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禅病・魔境落ちとは? 瞑想で陥る疾患、スピリチュアル好きの方は要注意

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一昨日、YODの記事(別館)にて
「誕生時での天才は単に過去生で努力したというだけの凡人です」
「才能がないと始めから諦めないで努力すればいい」
との話を再掲しました。
これは当ブログでもいつも書いてきたことですね。

上から目線で言うほど私自身が天才ではないので説得力がないのですが(笑)、生きている間の行為の何もかもが積み重なっていくというのは本当のことです。
だから、魂としてステップアップしたいなら“良い行いをする”こと。才能を身に付けたいなら、生きている間に努力すれば良いのだと言えます。すごく当たり前のことですが。

ただその「努力」を誤ってしまう人は、けっこう多いと思います。

誤った努力とは、たとえば瞑想だけをがんばってしまうことです。
私は昔から瞑想は必要ないと思ってきたのですが、スピリチュアルのジャンルでは「魂のステップアップ(次元上昇)をするために瞑想しなさい」とよく言われますね。
「引き寄せ」セミナーでも願望をかなえるための最も良い方法が瞑想(ワーク)だと言われ、瞑想に励むように言われると思います。

また最近ではビジネス界でマインド・フルネスというリラクゼーション法も流行っています。
これはスティーブ・ジョブズなどの著名人が実践していた欧米流の瞑想法。
「ストレスを軽減し、脳のパフォーマンスを上げてビジネスに貢献する」とのことで、科学の薫りがするエクササイズ的なイメージから多くの人が気軽に実践しています。
特にコロナ禍での自粛生活中、YouTubeを見ながらマインド・フルネスをする人が増えて爆発的に流行したらしい。

ところがそのような瞑想は「悟り」を得るにはもちろん、創造性や記憶力を高めることに全く貢献しない(逆効果)だけではなく、最近では病のもとだとして危険性が囁かれるようになりました。
瞑想人口が増えるにつれて「瞑想で精神病になった」との書き込みがネットのあちこちに見られるようになっています。

え??
瞑想で病気になる!?


心身ともに健康になる目的でやっているはずの瞑想で病気になるとは。
ちょっと意外な話なのですが、どうやらただの噂ではないようです。

当ブログ運営者は医学の専門ではありませんが、スピリチュアルに興味を持つ人が訪れることが多い場所ですので、注意を呼び掛けるために調べてみることにしました。

※当記事内の医学的な話は一般人による個人的な所感です。ここに書いた症状がある方は後日必ず、専門の病院を受診してください。

瞑想で陥る病の名は「禅病」


瞑想で惹き起こされる病とは、その名を「禅病(ぜんびょう)」といいます。昔から禅僧の間では知られていた症状だったようです。

日本のネットでの俗語としては「魔境落ち」「偏差」とも呼ばれます。欧米では「クンダリニー症候群」。
どれも同じように瞑想を行ったことで発症する病のことを指します。

仏教の瞑想、インドでの瞑想、スピリチュアルの引き寄せワーク、マインドフルネス…等々
その全てで報告されている症状です。

「スピリチュアルにはまる人だけが罹る病気」と思って馬鹿にしている人たちが、「マインドフルネスは科学だから安心」「私は科学を信じてるから大丈夫」と過信することによって“魔境落ち”している例も散見されますね。
科学の看板を信頼しがちな方は、危険性を軽視しやすいので特に注意が必要と思います。

一般には瞑想を頑張り過ぎること、長時間行い過ぎることで発症することが多いようですが、人によってはわずかな時間でも発症することがあるようですので気を付けてください。

では、「禅病」とは実際どのような症状なのか次項で見ていきましょう。

「禅病」の具体的症状


その昔、禅僧の白隠が陥った「禅病」の症状は文献に残っています。
下記のサイトから訳文のみ引用させていただきます。(原文を知りたい方は引用元URLへ)

『夜船閑話』 訳文:https://uchicomi.com/uchicomi-times/category/lifestyle/main/14418/より。数字は当ブログ筆者による加筆:
禅の修行を始めるにあたり、こう誓った。

「悟りを求めるために、勇猛心を発憤し、絶対に退かない」

かくて、ひたすら修行に精勤し刻苦勉励すること足かけ三年にして、一夜、悟りの境地に至った。これまで抱いていたいくつもの疑惑はその根底から氷解し、輪廻転生の初めからつきまとっていた業もまた完全に消え去った。

