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国葬の光景に胸を締め付けられた… 送られる側の気持ちとは?

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世俗の件ですが個人的なスピ話も含まれますので、こちらで書くことお許しください。
世間話が嫌いな方はうっかり読まないようご注意を。

※画像引用元記事:国葬の一般献花に長蛇の列、ツイッターで「偏向報道」がトレンド入りしたワケ
「国民6割国葬反対なんて嘘やめなよ!」の声


民意が示された本物の国葬


昨日私は東京・国会方面で仕事の予定でしたが、安倍元首相の国葬だったため休みとしました。
テロが起こされるとの噂も流れており、おそらく現地は混乱するだろうと考え、献花へ行くことも遠慮して家で静かに追悼していました。

しかし混乱はごく一部に限られたようです。
メディアが“反対多数”の自作アンケート結果を掲げ、国民のほとんどが国葬に反対しているかのようなイメージをさかんに宣伝していましたが、現実に反対を叫んでいたのは特殊な団体の活動家ばかりでした。明らかに“国民”とも呼べない極端な少数派。
(しかも足取りもおぼつかない、白髪のおじいさんおばあさんばかり…。いい年をして幼稚なデモ、世界に恥をさらして本当にみっともないです。スクラムを組み暴力革命を叫んでいた団塊ジュニアの二世は、白髪の親に飼われているニートたちか? 現役世代なのに仕事をしていないのは確かですね)

蓋を開けてみれば、献花に訪れた一般国民による整然とした列が途切れない葬儀となりました。
5時間待ち、6時間待ちは当たり前だったとか。頭が下がります。
献花は17時締め切りだったので、訪れた人の数がカウントされたのは17時まで。それでも2万3千人を超えたそう。
その後も弔意を表すために訪れる人は増えるいっぽうで、21時を過ぎてもまだ列が途絶えなかったそうです。だから実際はカウントされた数倍以上の人が訪れたのでしょう。

あの一般国民は誰も弔意を強制されたわけではない。テロに巻き込まれる危険を冒してまで訪れた人々。
私はその数に圧倒され、さすがに感動を抑えることができませんでした。
あれが“民意”でないのなら何を民意と呼ぶのでしょうか。少数の暴力活動家の意見だけが「民意」? まさか。(現実を正反対に言う狂った詭弁もいい加減にしろ)

私は個人的に安倍氏の政治的手法について批判したいことが山ほどあります※。ただ、彼なりに一政治家として日本のために尽くそうと努めたのだろうと思っています。
その頑張りに対する感謝、労いの気持ちを抱くのは人として当然のことでしょう。

※批判とは、たとえば法律解釈で政策をどうにかしようとしたこと(法を歪めれば必ず禍根となる。いずれ左翼に悪用される。堂々と法改正を国民に問うべきだった)。侵略をもくろむ隣国を利する政策を残したこと。「ハンニチ勢力」へ悪口を言うのみ、具体的な処罰をせず根絶しようとしなかったこと(そのせいでメディアも学術も乗っ取られ、ご自身も命を失うことになった)。…等々

今この期に及んでも安倍氏を罵倒し亡くなったことを喜び、殺人犯役を英雄と称えている非人間たちの醜悪さに、日本国民の大多数が眉を顰めています。
老いて白髪となってもなお、狂気の暴力革命とやらのために人道を踏みにじっている姿はあまりにも幼稚で惨め。あのごく少数の嘘つきたちは日本の恥、人類の恥部だと思います。

生前の安倍氏のキャラクターが好きだったか嫌いだったかに関わらず、彼の葬儀で示された民意が本物であることは認めざるを得ません。
あのように、自発的に弔意を捧げる国民が殺到する葬儀こそ、本物の「国葬」と呼ぶのだよな……と思います。

菅氏の「友人として」の弔辞も人の心があり、涙しました。
【リンク】安倍元首相「国葬」 菅前首相 追悼の辞 全文
しかし、安倍総理…と、お呼びしますが、ご覧になれますか。

ここ、武道館の周りには、花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、たくさんの人が集まってくれています。

20代、30代の人たちが、少なくないようです。明日を担う若者たちが、大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。
この光景をご本人が見ているかどうかわかりませんが、メッセージは必ず耳に届いていますよ。

どうやら安倍氏は日本の英雄となり歴史に残りそうです。
安倍氏を暗殺した者たちの思惑とは正反対の結果となってしまいました。
もちろん、安倍氏ご本人も望まなかったことでしょう。今ごろ“安ちゃん”は盟友の弔辞を聴いて複雑な気持ちでいると思います。

