我傍的、ここだけの話

吉野圭のプライベートブログです。自作品『我傍に立つ』裏話と世間雑記、占星術メモ
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そもそも、この未来は孫子が予測していた

前々記事に関連し、もう一つ「そもそも」と言ってしまうが。
そもそもISを生んだのはブッシュJrのイラク戦争だからね。いつものことながらこの悲劇はアメリカが生んだに等しい。(フランスでのテロはフランス自身にも責任はあるが)
だからアメリカは上から目線の救済事業ではなく、償いとして総ての難民を受け入れるべきではないかと思う。一州を明け渡し、難民たちの領土として捧げるくらいのことをするべきではないのか。たまにはアメリカにも責任を取ってもらいたい。


あの時、イラク戦争に有名人から一般人まで多くの人たちが反対していた。
私も無名な一般人ながら、反対していた一人だった。

他の人たちはどうだか知らないが私の場合、単純な平和主義だけから反対したわけではない。
将来こうなることが明白に予測されたからだ。

アメリカ軍が孫子を持ち出して、
「イラク戦争は孫子兵法でやるのだ! 我々は孫子流の作戦を展開し、ピンポイント爆撃をするから構わないだろう」※
と言っていたのが片腹痛かった。
まさに、生兵法は大怪我のもと。

※「孫子流でピンポイント爆撃する」……余計な攻撃をするのは愚かだと説く孫子兵法を、中途半端な理解でアメリカ軍が流用したもの。正しくは、孫子は外交で解決できるものは外交で解決し、「武力を用いた戦争は最後の手段。戦闘行為に及ぶのは最もまずいやり方」と言っている(要旨。この点で、孫子はクラウゼヴィッツ同様、外交という政治手段は戦争の一部であると考えていたことが分かる。外交も戦争の一部と考えれば、外交で解決できるなら戦闘行為に及ぶ必要ない)。アメリカは孫子兵法曰く「最もまずい愚かな手段」、すなわち必要のない戦争をしてしまった。

義の通らない戦争をして他人の領土を叩けば、必ず怨みを買う。
国家同士の戦争のみで済んでいたはずが、相手とすべき敵は全大衆・全民族となり、分散して膨れ上がり見えない敵として延々と攻撃を受け続けることになる。

全てが予測できたことだ。

しかしいつも世界は予測した通り、最も悪い方向に動いてしまう。
これほどたくさんの賢い人たちが世界に存在し、はっきりと危機を予測し、そちらへ行ってはいけないと提言しているというのに。

何故なのだろう?
 現代のいわゆる“先進国”は、いつも目の前にはっきり見えているはずの落とし穴に自ら落ちていく。

「戦争は恐怖が起こすものである」
という名言があるが、落とし穴に落ちる国々はやはり欲望が強いのだろう。
欲に目がくらんでいるので目の前の巨大な穴すら見えないのだ。
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Author : 吉野 圭

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