今執筆中の『我傍に立つ【実名版】』は、これまで「パブー」と「小説家になろう」へ投稿してきました。
が、どちらの仕様も一長一短で、閲覧に支障を感じられる場合があるようです。
そこで今回、KADOKAWA運営の「カクヨム」にも投稿しました。個人的には一番読みやすいのではないか?と思います。
それぞれに個性があります。
読者様のお好みに応じてお選びください。
(ただしパブーは利用を断念し、今後の投稿はありません)
各サイトの特徴と問題点を書いていきます。
パブーの利用は断念しました
Web閲覧できて電子書籍(ePub・PDF)も作成してくれる!
しかもAmazonを通さなくても電子書籍の販売ができる!
という、宣伝通り実現できたならパブーは大変に素晴らしいサイトです。
私は今後Amazonから全ての書籍を移動しパブーだけで公開していこうと考えていたのですが……。
残念ながらパブーはシステムが不安定で、本が出版できないことが多々ありました。今年の夏はこの不具合に悩まされて夏休みを失いましたね。(記事下参照)
この件につきサポートに質問しても完全無視で回答は返って来ませんでした。こんな運営にも不安しかない。
とりあえず投稿した原稿に関してはそのままとしますが、現在は閲覧にも支障が出ているようで、今後の投稿も中止せざるを得ません。
結論として、
✓Amazonで出版している本(『旧我傍』、『永遠』)のパブー移動計画は中止します。
✓執筆中の『我傍・実名版』、パブーへの投稿は前回を最後とします。(電子書籍のお試し版としてはご利用いただけます)
と決めましたことお知らせ致します。
せっかくパブーへ登録してくださった読者様には大変申し訳ありませんでした。…平謝り。
なろうの18禁広告問題
『小説家になろう』は小説投稿サイトとして老舗なので投稿・閲覧に不安はありませんね。
最近ブラウザ環境によって「証明書に問題がある」等と出ますが、まあ大手だからそのうち対応されるでしょう。
私がここへ登録したのはシステムへの安心感と、テキストファイルのダウンロードができるからです。
今はPC限定のようですが、アカウントを取ってログインすると小説下にこのような表示が出ます。
または専用アプリを使えば一括でテキストダウンロードできるようです。
たとえば…
Chrome拡張⇒小説家になろうダウンローダー など。
ダウンロードしたTXTファイルは「読書尚友」など、テキストに対応したアプリで電子書籍として読むことができます。
読書尚友は私も愛用しているアプリです。電子書籍化するとやはり読みやすい。おススメの読み方です。
なろうの気になる問題としては、スマートフォンで閲覧したときに過激な18禁広告が出ることです。
(作家はたいていPCで投稿するためスマホ専用広告に気付かないことが多い。私も気付きませんでした。お知らせいただいて知りました、感謝)
なろうでは18禁小説のレイティングに厳しいというのに、運営自身は小学生も読む小説へ18禁広告を出し続けるとはいかがなものでしょう?
検索するとこの件を問題視されている方も多い様子。しかしそのたび、
「売れない作家の嫉妬による不当な運営攻撃だ」とか
「エロ広告はブラウザの履歴で表示されているだけ。お前がエロサイトばっか見てるせい。お前が悪い」
などという運営擁護が拡散されていたのは謎ですね。
ちなみに「エロサイトばかり見ているユーザーのせいで18禁広告が出る」という情報は完全に嘘のデマです。
クッキー含む履歴を一切保存しないブラウザで閲覧しても同様の広告が出るのが証拠。すぐにバレる嘘をどうして拡散するのでしょうか。
おそらく18禁広告はクリック率が高いため運営には対応する意志がないでしょう。
対応される可能性がないことに文句を言い続けても仕方ないので、お手数ですが読者様は
✓テキストダウンロード→電子書籍アプリで読む
✓広告ブロックのブラウザで閲覧する
✓広告が穏やかなサイト(次項)で閲覧する
などの方法で不快広告を回避してください。
もちろんエロ広告など気にならない、という方はそのままで。
広告非表示プランもある! カクヨムにも登録してみました
パブーは使えなかった、なろうも広告に不快を覚える方がいる。
…ということで、このたび比較的に広告が穏やか※な「カクヨム」にも投稿してみました。
※カクヨムサポーターズという読者側が広告非表示できるプランもあるようです
「カクヨム」は旧角川書店の運営、読みやすさは抜群と思います。
ルビタグも「なろう」と共通で大変助かりますね!
