2022
Apr
30
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「小説ご感想」サイドバーにてリンク。ご期待に応えられなくて申し訳なかったという想い

前記事で取り上げた、「認知特性テスト」の結果が「言語優位」ということで思い出しました。そう言えばかつての私は小説などを書いていたのでした。
何だかもう前世のことのような気がします。むしろ平和だったあの頃のほうが、前世記憶よりも遠いイメージとなってしまいました。悲しい。
前記事でリンクするため、過去に読者様からいただいたご感想を読み直し。
「うう」と呻いておりました。
二十代の素人への過分な評価へのありがたさと。あれから研鑽せずに過ごしてしまって、素人のままで終わってしまったこと。読み手が少ないからと小説を書くこと自体、辞めてしまったこと。
(小説を書くのを辞めたのは、今の人生の使命ではないと感じたからでもありますが)
ご期待に応えられなかったことが申し訳なさ過ぎて、頭を抱えて呻くしかなかったという。
でも全ての言葉が胸に沁みます。
何という大きな声援をいただいたことか。
絶大に存在を肯定してくださる力強い励まし、温かいお気持ちでした。
最近の世間では、誰かを吊るし上げる誹謗中傷ばかりが取り沙汰されています。
私も自分への悪口ばかりに目を向けてしまいがちなネガティブな性格です。
しかし本当に耳を傾けなければならないのは、応援してくださる方の声のほうだと思います。
年を取ったせいでしょうか。
応援の声を無視することは最も罪なことだと、しみじみ分かるようになりました。
何の義務も見返りもないのに、わざわざメールやコメントで応援を送るのはものすごくエネルギーの要ること。そのために割いてくださった時間、面倒さや躊躇する気持ちなどのハードルを越えて送ってくださったことを思うと、無碍にすることの罪深さを覚えます。
悪口へ目を向ける暇があるなら、少しでもご厚意を裏切らないよう努めなければならないでしょう。
能力が足りなくてご期待に沿えなくても、せめていただいた気持ちを忘れてはならないと思います。
昨日、ありがたさに心を震わせながらそのようなことを考えていまして。
感謝を忘れないよう「小説ご感想(総合)」をサイドバーへ常駐させる※ことにしました。
つい怠けてしまう自分への戒めのためにも。
※かなり前にいただいたご感想もあります。当時、高校生や中学生だった方も。もし「十代の頃の感想は恥ずかしいから撤去して」等という方がいらっしゃいましたらメールでお知らせください。
〔追記〕
書き忘れました。ご感想一覧にある『little life(あの君)』という小説ですが、これはKindleでほとんど読む方がいなかったのと、内容的に恥ずかしい恋愛小説だったためこっそり撤去していました(Amaへ預ける作品を減らしたかったこともあり)。
しかし、すでに誰かの思い出になっている小説を作者の我がままで削除するのも罪深きこと…。そう考え直して、今Kindleにて復刻版の公開準備中です。
Amazonの意向により出版が拒否される場合もあります。審査結果は近日中にお知らせします。
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