他、作品の裏話・創作について

    かつて生きた地を旅する願望など、雑談

    そろそろニュートン氏の本レポは終わりにしようと思っているのですが、その前に雑談です。

    雑談その1.自分がかつて生きた地を旅する願望


    被験者たちの話で、スピリット界(霊界)の休暇中に地球上を旅する魂も多いと知って面白いなと思いました。
    やはり、魂たちもかつて自分が生きた土地が懐かしくて旅するのだそうです。
    しかしスピリット界では「永遠」である時も地上では異なります。
    地上では時が経過していくため、景色も文化も変化していくわけです。
    (魂も仮想次元ではなく現実において過去を旅することはできない)
    そんな変わってしまった景色の上を、身体のない魂だけの状態で飛び回っても仕方ない。「感傷旅行には意味がない」と言って、地上を旅することを好まない魂もいるそうです。

    分かるような気がします。
    私も、たとえば中国やギリシャなどを旅行したいという願望はあるのですが、どうせ行っても昔の景色はないのだし意味がないと思ってしまう。変化を目の当たりにするのが怖いという気持ちもありますね。
    死後百年以内ならまだしも千年以上経っていたら無意味でしょう。全てが風化してしまっている。後世の妄想家が造った人形や、子供向けのジオラマみたいな建物など見たくないんですよ。見ても怒りを通り越して笑いしか込み上げてきません。

    それと最大の理由。
    私の場合、旅行したい国が「中国」(笑)「ギリシャ」(苦笑)というところがネックです。どちらも旅行することにリスクがあり過ぎる。
    長江での観光船転覆は大ショックでしたね。感傷旅行するならまさにそこを通り、その種の船に乗らなければならないわけですから。

    魂たちには、
    「肉体があるだけ食事などを楽しめるからマシ」
    「せっかく生まれたんだから生きているうちに行けば?」
    と言われてしまいそうですが、むしろ肉体という荷物があるだけ辛いかもしれない。
    しょせん感傷旅行に過ぎないことで、大事な肉体を損傷したり拘束されて戻れなくなってしまうのは本末転倒です。

    と、なんだかんだ言い訳しているうちに死んでしまって後悔するのでしょうが。
    まあいつか、情勢が安定して中国やギリシャがまともな国になったら行きましょう。
    (それより近い将来、今より酷くなる可能性のほうが高いが)

    今は、せっかく生まれた日本という土地を旅したいなと思っています。自分が生まれた国なのにろくに旅していないのは寂しいでしょう。
    それと漢代の面影はもう日本にしかない、と言う中国人歴史家の考えは正しいと思う。
    今現在、東洋で最も美しいのは日本です。東洋美を造る技術も今は日本にしか残っていない。

    〔追加〕
    これは皆さんに言いたいのですが。
    その時代の、その場の景色を味わえるのは今の人生だけです。
    「戻りたくても過去には戻れない」悲しさを味わった私は、つくづく今の大切さを感じます。
    どうか皆さんも今の人生を大切に味わってください。
    今の人生は一度きり。永久に戻ることはできない、かけがえのない時。
    永久保存できるのは、思い出だけです。


    雑談その2.他惑星での記憶もあるか?


    ニュートン氏の本を読みつつ考えていたのは、自分の記憶のうち『遥かなる始まりの国(記憶9)』と『水の底の楽園(記憶10)』はもしかしたら地球の記憶ではないのでは? ということ。

    被験者たちの話によれば、いきなり地球に生まれる魂は少なく、他次元の惑星で訓練を積んだうえに地球に移転する魂のほうが多いのだとか。

    私もよく「あなたは宇宙人では?」と聞かれることがあります。笑
    確かに地上からはなんとなく浮いているような気がする「変わり者」です。
    しかし「ハイブリッド」と呼ばれるような、つい最近地球に生まれた魂とは違って地球での経験はそこそこありますが。

    たぶん若い頃は他惑星で経験を積んだのでしょう。
    その他惑星での経験のうち、ハイライトとなるのが『始まりの国』と『水底』なのかもしれない。

    超古代文明が存在したという噂が昔からあるけど、その痕跡は一切発見されていませんね。
    だから人々が語る超古代文明の記憶は、地球とよく似た他惑星だった可能性もあります。
    その惑星はきっと今の人類のように何らかの過ちをして、滅んだのでしょう。滅んだ末に、地球への魂の大移動が起こったかな。

    ――と、これはあくまで想像ですからあまり本気にしないでください。


    私の記憶上で確かな感覚としては、「一万年転生している」ということです。
    一万年前の地球に上のような超古代文明がなければ、あれは他惑星での記憶の可能性が高くなります。

    ニュートン氏の被験者たちも、地球での転生期間の平均は一万年ほどみたいです。
    最も長く地球での経験を積んでいる種類の魂たちは五万年~七万年ですが、彼らの記憶の始まりは原始的な生活を営んでいます。その話を読み、「私とはちょっと違うな」と感じたので自分の記憶は他惑星かも、と想像してみた次第です。


    それにしても私の記憶では、最初のほうが過酷ですね。
    転生を繰り返していくごとに少しずつ穏やかな人生になっていった。
    え、そうでもない?笑
    少なくとも身体的な虐待は少なくなった気がします。今は周囲からのプレッシャーもなく、最も穏やかな人生です。こんな穏やかな毎日を過ごしていていいのか……不安を覚えるくらいに。
    ニュートン氏によれば「魂は未熟なうちは簡単な課題を与えられる」とのことですが、私の場合スタート時があれですから、逆転していますね。せっかちな魂で、先に過酷なカリキュラムを片付けてしまったのでしょうか。
    (そう言えば、夏休みの宿題は最初の一週間で片付けるタイプでした)
    昔から私は今の人生を「休憩」と呼んできましたが、もしかしたら「余生」なのかもしれません。
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