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上戸彩さん「キャラを受け入れる」の言葉が辛かった

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さっき女優の上戸彩さんがテレビ番組で話しているのを見かけました。
例によって家族が観ているテレビの画面をちらっと観ただけなので、番組タイトルなどは分かりません。

お子さんが二人いて、マナーなどを厳しくしつけているとか。
自分より遥かに年下と思っていた子がしっかりしたお母さんとなり、子育てを語る姿はなかなか衝撃的なものがあります。
いまだに『金八先生』や『あずみ』の頃の彼女が忘れられない年寄りなもので。すみません。

でも若い頃を知る人が大人として成長した姿を見るのは嬉しいものですね。
たとえ遠くの他人であっても、立派に幸せに生きている人の姿を眺めるのはいい。
我がままばかり叫んで育ち、大人になりきれず年だけ取った年配者が幅を利かせている今の時代では、しっかり生きている若い人が本当に貴重だと思えます。
年下だけど私は彼女のことを心から尊敬します。

「キャラを受け入れたら楽になった」は胸が詰まる


ただそんな上戸彩さんが漏らした言葉が私には辛く感じました。

「人として、本当の自分という人格を認めてほしいと思っていた頃はとても苦しんだ。毎日泣いてばかりいた。
でも“上戸彩”をキャラクター、商品として受け入れることができてから苦しくなくなった」
(要旨。正確な引用ではありません)

本当の自分の人格を認めて欲しい――
世間が思うキャラクターと現実の自分とのギャップに苦しむ――

それがどれほど苦しい体験なのか私には分かるので、身につまされる想いがしました。

「キャラクターを受け入れたら苦しくなくなった」
とは実はとても残酷な状況です。
本当の自分という人格を世間から抹消することになるので。

プロの女優として仕事だからと割り切ってできることであり、“本当の自分”は家族だけに見せればいいやと思っているのかもしれませんが、そこまで無理しなくてもいいのでは? と思ってしまいますね。

ファンの人たちだって本当の上戸さんを見たいだろうし、どんな姿であれ受け入れるのではないかと思います。
今まで演じてきた役のイメージと多少違うくらいでは怒ったりしないと思いますよ。怒って攻撃してくるような人はそもそもファンとは違う、ただのストーカー犯罪者だと思います。

それに自分が思っているよりも、ファンの方々は本来の姿を見抜いているもの。
ファンは馬鹿ではないのだから。

なのでタレントさんたちもあまり肩肘張らずにファンを信頼して自然体で生きていただきたいですね。

自分を「商品」とみなして人格を殺して生きていくなんて、人間には無理なこと。一時的にラクになったと錯覚していても本当は辛いことです。
いずれ限界が来ると言えます。経験者は語る。

本当の自分が認められることの難しさ


お察しでしょうが、これは自己の体験から述べている話です。

もちろん“前世”と思しき記憶で語っているだけなので、他の人から見れば「妄想」でしょう。しかし記憶を持つ私にとっては本物の体験です。

ただし前世で生きていた間の体験に限りますが。
後世、極限までデフォルメされてしまったあのキャラクターを自分と関連づけて考えることは不可能なので、あれと自分を比較してのギャップなどはそもそも意識したことがありません。

「あのトンデモ・魔法使いキャラを受け入れる?
できるわけないだろう。不可能過ぎるっ!!」
ベシッ (床に叩きつける)
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という気分。

……失敬。つい本音が漏れました。

ともかくあのキャラは分厚いアクリル板を隔てて眺める他者という感じですから、オモチャにされていることにショックと怒りを感じたことはあっても、「本当の自分と違う~」などと気に病んだことはありません。
逆に言えばギャップが大き過ぎることに助けられたのかもと思います。

むしろ辛かったのはリアルタイム。生きているときに国内全土から浴びた圧倒的な称賛や期待、恐れ等々のほうです。
その運命を引きずった今世はじめの頃の“チヤホヤ”も辛かったと言えます。

しかし嘘つきの犯罪者たちに史実を捻じ曲げられ、無いこと無いこと悪口を言われている今となっては、デフォルメされたフィクションでさえまだ真実に近かったと思い出します。

まして好きで史実を眺めてくれている人たちは正真正銘、本当の人格を見抜いて表現してくださっている。
当時、世間には本来の人格を隠しているつもりで気張っていたことが滑稽に思えてくるほどです。

なおこのことは当ブログの長年の読者様でも同じです。
(始めから誹謗中傷する目的で来訪し、捻じ曲がった目で眺めている相手は除く)
書いている私自身が気付いていない本心を、
親なの?
超能力者なの?
と感じるくらい的確に見抜いてくださっていて感動することが多々ありました。

見ている人はいる、とは本当。

だから今キャラクターを演じて辛い想いをしているタレントさんたちに、そんなに気張る必要はないよと言いたいのです。
気張っても無駄だよ、と。
ファンの方々を信頼しろと。

真実の自分の人格を認めてもらうことは難しい。
でも決して不可能なことではありません。
ありのまま生きて、その行いが人の道に反していないなら必ず認めてくれる人がいるはず。

私は今ちょっとストレートに「自分はこういう人間だ!!」とアピールし過ぎですけどね。
性格診断など載せていて、お恥ずかしい。
実は言葉でアピールする必要もないのだと分かっています。捻じ曲げた解釈をするアンチを想定して、つい弁明してしまうのは悪い癖です。

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