我傍的、ここだけの話

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読書しているだけで絡まれた経験を持つ人がこんなにもいた…

前記事で本の話に触れて癒されていましたが、今日は少し世知辛い話。

こちらを眺めていて久々にトラウマを刺激されました。話題のツイートのようです。

【リンク】仕事の休憩中に本を読んでたら「頭良さげなふりして気取ってんじゃねえ」と絡まれた…読書=マウントと考える人がいまだに沢山いる話
昔、仕事の休憩時間に本を読んでいると年配の人から「頭良さげなふりして気取ってるんじゃねえ」と絡まれたことがある。その頃は意味が分からなくてスルーしていたが、世の中には他人が本を読んでいるだけで自分を挑発していると思ってしまう人が一定数いるらしい。

https://twitter.com/nabe1975/status/1406397134329434120

そうでした……。

最近、高畑(藤子F作品の登場人物)や孔明のようなインテリキャラが認められる場面を見て勇気をもらっていたので、「東洋人はインテリに優しい」などと勘違いしかかっていました。
甘かった。

忘れていました、そう言えば現代・この国はこういう環境だったのでした。

高畑を「漫画史上もっとも好感の持てる男キャラ」と呼ぶ人は、確かに存在します。そのことは勘違いではない。
でも彼らとはほとんどネットの中でしか会えないようです。
現実で遭遇する確率が高いのは、「他人が本を読んでいるだけで自分を挑発していると思ってしまう人」のほうですね。悲しいことに。

共感ツイート引用


皆さんの悲惨な体験を少し引用。
地下鉄の中で文庫読んでいて労務者風の酔っ払いに絡まれたことを思い出しました。
https://twitter.com/aki0816/status/1406591779101569028

昔通っていた美容室のスタッフさんがそうでした。ひたすら無言で本を読んでいたら「頭良いですねー」「私なんて学がなくて」「私なんかと話題が合う気がしません」と羨む、を通り越して妬む感情が表に出ていたように思いました。
長年お世話になっていたところですが、美容室を切り替えました。
https://twitter.com/Asuka54377746/status/1406782844131692549
あるなあ……。共感するなあ……。

私は子供の頃、早々に自分の生きている世界がこのような環境であることを察知しました。それで自ら他人の前で本を読むことをやめました。
成長した後(厳密に言うと前世記憶を得てから)、仮面をかぶって生きるのは駄目だと気付いて再び自由に読書するようになりました。

しかし大っぴらに読書を始めたところ、やはり嫌がらせを受けるようになりましたね。

前に『読書家たちの憂鬱』(別館)という記事でも書いた通り、十年間チクチク嫌味を言われ続け、かなり我慢したのですが耐えきれずお付き合いをやめた人もいました。

読書しているということ自体に嫉妬したり、その本の内容にいちいち競争心を持ち絡んで来るような価値観は、申し訳ないけど吐き気を覚えてしまって辛かったですね。
特にこちらが純文学を読んでいると噛みつき方が半端ない。「純文学なんか悪だ! そんなの小説じゃない」と罵倒して否定してくるのには参りました。好きな本を読んで何が悪いのか。

やっかいなのは、このように絡んで来るのは日ごろ読書しない人よりも、「ワタシ読書家」と普段から自称している人たちのほうに多いこと。
他人が読書しているのを眺めて「マウント取られた」と思い込むのは、その人たち自身がマウントを取るためだけに「難しい本を読んでいる振りしている」証です。
そんな本性が透けて見えるのが辛かった。
卑しいなあ、と軽蔑してしまうこともまた嫌なので、そういう人たちとは離れるしかありませんでした。

価値観が違い過ぎる、生きている世界が違い過ぎるのだと思います。どちらが上とか下とかではなく。
ツイート投稿者さんが「はじめ意味が分からなくてスルーしていた」と仰るのは本当でしょう。
あまりにも価値観の異なる嫌味を投げつけられると、とっさに意味が分からないものです。

幸いなのは、今はこうして同じ体験をした人たちの話を読んで共感できることですね。
被害者の会のような感じですか。同様の生きづらさを感じている人たちの話は、励みになります。
このような痛みの共有はやはり必要だと思います。ネットがあって良かった。

「本を読むタイプが好き」と言う人もいる


同じ傷を持つ方々のために書いておきますと
「読書するような人が好み」
と言ってくれる人は少数ながら現実に存在します。

そのような奇特な人たちは、読書家よりもむしろ日ごろ本を読まないタイプのなかに存在すると思います。

私の配偶者がそうですし、上司もですね。
(ついでに言えば前世の主人も同じだったと思います)

私の配偶者は最近思い出語りが始まり
「学生時代、窓辺で本を読んでいるようなタイプが好きだった~」
と熱く語っているのですが、私が
「そういう人が存在するとは知らなかった。もっと早く知りたかった」
と言うと
「だって、相手には言えないじゃん。“本を読んでいる君が好き”とか」
との回答。

確かに……。
実際には「読書している人なら誰でもいい」というわけでもなかったのでしょうから、付き合う段階では必要ない言葉かもしれない。
でも、できれば早いうちに「読書好きが好み」という人たちが存在する、という情報だけでも知りたかったなと思いました。

疎外されている読書家たちへ


このように黙っているけど、読書の趣味を認めてくれる人・好きになってくれる人は必ずいるので読書家の子たちは絶望しないで欲しいですね。

別に誰かに好きになってもらうために本を読むわけではないのですが。
とにかく読書をしているからといって嫌がらせをしてくる人ばかりではない、世界には嫉妬とイジメしか存在しないわけではない、ということを知っていてもらいたいです。

良い人と出会う前に嫌がらせを受けたときは、上のまとめにある言葉を心のなかで吐いて溜飲を下げましょう。

例:
わざわざ何処の誰なのか分からない人間に向けて挑発するために本なんか読めぬ
https://twitter.com/Hana25Goe/status/1406615453334573056

本を読んでるだけで挑発されたと感じていては、疲れないだろうか…
https://twitter.com/ushigaranoneko/status/1406689750350659584

うっせぇ、あんたにアピールする価値がどこにあんねん!この自意識過剰が!と、そんな絡まれ方したら毒付きそうっす…。
https://twitter.com/HanpenKuroHanpe/status/1406736278297595904

『読書するのつらいけど、周りからよく見られたいから読書するフリしてる』ってヤツが存在するからねぇ。 そういうやつが邪魔しに来る場合もある。 『知るかボケ』で終わらせると良い。
https://togetter.com/li/1733996#c9263097

社会人以上でこれを言うやつはほぼ手遅れなので、可哀そうな奴だなと思いつつスルーするのが安定。
https://togetter.com/li/1733996#c9263449

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