三国志、歴史|隆中譚

    フィクション『三国志』について呟くSNS(政治垢からの抜粋)、始めました

    〔いつも三国志の話ばかりで一般読者様には申し訳ありません。興味のない方はスルーしてください〕

    去年から小説(実名版)で参考とするために吉川英治『三国志』を読んできました。※
    他にもドラマの『パリピ孔明』を欠かさず観たり、メールで届くこのジャンルでの歴史修正報告へ返信したりしていて『三国志』どっぷりの日々を送っております。

    自分で選んで踏み入った沼なので愚痴っては申し訳ないのですが、毎日吐きそう……。

    何かずっと受験生のような気分です。
    しかも学習対象が“恵美論”ですから。精神的に物凄くエネルギーが要る。
    努めて第三者として無責任に眺めようとしているのですが、無意識に羞恥や怒りがかき乱されているのか一日の終わりにはグッタリしています。

    最後まで精神がもつのか、これ?
    自分でも疑問になりつつある。
    もし心がもたずラストに辿り着けなかったらごめんなさい、です。でも書ける力が残っている限りは続けます。

    ※吉川英治の『三国志』など、SNSでメモ開始


    吉川英治の『三国志』は今さら読み始めたこと、以前ここでも報告しました。

    最近来訪された方は意外でしょうが、私は『三国志』関連のフィクションを読破したことが一度もない、三国志ゲームすらやったことがないという、このジャンルに関わる者としてはおそらく世界唯一の人間です。

    【自己紹介】『三国志』の知識について

    吉川英治『三国志』も冒頭と後書きを読んだのみで本編は読んだことがありませんでした。

    去年から、自分の小説を実名化するために
    “日本における三国志の用語表現を学ぶ”
    目的でようやく読み始めています。

    しかし……泥沼を泳ぐような読書で全く先に読み進めることができません。
    自分史上最も遅い亀スピード読書です。

    (吉川三国志の内容に耐えられなくなると中断し、しばらくしてから渋々読み始めるといった読み方なのでこうなる)

    吉川ファンの方には申し訳ないけど、史実だけではなく演義原作さえも歪める二重の改変が気持ち悪くて仕方がないのです。
    自己中殺人をなかったことにする曹操賛美がカルト信者っぽくてエグい、とか。曹操の美しい容姿や人情に篤い性格(史実は正反対)を称える描写が生理的に無理とか。

    最近の180度反転フィクションよりは遥かにマシなのでしょうが地雷が多過ぎて参ります。

    個人的には若い頃に吉川英治の文章(三国志-後書き)に人生を救われたという経験がありますので、吉川氏を恩人だと考えていました。
    しかしどうやら「アチラ側」に片足を入れた人だったよう。

    三国志その他の歴史物語を捻じ曲げ、日本人の心を破壊することに加担した最初の宣教師だったようです。
    非常にショックで残念に思います。

    (もちろん吉川氏は完全に赤ではなく日本人らしい心も持っていて、所々に善良な表現もあります。そこは否定しません。でも半端だからこそなお人類への裏切りが引き立ち、何とも言えない気持ち悪さを感じます。むしろ完全に向こう側の宗教本なら唾棄して終わりだったのですが)

    いずれ彼の創作について分析した記事をブログに上げねばなりません。これも自分の使命の一つでしょう。
    でもこの亀スピード読書だと記事化は相当先になってしまいそうなので、都度気付いたことをSNSでメモしていくことにしました。

    とりあえず前半の「曹操将軍様~マンセ~」突っ込みは後回しとして、最近思ったことを呟いています。
    https://mstdn.nijist.info/@shoku1800/よりyoshikawa1.png
    yoshikawa2.png
    いつもながら口が悪くてすみません…。現代育ちゆえ。これでも気持ちの半分以下に抑えています。
    たださすがに皆さんが使う「クソ」はまだ使えない。


    >やっぱり嫌いだわ。このキャラ。(演義の諸葛孔明)

    に関しては、演義孔明が好きな人には本当に申し訳ないです。

    でも
    「劉備に舌打ち、関羽張飛を罵倒」
    は絶対に史実の諸葛亮ではあり得ないこと
    だし、許せない表現だと思いました。

    実際ここはどうしてもフィクションとして見ることができず、無意識に「あの人たちに無礼をはたらくキャラ」に対して反射的に怒ってしまったものです。

    もしかしたら韓信を投影してあんなキャラにされたのかもしれませんが(韓信に失礼)、フィクションでも私はこういうキャラがあまり好きではないですね。
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