そして、こう思った。「究極の悟りの境地も、もうすぐだ。昔から何十年もかかるといわれてきたが、自分の場合はそうではなさそうだ」。嬉しくて嬉しくて、文字どおり狂喜乱舞の状態だった。

ところが、数カ月して、冷静に自分の状態をかえりみると、坐禅の動と静とがまったく合っていないことに気付いた。両極を行きつ戻りつするばかりで、そこからどうしても抜け出せない。〔1〕

そこで、こう思った。「なおいっそうの精進が必要だ。命がけで修行しなければならない」というので、歯を食いしばり、両眼をカッと見開き、寝ない、食べないで、頑張った。



一カ月もしないうちに、心臓はどきどきしっぱなし〔2〕、呼吸が苦しくなり〔3〕、下半身は氷に使っているように冷え〔4〕、谷の激しい流れのすぐそばにいるみたいな轟音が耳に響きっぱなしになり〔5〕、内臓は不調になり〔6〕、なにかにつけてひどく不安や恐怖にとらわれ〔7〕、心も体も疲労困憊し、寝ようとすれば悪い夢ばかり見る〔8〕。両脇はいつも汗をかきっぱなし〔4〕〔9〕、両眼はつねに涙で濡れている。
白隠の症状をまとめると、

1 双極的な精神症状(躁と鬱を行ったり来たり)
2 動悸
3 息切れ
4 体温調節機能障害
5 幻聴
6 (推測)胃腸障害
7 パニック障害
8 睡眠障害
9 発汗異常


等となりますか。
一部、現代医学での正確な病名が分からず一般語にしました。

他に現代人で「スピワーク」や「マインドフルネス」の体験者から報告されている症状は、白隠との重複を除けば

・身体の震え
・発熱、頭痛
・吐き気
・腹痛
・下痢
・めまい


等々が挙げられます。

これらの症状が起きても我慢して瞑想を続けていると、幻覚や幻聴が激しくなっていき統合失調症のような精神疾患を起こすことがあるといいます。
たとえばこちらの方などは精神疾患で入院、障碍者認定手前まで行かれたそう。

https://ameblo.jp/miroqmicro/entry-12658927731.html より引用:
えー
わたくし、表題のとおり

禅病&魔境落ち経験者です!

経緯や詳細は伏せますが、
引き寄せこじらせて、精神病んで入院した過去があります。
(障害者認定の一歩手前までいきましたw ※医師の許可を得た上で、通院投薬ともに卒業済みです)
(そして、そこからまた自分に7桁以上課金して学んでるっていうんだからw←すごい執着よね)

うーん……。想像以上に深刻ですね。
精神疾患だけではなく7桁以上の課金とか、とても心配です。
「引き寄せ」好きの方は中毒し過ぎないよう本当に注意してください。

医学的な推察をしているサイトを見つけるのが難しい


さてこの「禅病」。
どう見ても身体症状――脳神経が起こしている肉体現象なのですが、いろいろ検索してみても医師が医学的な立場から言及しているサイトが少ないのが現状です。

ヒーラーや気功師などを専業とされている方々が
「気が頭に上っている状態だから下げなさい」
「オーラが過熱している状態だから冷やしなさい」
等々とスピリチュアル的な解釈で説明しているのみ。
または病名のもとになった禅宗の僧侶の方が、禅宗における伝統的な治療法を説かれています。

もちろんそれら多くの人たちを救ってきた伝統的な方法は薬物よりも有効だと思うのですが(たぶん経験で編み出された不調を治す手法なのです)、その前にどういった身体メカニズムで病気になるのか知りたいものですね。

禅病の正体は、「自律神経失調症」だと思う


私が一般人ながら常識的な知識をもって考えますと、「禅病」の症状は
自律神経失調症 
と考えて良いのではないでしょうか。

推測するに体内でこんな感じのことが起きています…

どちらかと言えば緊張型の人、常にストレスを感じている=交感神経がオンの人が瞑想をすることで、副交感神経へ無理やりスイッチを入れる。すると一時的にリラックスを得られる。
しかし瞑想をやめるとすぐ元の状態に戻るので、何度も瞑想を繰り返さなければならない。(瞑想の依存症となる)
交感神経 ⇔ 副交感神経
この二つのスイッチの切り替えが毎日激しく行われることで自律神経コントロールが利かなくなってしまう。自律神経失調症の発症です。

