ご感想・メッセージへの返信

    東洋医学と寿命について、『鬼滅の刃』「刀鍛冶の里」編の感想など【返信】

    2023/7/2にいただいたメールの返信です。いつものことですが遅くなってしまいました。
    ご無沙汰しております。Aです。
    お久しぶりです、A様。更新が減ってしまった当ブログを見捨てずにお越しいただいて、ありがとうございます。

    幾つかお話のテーマをいただきました。
    ここで書きづらい話もありますので、後で別館へ分けて書くことに致します。

    東洋医学と西洋医学の話


    ここ数日、ご体調崩されていたとのことですが、すぐに回復されたそうで良かったです。
    漢方がよく効く、というのは人体の神秘や、東洋医学の奥深さを感じさせますね!
    はい、ご心配かけてすみません。すっかり良くなりました。後遺症もありません。葛根湯のおかげですね。

    あまりこの件について書くとまた検索BANを受けてしまうので(やれやれ)、控え目にしておきますが。
    漢方を飲んですぐに体調が良くなったのは素晴らしい体験でした。

    でも私が漢方で救われたのは初めてです。いつもは逆に具合が悪くなってしまうのです。おそらく病の種類と、適切な処方によるのでしょう。東アジアの感冒には葛根湯が絶大な効果があるようです。
    スティーブ・ジョブズのように、西洋医学を無視して持病を悪化させるところまで行くと極端ですが、東洋・西洋の知識をうまく組み合わせることが大切そうです。
    仰る通り東洋医学の過信は良くないですね。
    東洋医学は日ごろの予防医学として使うべきもので、適切な時期を過ぎれば効果が薄れる。重症の場合は必ず標準治療(西洋医学)を優先的に行うべきと思います。

    ただ昔であれば漢方が効く時期を過ぎればもう“寿命”ということになりました。
    今は西洋医学のおかげで寿命が延びましたが、個人的には延ばしすぎもどうなのかな… と考えております。患者の苦しみを増すだけではないのかと。

    何より医学が進歩すればするほど自らタイムリミットを選ぶ必要が出てくることが不幸です。
    ホロスコープなどと照らしても、現代は本来の寿命より生存時間が延びていることが多いようですよ。
    もちろん本来の寿命は生まれる前に自分で計画してきたはずですが、生きているうちに自分で受け入れるのは難しい。家族も引き留めるからジレンマが増します。

    “お迎え”の時に必ず去らなければならないというルールはないはずで、たぶんその時を過ぎれば可能な限り地上にいてもいいのだと思います。
    しかし私は、自然に反する割合が高ければ苦しみも大きくなる気がしています。
    だから技術的に可能となっても『銀河鉄道スリーナイン』のように全身を機械にするなどはお断りですね。

    『鬼滅の刃』「刀鍛冶の里」編は本当に良かった


    次のお話、アニメのご感想は個人情報を伏せて多めに引用させていただきます。
    ① 鬼滅の刃「刀鍛冶の里」編の感想
    率直に言って、「遊郭編」よりも見ごたえがあったと思います!無一郎や甘露寺さんらの内面の掘り下げがとにかく丁寧で、彼らなりに悩みや葛藤を抱えつつも、鬼狩りに生きがいを見出そうとする点は「立派だなあ」と思ったところでした。自身の置かれた境遇に思う所はあったとしても、「人事を尽くせ」というような作者さんからのメッセージをいただくことが出来ました。今回は、全体に若者向けのメッセージが多かったのかも?と思いました。世間では若いと言われる私も、(略)彼ほど大人にはまだ成り切れていないので、もっといろいろ経験しなきゃなあ、と思っています。
    あと心打たれたのは、不死川兄弟の兄弟愛ですね。お互いに想い合う心は同じなのに、すれ違っているように見えるのが本当に切なくてやり切れませんでした。今後彼らの見せ場はどんどん増えていくので、大いに期待する一方で、私の涙腺が持つかどうか……笑。
    吉野さんの推しキャラの善逸も、これから出番が増えていくので楽しみですね!
    「刀鍛冶の里」編が見ごたえあったとのこと、全く同感です。個人的にはこれまでアニメ放送された『鬼滅』の話のなかで最も感動しました。

    「人事を尽くせ」、私の目指す言葉です。しかし現実にはまだ充分にできていないと感じます。『鬼滅』登場人物たちの諦めない気持ち、決して引かない勇気を現実へのエールと受け取り、少しでも活かしたいと思います。

