宗教による殺人。祈祷師に言われ、インスリンを打たず…

これは酷い。本当に酷い。

インスリン投与させず死亡“祈とう師”逮捕

 栃木・宇都宮市に住む重い糖尿病の男児にインスリン注射を投与させず死亡させたとして、自称・祈とう師の男が殺人の疑いで逮捕された。男は「龍神」を名乗り、治療と称して呪文を唱(とな)えたり、体をさすったりしていたという。

警察によると、殺人の疑いで逮捕された栃木・下野市の会社役員・近藤弘治容疑者(60)は、重い糖尿病でインスリン注射が必要だった宇都宮市の今井駿くん (当時7)に対し、注射を投与させないなど治療を受けさせず、今年4月に死亡させた疑いが持たれている。近藤容疑者は「龍神」を名乗る自称・祈とう師で、 駿くんの両親に「不治の病を治す」などと話し、治療と称して、体をさすったり、「死に神退散」と呪文を唱えたり、ハンバーガーなど特定のものを食べたり飲 んだりするよう指示していたという。また、治療費として、両親から数百万円を受け取っていたという。

警察は、近藤容疑者が駿くんの一家に対し、自身に特別な力があると信じ込ませていたとみて調べるとともに、今後、両親についても保護責任者遺棄致死の疑いで書類送検する方針。

この自称・祈祷師の男は、「医学的な治療をするな」と言っていたらしい。
両親はそれを信じ込み、学校の先生にまで「インスリンを打たないでください」と頼んでいたとのこと。

いったいどうして、こういうことを言うのだろうね。
殺人罪は妥当。両親にも罪がある。あと、学校の先生たちはおかしいと思って通報しなかったのか…? どこかで止められたように思うのだが。

ここへ来る皆さんは、どうかこういう悪徳霊能者や悪徳占い師に洗脳されないよう気を付けてくださいね。
医学的な治療は絶対に絶ってはいけないですよ。
西洋医学は確かに未熟で疑問を持つべきことも多いのですが、完全否定すべきものではありません。だから病院との縁を絶ってはいけません。
疑うところを間違ってはいけない。
医療嫌いもけっこうだけど、「検査に行かない・治療を受けない」のは間違っている(CT検査など検査し過ぎは逆効果になることもあるが。なんでもバランス。適度が大事)。
自己責任で、「自然死したい」と願っているなら医療を絶つのも構わない。しかしまだ何も知らない子供に強いるのは殺人行為だ。
医療や科学を敵対視し過ぎて、偏り過ぎてはいけません。

あと余談ですが最近は「マイナンバー占い」という詐欺手法も流行しているようです。
インターネット上のサイトで、マイナンバーで占うと言われ、マイナンバーを入力してしまったという事件があったそうです。
入力すると情報を盗み取られて悪用される恐れがあります。気を付けてください。

こういう危険を呼びかけるのは、こんなブログだからこそ効果があると私は考えています。
スピ話に無縁な掲示板などでいくらバカにして中傷しても、祈祷師のもとへ通う人はそういうサイトを全く見ないから無意味でしょう。
やはり、関連キーワードで検索され、読まれやすいサイト・ブログに掲載するのが最も効果的と考えられます。
(一般の広告手法と同じです)
それに無関係の人たちが批判してバカにするだけでは、彼らはいっそう頑なに耳を塞ぐだけです。
「そんなのあるわけないだろ」と言うバカの一つ覚えは、さすがにバカの一つ覚えであることが即バレしますので無効。どちらを信じているかの宗教戦争になるだけ。

あと根本的なことですが、知識の封じ込めは最も危険です。

この種の事件が起きるたびに占いだの、スピリチュアルだのの話を完全に封じるべきだという主張が噴出するのですが、私は全く逆だと思う。
唯物主義が蔓延し、徹底して神や霊魂を封じ込めてきたからこそ自分の頭で考えられない人が増え、洗脳される人が多くなってきた。

なんでも抑え付ければ抑え付けるほど、間違った方向に暴発してしまいます。
子供たちを「無菌の箱」に監禁して無知に育てるのではなくて、昔ながらの伝統を復活させ、古今東西の教養を身に着けさせるよう教育改善していくべきです。