我傍的、ここだけの話

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ついに。『我傍に立つ』実名版(諸葛孔明 自伝風)書き始めました

『我傍に立つ』実名版、ようやく書き始めましたのでお知らせ致します。

GWも最後の日となってしまいましたね。
もう少し早くお伝えしたかったのですが不具合があって遅くなってしまいました。

まだ冒頭のみ。
いつも書いている内容ですから「どこかで読んだ感じ」の小説となっているはず。
たとえば冒頭の『青い河』は、『永遠の雨~』冒頭とラストを繋ぎ合わせて整えました。
その後の『里の生活』は丸ごと書き変えていますが、内容的には当ブログや別館に書いてきた話です。
当ブログ読者様には「読み飽きたよ!」と言われる小説でしょう。でも試し読み用として、お手元に残していただけますと幸いです。

warejitu1.png本の紹介・DLページ
紹介文:
“この戦乱の世に生まれ、どうにか生き延びることだけを考えており、現在のように世間の人々に名を知られることなど全く望んでいなかったのです。”『出師表』

遥かに遠い記憶。傍に居た人々。永遠の誓いを捧げた日々。
平凡に生きていけたならそれでいい、と思っていた青年が出会ったのは運命の人だった。彼と生きていくことを決意した瞬間が運命の日々の始まりだった。やがて青年は時代の中心に放り込まれる。そして飛ぶように過ぎる時の中で、かけがえのない絆を得る……。

かつて架空小説として描いた『我傍に立つ』の登場人物名を実名化し、時代設定も現実化して書き直しました。
諸葛亮(孔明)視点、一人称の自伝風・歴史小説となります。

〔方針〕
物語の本質は前作と変わりませんが、実際の記録を反映させるため設定を大きく変える箇所があります。ご了承ください。
特に著者自身のイメージが弱い箇所は陳寿著『正史』準拠の方針とします。
はい。こんな感じで。

現実の記録を反映して書いていきますので、一応は「歴史小説」にジャンル分けできるはずです。
歴史小説をほとんど読まない筆者のため現代語感が強いのは否めないと思いますが。

最も苦労したのは、時代の前半(後漢末)を短文で一気にまとめた箇所です。
あまり長く説明すると嫌がられるでしょうから、なるべく短くしようと考えました。そのため箇条書きのようになってしまったかもしれません。
まあ歴史嫌いの人はそもそも読み飛ばすでしょうし(笑)、歴史好きの人にはお馴染み過ぎる話なので必要ないでしょう。
五行革命のところだけ間違っている人が多いから読んでくださると嬉しい。

【五行革命、詳細は歴史館でどうぞ】「蒼天すでに死す」の意味とは? 蒼を漢王朝と訳すのは間違い

誤字も含め、何か決定的な間違いがあればご指摘ください。
(史実解釈を歪めての反論は無視します。たとえば曹操の虐殺を正当化したい信者たちからの歴史修正要求は完全無視しますのでご了解を)

今の気分について


余計なことかもしれませんが今回、実名版を書き始めての筆者所感です。

今、これまで実名化を躊躇していたのが嘘みたいにあっけらかんとした気分でいます。

「諸葛孔明自伝“風”」とか、さぞ怒られるだろうなと想定していますが、もう本当にそんなことはどうでも良くなってきました。
騒がれたとしても寿命も間近なので逃げ切れるでしょう。きっと。

しかし実際の人物名を入れると一気にダサくなりますね。我がことながら嫌だなあ。
副題のアホっぽさも本当に嫌なのですが、分かりやすさを優先して耐えています。

この実名版は多くの方に読んでいただくことを願って書いた小説。しばらく無料で公開していきますので、パブーDLページを拡散いただけますと幸いです。


余談の余談


これは本当に余計なことですが、今回の原稿で諸葛亮が生まれた当時の年号「光和」を書いているつもりで、本気で「令和」と間違えて入力していました。ややこしや……。

せめて昭和にしろよ(お前は昭和生まれなんだから)、と突っ込まれるかもしれませんが、やはり光和と令和は印象が似通っていると思います。
共感覚としては、漢字で浮かぶ色が同じなのです。

前にも書いていますね、この話。

三国志ジャンルのマニアさんの中にも、早くから「令和は光和を連想させるから不吉だ」と言っている人がいたようです。
昭和もそうですが、“和”を付けると何故か逆に乱を招きやすいのかもしれない。せめて昭和後半の冷戦止まりで過ぎればなと思います。冷戦もないほうが良いのはもちろんですが。
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