    それから今回は特に兄弟愛のテーマが強く打ち出されていると感じました。
    不死川兄弟の兄弟愛は切なかったですね。無一郎の過去も身につまされ、涙を抑えることができませんでした。
    言うまでもなくラストは涙腺崩壊ですよ。禰豆子ちゃんが眩し過ぎた……涙

    終始、手に汗握り。登場人物の悲しい過去が心に突き刺さり。全ての場面が含蓄深く、学ぶところがあります。(コミカルなところも腹を抱えて笑えます)
    有名な文学作品でもこのレベルにある表現にはお目にかかったことがない。

    何故この作品が他の創作を超越しているのかと言えば、現実をノンフィクションよりも正しく写し取っているからでしょう。
    現実であのような残酷な出来事は、山ほどあります。過去にもあったし今はもっと酷くなっている。
    そんな地上の残酷さをあえてリアルに表現したうえで、絶望に立ち向かう主人公たちを描き切っているところが見事です。
    涙が出てしまうのは登場人物たちの戦いとともに、作者さんの現実における孤高の戦いが感じ取れるからです。

    これほどの物語が日本で生まれたことに感謝しています。
    日本のコミック業界も侵略されているみたいですから軋轢があったことでしょう。精神的な負担はどれほどだったか。
    作者さんには頭が下がります。文化を正しく蘇らせ、人の精神を支える物語を作る。しかも広くメッセージを伝えている。こんな偉業はありません。

    創作は武力よりも強い力を持ちます。
    今や人類の精神を救えるのはこのような真実を描く物語だけです。

    日本で『鬼滅』はもう「オワコン」と言われ、陰湿な作者叩きも行われているそうですね。
    作者叩きをしているのはおそらくまたあの界隈の者たちでしょう。
    自分たちが「鬼」のモデルになっていることを察知し、弾圧しているらしい。どこまでも最低最悪な非人間たち。

    そんななか、若い世代にはあなたのように『鬼滅』のメッセージを受け取ることができる人たちが生まれています。私はこのことに希望を覚えています。
    アメリカ人(保守)やC大陸の一般人のなかにも『鬼滅』の熱狂的ファンがいて、ブレない声援を未だに送り続けていること救いを感じます。
    人類はまだ捨てたものではないようです。

    相変わらず鬼たちの声のほうが圧倒で大きいですが、間もなく朝が来て(彼らの寿命が尽きて)状況は反転するはず。
    「人事を尽くし」、できることを続けていきましょう。お互いに。


    >吉野さんの推しキャラの善逸

    わはは。本当に推し…、なのかどうか。とにかく弱虫なところには共鳴しますね。
    そして善逸のストーリーが最も笑えるし展開が面白い。
    「弱く見えて実は強い」という設定は、昔から人気を集めるようです。

    しかし今回アニメで無一郎の話を観て、もしかしたら自分はこちらのキャラのほうが共鳴できるかもと思いました。
    他人から見てもこちらのほうが近いのでは。いつもボーッとしている感じだそうだし。笑
    それでいて鬼に対して「許しておけない」という怒りがあるところ、彼に近いかもしれません。善逸は怒りが強くありませんからね。

    ……いい大人がアニメキャラに共鳴するなど、お恥ずかしい。
    ただ年寄りでも、自分の若い頃などを重ねて共鳴できるキャラがいるところがこの創作の素晴らしさです。


    ところで今回の話で、鬼舞辻無惨もやはり曹操がモデルになっているのだと分かりました。
    自分を治療してくれる唯一人の医者を殺してしまうとは※。分かりやすいエピソードです。

    ※曹操は自分の病を治療してくれる唯一人の名医華佗を、自己中心的な理由で残虐な拷問にかけ、なぶり殺しにしてしまう。その後、殺したことを後悔した(自分を癒す道具がなくなったので)という最低エピソードが残る。ちなみに史実です。

    『鬼滅』は無惨というサイコパスの描き方がうまくて、これは現実のモデルがいるなと思っていましたが。やはり曹操だったか。
    それにしても悪鬼を美形に描くのは良くないですねえ。「サイコパスは美形で頭がいい」という日本人の勘違い妄想を助長してしまう。そしてまたサイコパス信者を増やす。
    まあ敵も美形でなければ誰も作品を愉しんでくれなくなるので、仕方がないのでしょうが。


    ――と、少々長くなってしまいました。
    最近は雑談記事を控えていたので、反動が出てしまったみたいです。

    その他のテーマはまた後ほど回答致します。
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