ここでは軽めの話を続けます。
今日は音楽で眺める世界の話です。
懐かしい曲を聴いて蘇る、時代の空気
近ごろ80年代のJapanese-CityPopが外国人に大受けしているそうで、あちこちで耳にするようになりました。
CityPop(シティポップ)って何?と思われた方へ、入門編としてこちらのプレイリストなどお奨め。ぜひ聴いてみてね。
※これはリンク画像です。著作権の関係で埋め込みできませんのでYouTubeで聴いてください

私はあまり流行に興味を持つほうではなく、どちらかと言うと冷めた目で世の中を見ているような子供だったのですが、それでもあの時代の匂いは身体に染みついている気がします。
今これらの曲を聴くと一気に当時へ引き戻される感覚です。
あの時代の空気感、風の匂いが蘇る。お兄さんたちの車に乗ってドライブした夜の街の香りさえ蘇ります。
当時を知らない人たちはギラギラしたバブルの欲望、ジュリアナ等のイメージしかないのでは?
子供の目から見るともう少し楽し気で爽やかな時代でしたよ。
(大人の欲望に満ちた世界を知らなかったせいもありますが)
ともかく、日本人にとっては何の心配も要らない大変恵まれた時代でした。
誰もが豊かな未来を確信し、我々子供は自己実現の夢を抱いていました。
ネガティブ性格の私でさえ、大人になればドラマのような自由な人生を送ることになるのだと当然に信じていましたっけ。
あ、そうそう、“自己実現が夢”とのワード自体が懐かしくありませんか。>同世代の皆さん。
「自己実現」ってそもそも、曖昧で意味不明な言葉ですよね。それでも皆が漠然と自己実現をめざしていた気がします。
あの痛々しさこそ“トレンディ”でしょ。笑
まさかこんな昏い、ディストピアな未来が待っているとは。誰も夢にも思わず……。
(この現実だけでも「引き寄せ」は間違っていると証明されていませんか。あの時代の日本人の誰がこのような未来を想像できたのでしょう?)
80年代が蘇っているのは占星術の法則に適う
実は、今このように80年代の文化が蘇っているのは占星術的に見ても法則に適っています。
単純に「時代は繰り返す」ということではなくて、むしろ1980年代のほうが未来を先取りしていたのだと言えます。
どういうことかと言うと。
占星術では1980年代は「プレ風星座時代」と呼ばれており、2023年以降の本格的な風星座時代の予行演習のようなものだったと考えるのです。
ということはこれからあの80年代が再び繰り返されるだけではなく、むしろ“真に”始まる可能性が高いですね。
80年代を悪く言うなら、誰もが深刻さを失い軽々しく生きていた時代でした。
ただどこまでも自由で明るく、個人の能力を活かそうとする空気があり、それゆえにあらゆる文化が花開く可能性を蒔いたのではと思います。
言論の自由もあったので、今のように「上から」「多数に見せかけた少数の工作員が」大声で嘘を押しつけるということもありませんでした。
個人の意思のほうが強かったためすぐに嘘は押しつぶされ、真実のほうが勝利する素地がありました。
この“嘘を押し通すことを不可能とする”言論自由があったことこそ80年代の最も良いところだったと私は思います。
そんな時代が本当に戻って来れば良い。
イデオロギーで歪められた占星術ではなく、正位置での占星術が実現するようにと心から願います。
何度も書いているように着地点へ至る前にはあらゆる戦乱や災害、虐殺が起きると予測されます。
現在の世相を眺めますと、これまで大声で嘘をつき殺人を犯してきた犯罪集団が虐殺されるのではないか? と推測できます。
何故なら彼ら彼女ら自身が虐殺を肯定、推奨しているからです。
彼ら彼女らは自分たちが当然に加害者となるのだと思って虐殺を肯定・賛美してきたのですが、時代はまた正位置へ反転しています。このため虐殺の種を蒔いた者たち自身が被害者となるでしょう。
ここ数年、勝利を得たと勘違いした彼らは調子に乗ってあまりにも酷いことをやり過ぎました。復讐を願う人々があちこちに生まれています。
世界は沸騰寸前の釜のようなもの。
酷い復讐劇が起きる予感がする。
しばらくは世界が混乱すると思います。
しかし風時代の夜明けを信じて待ちましょう。
私も、低空飛行しながら夜明けへ案内するつもりです。