〔追記〕
その後、モーニングショーの玉川氏が
「菅氏の弔辞は電通の創作台本。涙を誘う演出のために偽装している。(嘘の演出を偽装することは)我々も、いつもやっていることだから分かる」
と発言し大炎上しました。
あの弔辞を聴いて、ごく自然な感情だと感じ取れず「演出」と思えるのは非人間の証。
非人間は、自分のなかに人への親愛が一切なく絆というものも感じたことがない。そして常に嘘をついて生きているから、他人もそうであると考えてしまうのだと思います。

玉川氏らの反応を眺め、『出師表』を下のように歪んだ読み方をしている非人間たちとソックリだなと思いました。
かつて『出師表』は「これを読んで泣かない者は人間ではない」と言われていたそうで、そのような断言は誤りだし書いた本人も迷惑だと思っていたのですが、まさか本当だったとは。現代で「非人間発見機」の機能を果たすとは思いませんでした。

【別館、閲覧注意】この人たちが『出師表』の歪んだ解釈を声高に叫ぶ理由

安倍氏の国葬と重ねた前世のこと


以下は個人的な話です。

非常に不謹慎かもしれないことですが……昨日の国葬を眺めながら、私は「自分のときもこうだったのだろうか?」と想像していました。
国葬の映像を見て胸が締め付けられたのは、過去のイメージを重ねてしまったせいでもあります。

もしかしたら前世で自分の葬儀を見なかったので、今世で他者の国葬を見せられているのかもしれないとも感じました。

そう、前に要パス記事で書いたのですが、実は私はかつての自分の葬儀の光景を記憶していません
何故なら留まって葬儀を見ていなかったからです。

(ただし弔辞は聴こえていたことを今世で知った)
【詳細】前世の死後、おくり名が聞こえていたという話

一般に死者はしばらく現世に留まり、自分の葬儀などを見届けてから黄泉に逝くと言われています。
その留まる日数が平均49日前後というのは、転生記憶を持つ人々の話によればどうやら本当のようです。
しかし変わり者だった前世の私は死後、さっさと地上を去ったものらしい。…誠に申し訳ない。※

※「さっさと地上を去った」について追記しました。感情として未練がないとは言えない。>>魂の50%を前世に遺しているかもしれない…今も引きずっている感覚がある

生前から自分の葬儀などに関心を持たない人間でした。
「派手な葬儀やめて。普段着で埋葬して。副葬品は要らない」と言ったのも、実際は当初「自分の遺体などその辺に棄てて帰ってくれ」とお願いしたところ皆に悲しまれて大泣きされたので(これは記憶あり)、反省して言い直したものだと思います。

それだけ、葬儀や墓などどうでも良いと思うタイプでした。
今もそうです。
今世ではずっと「墓に入るのは嫌だ。海にでも散骨して」と言っていたのですが、家族からの猛反対を受け。結局、小さな埋葬スペースを購入して夫婦一緒に入ることになっています。家族が望むならそれでいいのです。散骨にも強いこだわりはありません。子孫に代々受け継がせる、大仰な石の墓に閉じ込められるのは絶対に嫌ですけどね。

だからこのたび安倍元首相の国葬を眺めて、初めてかつての自分の葬儀を具体的にイメージしたのでした。

かつての私の場合、“国葬”と呼べるもので送られたのか分かりませんが(すみません本当に知らないのです)、準じるものだったことは推測できます。
当時の国民から「廟(ほこら)を造って祭れ」との訴えが殺到したという話を知ったときは、何とも言えない複雑な気持ちになりました。
その絶大な愛に、ぎゅっと胸が締め付けられるというか。“自分ごときに”という申し訳なさ、恩返しできないもどかしさが募るというか。ああ……うまく表現できない。

ともかく国家元首でもないというのに、国葬で送られる者の気持ちは複雑でいたたまれないものがあります。
だからきっと、安倍氏も今頃そのいたたまれなさに悶絶しているのではないか? と想像するのです。

しかし、送られた側の証言としてこれだけは言えます。
愛してくれた国民への感謝の想いは凄まじく絶大なものがある、と。

だからこそ重いからという理由で弔意を拒否などできませんし、生まれ変わった後も(記憶があれば)かつての民を裏切ることなどできないと思えるのです。

つまり何が言いたいのかというと、
「安倍さんを弔った方々の温かい気持ちは、必ずご本人に届く」
ということ。

私の前世話を信じてくれる人はほぼいないでしょうが、弔いの気持ちが無意味ではないということだけ信じていただきたいです。
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