(こういう細かいところの気遣い、作家側は嬉しい)
「カクヨム」では章だけではなく一話ごとタイトルを付けたほうがいいらしいので今回付けてみました。合わせて「なろう」でもタイトル修正しています。
今のところ「カクヨム」の仕様に不便は感じていませんから、このまま投稿を続けていけたらいいなと思います。
一点だけ不安としては、レビュー投稿を拒否できないこと。例の歴史修正主義者たちが嘘を書き込んだり議論に来たらウザいし、読者様にも迷惑かけてしまいます。作家自身でレビュー削除できるよう対応して欲しいですね。
小説執筆者の方向け、パブーの使用感
以下おまけで。
小説執筆者の方向けに、パブーの使用感について情報提供しておきます。
上で書いた通り、パブーは本当に宣伝通りのことが実現できればこれほど素晴らしいサービスはないと思いました。
しかし残念ながら不具合が多過ぎます。
そもそもパブーではワードファイルなどで原稿一括アップロードできない※ために、こつこつ手作業で投稿しなければなりません。
※プレミアム登録すればePubアップロードできるようです。でもまだ使用感が分からないのにいきなりプレミアム登録する人がいるのか?
そのうえルビに独自タグの入力が必要で、この修正に大変な時間がかかりました。
そうして多大な時間をかけて原稿を投稿したのに、最終の電子書籍化の時点でエラーが出て出版できないことがあります。
出版できない理由を運営サポート係に質問しても回答はありませんでした。
他の質問には回答が返ってくるため故意に無視している様子。
どうやら非公開で禁止ワードを設定し、該当する用語のある作品を「エラー」として弾いているらしい――ということまでは推測できました。
(だったら投稿時にエラーを出すべきと思うのですが、最終段階の書籍化の際にエラーとするのが酷い)
そのため勘で原稿を修正→書籍化を試みる という作業を繰り返さなければなりませんでした。
結果、一冊作成するまでに一週間以上かかってしまいました。それで今年は夏休みを無駄に消化してしまったということです。
※参考:原稿が完成している場合、Amazonでの作業時間は約30分
……そんなに暇ではないのでね。
申し訳ないがギブアップです。
少し厳しい言い方ですが、これでは「時間泥棒」としか言えないサービスだなと感じました。
それでも電子書籍で読みたい方のために使い続けようとしましたが、最近ついに閲覧にも支障が出ているらしく使用を断念しました。
アカウント登録された読者様もいらっしゃるのに、本当に申し訳ない限りです。
閲覧にも支障
先日から一部ウィルス対策ソフトでこのような警告が出てパブーへの接続が切られるようになりました。
これはウィルス対策会社が勘違いしているだけで問題はないのですが、読者様に「ウィルス対策アプリを停止して」とか「例外設定して」などとは言えませんよ。
この件も運営に知らせてみましたが、
「そんな警告が出てるんですか? うちはフィッシングサイトじゃありませんけどね。皆さんがウィルス対策会社に通報して警告を解除してもらう必要があります。協力してください」
との回答が来ただけでした。
小馬鹿にしている。スクショ画像も添付したのに「言いがかり」と思って信じていない気がします。
この対応を見てパブーの利用は諦めなければと思いました。
(しかもこちらがサポートを必要としている時は完全無視で、こんな小馬鹿にした回答だけは送って来るというのも疑問)
もしかしたらサポートはボランティアさんなのかもしれません。
今どき電子書籍サイトなど儲からないはずでボランティアのサポートでも仕方ないですが、登録したユーザーには災難です。
登録無料とは言え、著作物を提供して時間も費やしているので「何も損害を受けていない」とは言えませんね。
無限に暇があり、不具合あるシステムにも付き合っていける余裕のある方ならパブーの利用もおススメします。
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