この時点で白隠の双極性障害のような状態、
「躁と鬱をジェットコースターのように行ったり来たり」
が説明できますし、多くの人が経験する頭痛・発熱・ほてり・冷汗・めまい・胃腸障害などの症状も説明できます。

さらに白隠など頑張り過ぎてしまうタイプの人は不調を自覚してからも瞑想を続けるので症状が悪化し、自律神経失調症からパニック障害へ移行していくようです。

パニック障害へ移行するとさらに動悸・呼吸障害・耳鳴り等が激しくなり、理由不明の恐怖感に苛まれて睡眠障害を起こします。
白隠の文献にある症状とほぼ重なりますね。

病院のサイト参考↓

【外部リンク】自律神経失調症とパニック障害

「禅病とは統合失調症のことである」とネットに書かれているのですが、それは勘違いかと。
統合失調症と自律神経失調症は似ているようですが症状は違い、原因も別々なのです。

統合失調症と自律神経失調症の違いより引用:
間違えないような対策とは

個人的な偏見ではありますが、統合失調症と自律神経失調症は似ていると感じられます。わたしは結果的に統合失調症と診断されましたが、それまではずっと自律神経失調症だと思い込んでいました。しかし症状的には身体においての影響はあまりなく精神的な負担がかなり多かったです。決定的な違いとはそこに隠れているのではないかと思われます。確かに精神的にはイライラ、落ち込み、不安感、無気力などの症状はまったく似ています。身体の症状などは全くなく、自律神経失調症とはあてはまらないぐらいでした。
ただし実際、この二つは併発することが多いといいます。
おそらく、パニック障害で睡眠がとれずにいるうちに脳へ負荷がかかり、統合失調症も併発してしまうのではないか…? と思います。

インスピレーションは統合失調症? 病気をなめないほうが


前項の話でお分かりの通り、禅病で統合失調症まで発症するのは相当に「がんばり過ぎた」ケース。
生半可な人はおそらく、統合失調症までたどり着くことはできないでしょう。
その前に身体の不調で入院するなどして、ストップせざるを得ないと思います。

ただそれでも瞑想で“お告げ”を聴いたり“仏”や“神”を見る人が多いのは、おそらく単に意識が半分眠っているために夢を見ているのと似た状態になっているだけです。

寝起きに金縛りにあったり、寝ぼけたことを言ったりするときの“半覚醒”状態。
つまり正常な脳活動の範囲です。
夢の全てが統合失調症の症状ではないのですよ(笑)。ご安心を。

幼稚園児ではないのだから、よく知りもしない病気のレッテルを他人に貼りまくるのはやめましょう。
ちょっと白昼夢を見たことがあるだけの人の全てに統合失調症の認定をしていたら、現実にその疾患をお持ちの方々に「なめるな!」と怒られると思います。そんなに生易しい病気ではないはずです。

【筆者の健康状態について】 念のため。筆者にも自律神経失調風の症状がありますが、これは生まれつきの副交感神経優位性質によるもので、瞑想などによる弊害ではありません(記事末の関連記事参照)。病院での検査の結果はこちら

無理に神秘体験する必要はない


この項目は少しスピリチュアル体験者側の立場から書きます。

体験者としてきっぱり言えばスピリチュアル的なインスピレーションというものは、たしかに存在すると思います。
死後世界との交流やメッセージも現実にあるでしょう。(死後世界は次元が違うので“現実”という言葉を使うのは難しいですが)

“半覚醒”の状態のときには潜在意識が活発となるため、実際に異次元からのインスピレーションを授かりやすくなるはずです。
お告げのように降ってくるアイディアは、ほとんどが脳の記憶整理から生まれる発想なのですが、なかには「ガイド」という高級霊サポーターからのアドバイスであることもあるでしょう。
睡眠時や半覚醒状態のときに死後世界と地上を行き来するツワモノもいますね。ユングなどが有名。

具体的に幻覚と神秘インスピレーションの違いを述べると――

仏や神の像が目の前にありありと浮かび、輝く光に取り込まれそうになるなど、誇大なインスピレーションは精神のバグ(幻覚)。ちょっと危険です。
耳のすぐ傍で囁いたり、怒鳴ったりする声などが聞こえた場合はそれこそ統合失調症の可能性がありますので注意してください。

