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精神疾患ふうの人、訴えが本当の割合は1%程度? 怖い憑依の話

ブログの更新も小説の続きも遅くてすみません。最近は資料読みのためにネットへ向かう時間を減らしています。

今日は言及したくなる番組を見たので、別館更新報告のついでにメモしに来ました。

フジテレビに『世界の何だコレ!?ミステリー』という子供向け番組があります。
これも家族が暇つぶしに見ているもので、時間の無駄だと思うので私はたまにしか画面へ目を向けませんが、昨夜は体験談があり興味深く見ました。

【同番組の別コーナーについて、別館更新記事はこちら】
『何だコレミステリー』徳川家康の貶めキャンペーン! 妻子を殺した残虐さ・凡人無能を強調
(これはいつものブンカク犯罪を指摘したメモです。ワンパターンで申し訳ない。敵の犯罪がワンパターンだからです。墓の前で歴史人物を侮辱したあの者は永久に呪われるでしょう)

大学生の恐怖体験が興味深い


興味深かったのは、ある僧侶が大学生から聞いた話です。

廃墟巡りを趣味としている大学生グループが廃村へ宿泊したとき、一人の様子がおかしくなったとのこと。
急に不機嫌な態度となって「テントが狭いから廃墟の建物で寝る」と告げ行方をくらましたり、コンビニのトイレにライターを持って籠もり警察沙汰となったり。(このとき一人で籠もっていたはずが、トイレからは大勢と言い争いをする声が聴こえていた。複数人の声が重なり合っているなど不可思議な現象あり)

これ以降、明るく快活な性格だった彼は人が変わったようにふさぎ込むようになった。本人の記憶はとぎれとぎれとなり会話もまともにできない……。

話の表面だけ聞いていると、先日書いた統合失調症の症状にも似ていますね。
実際このように「明るかった人の性格が急に変わって塞ぎ込んだり、独り言を言うようになった」などの症状があれば、周囲の人はまず精神疾患を疑って病院へ連れて行くものでしょう。

ただこのケースは病院の受診では解決しなかったようです。
保護者の方が病院ではなく寺を訪ね、僧侶に除霊を願い出たのは“憑依(ひょうい。霊にとり憑かれること)”を疑ったから。
それには理由があり、廃村へ行った際に撮影した写真に不審なものが写っていたからだとか。

このように何かしら現実の痕跡があれば、除霊を行っている僧侶を訪ねてみるのもいいと思います。
番組の体験談ではお経をあげてもらったことで解決したそうです。良かった。

憑依のケースも稀にある?


怖いなと思ったのは、精神疾患と思われる症状の人が“憑依”されているケースも稀ながら実際にあるらしいこと。

あくまでも「稀に」です。
精神疾患の疑いある人が「自分も憑依されたに違いない!」などとこの情報にすがってしまい、病院に行かなくなってしまうと困ります。
どうか、疑いのある人はまず病院へ行ってくださいね。

ただ非常に少数ですが、精神医から見ても明らかに精神疾患ではなく「憑依」でしか説明できないケースはあるそうです。その割合は、統合失調症を疑われた患者のうち約1%だとか。
「この患者は精神疾患ではなく霊が視えてるだけよな…」と医師が考えているのに、仕方なく入院させているケースもあるらしい。病気なのに見逃され重傷化する人は不幸ですが、誤診で入院させられ人生を奪われる人がいるのはもっと不幸なことだと思います。

前にネットを眺めていて発見したこのような話もあります。

【別サイトリンク】奇々怪々怖い話投稿-統合失調症という病 
(怪談話を掲載しているサイトなので苦手な方は閲覧注意)

注意してほしいこと


昔、テンカンや統合失調症などが病気であると分からなかった時代には、全て「狐憑き」と呼ばれて差別されただけでした。
今も地方によっては「狐憑き」レッテル貼りの差別が残っているそうで、治療が受けられずに精神疾患を悪化させ不幸な結末を招くケースがあります。おそらく先日の事件もそのケースだったでしょう。

だから、始めから「憑依に違いない!!」と思い込むのはタブー。

改善しないのに除霊だけに通い続け、症状を悪化させたうえに多額の除霊代をむしり取られることになります。他人を洗脳してコントロールしたいと考える悪徳な霊能者も多いので注意してください。
番組に出てきた保護者のように、名のある寺社へ相談に行くのが最善でしょうね。
(なかには悪徳な僧侶もいるかもしれませんので料金は要チェック)

しかしほんの僅かとは言え、霊的な要因で性格が変わるなどの症状が起きることは実際にあるようです。

唯物思想が優位となった現代では、世界には物質しかなく霊的なものは「完全に存在しない」こととされています。まるで全体主義の国家が定めた法律かのように唯物思想を押し付けられ強制されている。

しかし、それ(唯物思想)もまた極端なカルト思想に基づく考え方です。
カルト思想を根拠とした「見えない物は存在しない」との決めつけは宗教信者と同じ。ゴーマンで怠慢な人が陥りがちな思考停止です。
「デマデマ!」
「妄想、妄想!」
と題目を唱える集団がいれば、彼らにとって都合の悪い真実があることを裏付けている。

だから何事も可能性があれば排除せずに一考すべきだと言えますね。
一つの可能性だけにこだわらないよう注意しながら、現実の裏付けを持った消去法で真実を追求する。
それが危険回避のための「事実を眺める思考法」だと思います。


精神疾患と憑依を見分けるポイント


ちなみに――

精神疾患ではなく憑依であることを見極めるポイントは、
「その体験を裏付ける現実の痕跡があること」
ではないでしょうか?

たとえば、上の二つの体験談のように心霊写真がある場合は分かりやすい。
他にも本人の話や行動が、過去の現実にあった事件で裏付けられる場合。

前世記憶を語りだしたケースだったら、その記憶が事細かに現実の記録で裏付けられること。
これは憑依である場合と、本人の記憶である場合と二つのケースに分かれるはず。現在の本人性格との照合が見極めポイントとなります。体験を境に性格が変われば憑依の可能性あり。
関連記事:
前世を思い出したら、すべきこと【前世記憶を現実と照合する方法】

もしも不可思議な言動が本当に霊的な体験によるなら、必ずこのように現実の痕跡が証明してくれることになります。

だから不可思議な体験をした人はまずは現実を調べてみるべきですね。

精神疾患で幻想を観ているだけの人は、残念ながらこの「現実の痕跡」が一切無いのです。
それどころか、体験を時系列で詳細に説明をすることもできません。「神様が夢枕に立ってお告げを受けた」とか「有名人の名を聴いた」などと仰るだけ。
それ以上の説明を求めても「まだ答える時期ではない」と言って延々と逃げ続け、最終的には答えないまま去ってしまわれます。

また、話の一貫性がないことも特徴だと思います。精神疾患の方の話は支離滅裂で、聞くたびに内容が完全に変わっています。

神秘体験はそもそも曖昧なもの。
自分ではよく分からないイメージも多いのです。
それでも、自分で体験したこと――夢の中であろうと見聞きした映像・記憶――についてだけは答えられるはず。だから分からないことは「分からない」「覚えていない」と答えればいいだけでしょう。
それなのに、「分からない」という回答すら避ける(または回答内容が一貫せずコロコロ変わる)のが精神疾患の方です。

もしもこういったスピリチュアルな話も気にかけてくださる精神医の先生がいたら、診断の参考にしてくだされば幸い。
神秘体験者が誤診で精神病院へ入院させられる不幸なケースを減らしてください。
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