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『パリピ孔明』炎上その後+第2話感想

ご報告です。前記事アニメ『パリピ孔明』が隣国の人たちに放火された件。
その後、無事にアニメ放送されていたようです。
GYAOでの配信が遅かっただけのようですね。良かった良かった。

『鬼滅の刃』などと違ってさほどファンの多いマンガではないと思われるので(失礼)、あのまま潰されてしまうかと思いました。

日本のアニメ制作会社・漫画家さんたちは近年アジアの政治事情に翻弄されるため大変でしょうが、どうか耐えてください。
隣国からのクレームはいつも理不尽なのですから無視一択でお願いします。

今のところ大陸のアニオタさんたちが寛容で公平だから良かったと思いますよ。
彼ら彼女らの日本アニメへの反応は、ほぼ日本人と同じ(日本人より熱い)ので感性が似ているのかもなと思います。
「オタク文化が世界を救う」は大げさなことではなくて、このアニメ・漫画の共有が大陸と日本の若者を繋げるのでは。
大昔からほとんど似たような文化、価値観を共有しているからこそのアニメ・漫画の共鳴だと思います。二国の一般人が語り合うことは、不可能なことではないはず。
(情勢が変わって政府が口出ししてきたら、また一般人の本音が潰されてしまうのでしょうが。本音のところでは共鳴できるはずだと信じています。いつか言論統制のない真実の世の中が実現したら友達になれるはず)

*

ついでに『パリピ孔明』第2話の感想を書いておきますと……

OPで踊っている孔明を見て「ウッ…」と拒絶反応が出てしまいました(やっぱり。笑)。き、キモい。すみません。
完全に遊ばれておる。ファンは笑うところなのだろうな。
英子ちゃんがアニメ顔・アニメ声で可愛いのが救いです。必死で英子ちゃんだけロックオンして見つめ耐えました。

三国志オタのクラブオーナーは私の好きな系統のキャラクターで、彼の言動は楽しめます。
しかし、オーナーが言う
「セキヘイハチジン」
が文字も浮かばなくて頭の中を「???」が飛び交いました。フィクション苦手。笑
(それと、知らない単語の音読みは絶望的に意味不明ですよ。画面の横か下に漢字表記を出して欲しい)

実は私、『演義』に関してはほとんど英子ちゃんの反応に近いかもしれません。
eiko.png
さすがにこのシーンは理解しますがね。
史実にないフィクション限定話だと「???」です。

セキヘイハチジン、思わずWikipediaで調べてしまいました。笑
→石兵八陣
陣内で突風や波が起こる…凄いねその魔法。現代レベルの技術。

【現実推測】八陣図の元型? 「ホロスコープは陣形から生まれた」説を考えてみる

しかしオーナーからその伝説を聞いたアニメの中の孔明が、「なるほど後世ではそう伝わっているのですか。少し大げさですが、自然を利用すれば不可能なことではないですね」などと現実人物ぶったので少々イラッときました。笑
いや君は『演義』の異世界から来たのだから現実ぶらないで欲しい。

とりあえず、その横浜中華街で買った羽扇は邪魔だからロッカーに入れたら? と思いましたね。邪魔ではないのかと気になって仕方がない。
「羽扇は私の体の一部みたいなものですから(ロッカーに入れません)」って、そんなわけない!
あと、現代日本の真夏は漢代と比べて物凄く暑いけど夏はその着物どうするのでしょうね。そんな寒冷時代の着物では、熱中症で死にますよ。真夏の渋谷のアスファルトの熱さといったら殺人級。私は一度、真夏の渋谷でめまいを起こしたことがあります。

それから。
「石兵八陣の計略」と言って、ライブでお客さんを迷わせて帰り路を分からなくさせ英子のフロアに留まらせる、という作戦が実行されますが。
現実でそんなことをすれば犯罪になる可能性があるからダメ!! 良い子はマネしないでね。
史実孔明の主義にも反します。「心を攻める」(これは史実です)とは騙すことではなくて、本心から納得していただくことだから。
いくら最終的に英子さんの歌が良いから留まったのだとしても、騙すようなことをすればわだかまりが残りますよ。「不誠実なことをしてわだかまりを残すな」と本人が言っているでしょ。※

※言っていなかったかもしれません(笑)、すみません。「道理を守れ」とは私が記事で書いたことでした。ただ孔明のほうは、そのままの言葉で記録に残っていないかもしれないけど、行動で分かるでしょうと思います。かろうじて上の異民族統治の話で「禍根を残すから引き上げるべき」と言っていますね。これは自分たちの利益だけを考えてのことではなく、実は相手方を守るため。言い訳がましい仮面マキャベリです。
この件に関し続き。>>人を騙していいのか? ゲーム理論と「合理=道理」の話、振り返り

まあ、滞在時間を増やすための人間行動学ならコンビニも行っていることですが。
(そう言えば、ららぽーとの形状も八陣図をイメージしているみたいですね)
このアニメのはちょっとやり過ぎでご都合主義ですよねえ。

等々
細かいことに突っ込みたくなり少し疲れてしまいました。もしかしたら途中でギブアップするかも。

しかしこのアニメの荒唐無稽さは、ある意味で『演義』というものを正しく表現しているようです。
私にとってはフィクション・一般イメージの勉強になるので、もうちょっと頑張って観ていかねばと思います。


とりあえず、アニメが潰されることがなくて良かったですね。

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