですが)
我々人間には思考により想像力をはたらかせることができるからです。
ただ自分に見えないからというだけで、想像力をはたらかせることもなく否定するのは、愚かな唯物主義カルトと呼びます。

思うに。はやとも氏は現代育ちなので、他の多くの現代人と同じく唯物思想教育に侵されているのだと言えるでしょう。
ご自身が幽霊が見えるというのにつくづく不思議なことですが、幼い頃からの刷り込み教育の影響は非常に強いので仕方ないことと思います。

実は、私だって同じ。
私も自分が体験するまで魂・死後世界・輪廻転生などを全く信じていなかったので同じですよ。はやとも氏以上に死後世界を否定していましたから。

現代人は、幽霊を信じるのは子供っぽい、スピリチュアル話をするのは恥ずかしいことだ……という意識を幼い頃から植え付けられています。
スピリチュアル話をする人のことは差別対象者として、無条件に石を投げつけ嘲笑するよう教えられています。
さらに自分だけは差別対象者になりたくないので、
「私は霊魂なんか信じません」
とアピールして冷静な大人を装いたがる。
この「霊魂を信じるのは恥ずかしい」と思わされていることこそ、世界中で行われている大規模な“洗脳教育”の結果なのだとそろそろ気付くべきです。

いったい誰が「スピリチュアルは悪だ」と宣伝しているか。
「霊魂を信じる奴は精神病、頭がおかしい。恥ずかしい」という差別をばらまいているのか?
目を開いて現実をよく眺める必要がありますよ。

現実に目覚めるためには肉体スペックなど高める必要もありません。
今ここに在る目と思考を使って観察すればいいだけです。目の前の大きな嘘は意外と見えづらいものですが、視点を変えれば誰でも観ることができます。

ハイヤーセルフとは何か


一応「ハイヤーセルフ」とは何なのか、スピリチュアルジャンルの定義で考えてみます。

はやとも氏がネット検索で「全力で調べた」と仰る定義のほうは、概ね正しいと思いますのでここにまとめておきますね。

【ハイヤーセルフとは】
・高次元に存在する“もう一人の自分”
・輪廻転生を繰り返して経験を蓄積した、“高次元の魂”

「心=魂・ハイヤーセルフ」という理解はまあ、正しいと思います。
私もよく「心に照らし合わせろ」と言いますが、このときの「心」とはもちろん、高次元の魂のことを意識しています。

ただし、はやとも氏が言うように「肉体次元での正直な気持ちが心=ハイヤーセルフである」などと定義することは誤りです。
魂に対応している「心」と、肉体の欲求とは別なのです。
もし肉体の欲求が「ハイヤーセルフ」であって幸福への導きだとすれば、「人を殺したい」などという欲求も心の赴くままに行って良いことになりますね。肉体はただ欲望を満たせば幸福感が得られる、利己的な動物なのですから。
人間界のルールでもそのような解釈をする唯物主義者は反社会的として排除されますが、スピリチュアルから見てもその解釈は誤りと言えます。

コメント欄で書かれている通り、仏教の「真我」こそハイヤーセルフに最も近い用語と言えるでしょう。

コメント欄から引用:
Na Toさん

こんばんは。私の職場には仏間があります。仕事を終えた後、般若心経を一貫あげてから、目に見えない何かに自分の正直な思いや考えを心の中で思います。他人にはさらけ出せない醜い自分も、健気な自分も、そこでなら等身大でいられます。否定も肯定もされないけれど、包み隠さずいられることで、自分を良い方へ導いてゆけます。これはハイヤーセルフなのかも、と思いました。

なかむらてつお

真我ともいいますね。自分を俯瞰して観ると違う自分が存在している事がわかる。その小さな発見がきっかけになり自分の認識が少しずつ変わっていく。個人的には皆んな同じに持っていて気づくか、つかないだけの違い。

“自分を俯瞰して観る”も現世的な真我の解釈ですが、それも究極では「ハイヤーセルフと繋がっている」のと同じこと。

古代中国的に言うと、「天道・人道に照らす」ということになるかと思います。

ハイヤーセルフと繋がるには? 自分の体験


最後に自分の体験をお話しします。

――どうすればハイヤーセルフと繋がれますか?

