五行(日主)とホロスコープの法則性

吉野 圭

旧・占いブログで
「五行(日主)とホロスコープは何か法則性があるかもしれない。判明したらお知らせする」
と言っていたのですが、お知らせしないままブログを終えてしまいました。すみません。
ここに書いておきます。


五行占いと西洋占星術は全く発祥が異なり、歴史的に関連性がないことについて、もちろん私は最初から認識しています。(五行の五という数は惑星由来だという説があるものの、バビロニア発祥の占星術とは無関係)
ここではそういう発祥云々の話をしているのではなく。
発祥が違うわりに「どちらも激しく当たっている」という感覚を得る人が存在するため、私は「五行系の推命とホロスコープを照らし合わせると何らか法則性が見いだせるのではないか?」と考えたわけです。

データを検証してみた結果、全ての人に当てはまる法則性はありませんでした。ゴメンナサイ。
ただし、完全に法則が「無」かというとそうでもないのです。

比較的に高確率の法則性が見いだせたのは、ASC射手座や【斗宿(月:山羊座~射手座)】の人が日主に【辛・庚】といった金性を持ちやすい、という傾向でした。
さらに、同じ【斗宿】の中でもホロスコープ上で水星座の要素が強い人は日主【甲】を持ちやすい。いずれの日主もリーダー格ですが、水星座持ちで人情が強くなると木性になるのでしょうか。

【井宿(月:双子座)】の人が、日主【丁】という例も比較的に多く見られました。官僚的な有能さを持つ【井宿】と【丁】は確かにイメージが重なります。ただし、【丁】の全員が【井宿】なのではありません。

【室宿】のうち、月が山羊座にある人は高確率で日主【丙】となります。また【柳宿】も日主【丙】を持ちやすい。これらの宿は【丙】で解釈される攻撃性や集中力という性質が共通しています。

【壁宿(月:水瓶座〜魚座)】や【井宿(月:双子座)】のうち火の星座を持つ人は、日主【壬】となりやすい傾向にあります。あるいは【昴宿(月:牡牛)】でアセンダント射手座など。つまりその解釈通り、ホロスコープに鷹揚さ(大胆さ)と敏感さ(繊細さ)を併せ持つ人は日主【壬】となりやすいようです。

※ここで宿の隣に表示している星座は、実際のホロスコープ上の月位置です


……こう見てくれば分かるように、五行と西洋占星術は歴史的に発祥が別ですが、どちらもその人の性格や行動パターンを知る技法であることは確か。
ただ、五行系は「出生時の要素(最も強く表れる要素が日主)」を表現していて、占星術は「隠れた本質と過去および未来」も知ることができる点、異なります。




根本的に、西洋占星術と陰陽五行占いは発祥の道筋が逆だと私は考えています。

●占星術(西洋・インド・宿陽占星術含む)… 超古代文明科学の名残り、あるいは高次霊との合議事項
●東洋の陰陽五行占い… 科学を持たない人間が季節や事象の観察を記録し、膨大なデータから推察したもの

つまり極端に言ってしまえば
「西洋の占星術は神から与えられたもの」
「東洋(中国)の占いは人間由来」
ということになります。
何故こう考えているのかは、また別記事で書きます。
(一般的な説では西洋占星術も星の観察で生まれたという考えが常識ですので注意)


だから、中国の占いが当たることがあるとすれば、それは人間が驚異的な努力により高次世界との取り決めを観察して見せたということになります。

しかし、地上における観察では「目に見えない」魂の奥深くが分かりません。
地上の観察は、あくまでも現世で最も強く出ている「現況」を示すのみとなります。
このような現況観察はシンプルで便利ですが、やはり輪廻も含めた過去・未来を読むには中国系では不十分の感があります。そもそも、古代中国で輪廻転生の考えは未発達であり、それ故に価値観も刹那的で俗世的なのです。

(だから私は現在、中国占術を重視していません。特に、変通星などが登場する時代以降の推命で当たっているという感覚を得られたことがないため、ほぼ無視しております)
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