三国志、歴史|隆中譚

    「軍師参謀No1は?」 別館で話題にしています

    近況報告で気楽な雑談です。

    あまり集中して記事執筆ができなくなったこの頃。
    以前は一日かけて長文を書いていたのですが、今は長時間PCの前に座っていると体調悪化※するため控えています。

    ※コロナではありませんので念のため。7月頃にもご報告した慢性的な体調不良です。たいぶ良くなりましたが、また悪化しないようセーブしています。

    別館でも最近は、読者様から教えていただいたヤラセ質問などに茶々を入れているだけです。主に文章保護のために引用しているもので退屈だろうから、ここでお知らせもしませんでしたが。

    今回の話は歴史好きの方なら興味を持たれるかもしれません。

    今日の更新はお奨めかも


    と言っても私の話はいつもの繰り返し、一記事しか読まない人のために重複の説明しているだから無視してください。一読の価値があると思うのは引用したマニアさんの回答です。

    「三国時代、軍師・参謀ナンバーワンは誰?」上級マニアの意見に唸る

    質問はこの幼稚なジャンルにありがち。くだらなくて心底うんざりしますが、正確な回答をしてくださった方がいてとても嬉しく思いました。

    “「軍師」と⾔われる存在は、本来的には参謀とは別物です”
    何よりもこの一文が嬉しかった。
    日本人で(私のほかに)正確な理解をしている人がいるとは。驚きですし頼もしく思います。

    ただ彼はあれほど分析力があるのに、現代社会には疎いようで残念です。近代史の知識に疎いのかな。だから現在の目の前で起こっていることを流れとして理解できていない。
    たぶん謀略の指摘について否定する声のほうを信じ、「陰謀論だ」と叫んでしまうタイプでしょう。

    温故知新は難しい?


    一つのジャンルに長けていても他と連動して意味付けできる人は少ないのかもしれません。
    歴史のことをあくまでも趣味だと思っているから、古代と現代では「ジャンル違い」と感じてどちらかを食わず嫌いになってしまう。

    そんな狭い知識では「温故知新」は難しいですね。
    古今東西の四方に目を向けることは確かに大変なことですが、専門ではないジャンルについては浅い学習でも構わないので、せめてもう少し視野を広げても良いのではと思います。

    現代人は好き嫌いが許されるために知識の偏食を起こしている気がします。

    そう言う私だって現代人なのですが。
    そして偉そうに言うほど何でも深い知識を持つわけでもありませんが。
    幸い、一つのジャンルに深入りするのが苦手という欠点が“広く浅く(笑)”を恵んでくれました。

    知識の偏食ゆえの視野の狭さが、事象の文脈を読めないという現代人の障碍を生んでいる。
    文脈を読んでの対処ができないから、コロナ対策の遅延や、謀略に対する無防備・無頓着、紛争地域からの撤退のゴタゴタなどあらゆる不具合を生じさせている。
    「合理思考ができない」「自分で考えられない」ことの根底には、この知識の狭さという問題があります。それは学習に対する基本的態度が誤っていることが要因です。

    …などと
    偉そうにすみません。

    根本的に偏向している現代の教育が間違っているのだと思いますが、こんなプライベートのスピブログで教育論を語っても無駄ですね。

    子育て中の方が参考にしてくれたらいいなあ、と淡い期待だけ抱いておきます。

    ここだけの話


    余談で、ここだけの話をしておきます。

    上記事にて
    ちなみに私が「軍師」について日本人一般の思い込みを持たないのは、他の方と学習のルートが全く異なるからです。実は自分の感覚で語っている面が強く、マニアさんの正確な知識によって裏付けられて驚くことがよくあります
    と書いた箇所、実は「自分の感覚で語っている面」は強いどころか99%以上です。

    私にはもともと知識がなく、自分の感覚しかありませんでした。
    最近は知識で裏付けられることが増えたので表(歴史サイト)で語ることができている、というだけです。
    だから「学習ルートが違う」と言うよりは逆転していると言ったほうが正確です。

    自分の感覚は空想かどうか未だに分からず、自信が持てないことが多いので、思いがけずマニアさんと意見が一致したときなどは本気で嬉しく思います。
    たとえば今回はマニアさんが「マルチ※」などと自分と同じ表現を使っていたことも嬉しかったですね。

    ※占星術ブログにて特定人物名を挙げずに使った言葉なので、回答者が私のブログを見て盗用した…ということは100%あり得ません。
    使ったページ:軫宿の解釈にて「参謀の星として有名なのは他に壁宿がありますが、壁宿が相談役という立場で個人・集団をマルチに支えるのに対して、…」 これは壁宿全般に対する評価ながら、モデルとした個人を意識してもいます。

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