というご質問を私がもしいただいたら、
「そんなに難しく考える必要はありません。特別な修行も、カウンセリングも、宗教団体に入る必要もありません。ただ日々、静かに自分の心と向き合ってください」
と回答します。
(だから結論だけで言えば、はやとも氏とそれほど離れていないのですけどね)

私自身がハイヤーセルフと繋がったことがあるかどうか?
というと、あります。

あくまでもイメージなのですが、前世の記憶を遡っていたときに何度か高次の自分、ハイヤーセルフらしき存在と向き合ったことがあります。
私の場合、人の姿でビジョンが見えました。
男性でも女性でもない神秘的な姿をしていて、輝いていました。現世で得た知識が混ざっていると思うのですが、きらびやかな東洋の仏像的なイメージでした。弥勒菩薩に近い感じ。
この姿はたぶん人によって異なります。キリスト教の人はミカエルなどの大天使風、宇宙人が好きな人は宇宙人風のビジョンを見ることになるでしょう。人型ではないこともあるはずです。

私の場合、その相手は現世の私を叱ったり、未来への道筋を示唆したりすることはなく、ただ
「これがお前のほんとうの姿だ」
といことを微笑みながら黙って示していました。
言外で受け取ったメッセージとしては、
「迷ってもいい、怖がってもいい。ありのまま、それでいい」
ということだったと思います。
(何があってもハイヤーセルフたる本当の自分は変わらないし傷付かないのだ、という意味だと考えています)

若い頃はそのハイヤーセルフそのものになりたいと願っていて、一致することを目指していました。
これは多くのスピリチュアルマニアが
「ハイヤーセルフと繋がりたい」
と言う願望と同じなのかもしれません。
悟った者になれば現世で生きるのが楽になるのでは、という勝手な思い込み。楽に生きたいというズルい願望ですよね。

しかし現世でハイヤーセルフそのものになることは無理ですし、大人になるにつれそうなってはいけないと思うようになりました。
何故なら人間として生きることを願って生まれて来ているはずだからです。
現世的な人間として、「迷い、苦しみ、恐れ」「泣いて、笑って」生きていくことは重要な体験。
傷付きもせず超然と存在しているハイヤーセルフとなっては、ここにいる意味が無くなるのです。

だから超然とした真我は別次元に置いて来て、今ここにいる小さな自我で必死に生きること。
それで十分どころか、そうでなければ生きる意味が無くなってしまうのです。

だから皆さんも心配しないでください、「ワンランク上」の自分になろうと張り切り過ぎないでください。
修行もセミナーもオンラインサロンの仲間も、宗教団体も必要ありません。
焦らなくても、ハイヤーセルフとは皆さん既に繋がっていますよ。自分自身との縁は切っても切れません。

忘れてはならないのは、自分が高次元と繋がっている素晴らしい存在だという真理そのものです。
真理を忘れ、唯物思想に浸りきってこの世だけの欲望だけを貪ろうとすると、低次元の底へ堕ちて悪行を繰り返すことになるのだと思います。そうなってしまうとなかなか、ハイヤーセルフを思い出して本来の道へ戻ることが難しくなります。

奈落の底へ堕ち続けないように指導霊※たちが見守っているはず。
そんなオーディエンスたちの声に耳を傾けることもまた、「天(心)の声を聴く」ということになります。

※指導霊、ガイド霊などとハイヤーセルフは別存在のはずですが、人によってはハイヤーセルフがガイド霊となっていることもあるらしい。そのあたりの細かな分類までは私には分かりません(私は他者の霊視ができないので自分のことしか分からない)
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