それ以外で、たとえば遠くから伝わるアドバイス的なメッセージ(音ではない)が「ガイド」などからのサポートと思われます。
これはリアリティがあるか、現実の裏付けがあるか、正しい方向・良い方向へ導いてくれているか等を判断基準としてください。
多くの人は「霊なんか存在しない! そんなアドバイスも幻聴だ!」と言うでしょうが、現実の裏付けがあれば自分では否定しづらいと思います。他人を信じさせるために得るインスピレーションではないのですから自分一人で納得してください。

真実はどうあれ、現実に健全な生活ができるよう導かれたなら、たとえ幻想でも良い幻想だと言えるでしょう。

さて、古来、このような神秘体験を求めて人々は瞑想してきたのだと思います。
現にこういう話をすれば、「やっぱり自分もスピリチュアル体験したい!!」と言って瞑想に走る人もいそうです。

でも私は体験者だからこそ言えます。
スピリチュアル体験に瞑想は必要ない、と。

まして、次元上昇のための「解脱(輪廻転生からの卒業)」は瞑想と一切関係ありません。
卒業条件としてのカルマ解消は、現実現世を生きることでしか成し得ないからです。
白隠のように瞑想して「たちどころにカルマが解消した」ということはあり得ませんし、もしそのような感覚を掴んだとしても気のせいです。
(魂にはもともと罪はない、という真理を知覚することはありますがね。それと自分のカルマが消えるのとは別です。カルマは同エネルギーでの行いでしか清算できないのです。カルマの閉じ方参照)

【関連記事】 生きるに優る修行なし

私があえてスピリチュアルの体験者側からこのような話をするのは、「無理に神秘体験を求める必要はない」と言うためです。
ガイドさんはあなたがアドバイスを聴こうと聴くまいと常にサポートしています。だから瞑想でガイドの声を聴く必要はありません。
それに必要なら、無理やりに睡眠時の夢に割り込んででも“お告げ”を聴かせてきます。

わざわざ自分から神秘体験を求めて瞑想しても、言うべきことがなければガイドさんは何も声をかけてくれません。そのように無理をしたときに話しかけてくるのは、それこそ日本で「狐狗狸(こっくり)」と呼ばれる低級霊だけでしょう。

「悟り」を得たいなら瞑想より、現世を生きること!


まとめ。

どうやら、瞑想とは
自律神経へ人工的に手を加える行為
のようですね。

自然に動くシステムに浅知恵で手を加えれば、システムそのものが崩壊する。
あたかも「神の見えざる手」を奪い、計画経済という浅知恵で人々を飢え死にさせ、国家を滅ぼしたあの悪魔たちのように。

大いなる自然の摂理は人間の浅知恵でコントロールしきれるものではありません。
だから欲張り過ぎてはいけません。

不調を補うための少しの管理なら良いでしょう。
ストレスで緊張状態にある人は呼吸法を少し行うことで、一時的にリラックスを得られると思います。そのような休憩をとることはたぶん健康に良いこと。

でも瞑想に中毒するのは危険だと分かりましたね。
たぶん、たまに観光でお寺へ行って座禅を組むくらいの息抜きがちょうどいいのだと思います。

特に日ごろ副交感神経優位な人には瞑想は全く必要ありません。もう既に他人が瞑想で得ようとしている精神状態にある人なので。笑
むしろ瞑想をすることで副交感神経がさらに優位となってしまい、危険な状態に陥るのではないか?と想像します。
たぶんアレルギーや片頭痛、鬱の傾向が増すでしょうね。
(というわけで、副交感神経優位の私は絶対にやってはダメだと思いました)

副交感神経優位タイプの人は、瞑想ではなく真逆のアグレッシブになれる趣味が必要のようです。…と分かっていながらなかなか私は見つけられずにいますが。

【参考】自律神経のタイプを四分類! バランスチェックやってみた

なお、いわゆる「悟り」を得るために瞑想をするのは最もお奨めしません。
繰り返しますが、輪廻転生を卒業する唯一の方法は「生きてカルマを解消すること」です。
つまり、ただ地上の現実を生きること。

何度も言っていますが、修行とは「目の前のことに一所懸命に取り組む」だけで充分。充分過ぎるほどです。
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