「真の性格とは?」 太陽星座VS上昇宮

12星座
「Goisunet」さんにて、「あなたの生まれ持った性格とは?」という占いがありました。

これがなんと、めずらしい!ことに上昇宮で性格を占うのです。

→あなたの生まれ持った性格

あなたが生まれ持った性格はどのようなものでしょう? 一般的にいわれる太陽星座ではなく、産まれた瞬間に東の地平線を昇りつつあった「上昇宮」から、真の性格を占うことができます。ふとした瞬間や初めて何かをするときに表れるのが上昇宮の性格。自分では気付きにくいからこそ、この占いで本当の自分を知ってみて!

ようやく出てきましたね。

今まで、「かつて占星術では上昇宮が基本性格だった」と説いている書籍は存在したのですが、こうしてはっきりと現代の占いとして「上昇宮が真の性格です」と言い切っているところは私の知る限りありませんでした。
ちょっと嬉しく思います。

 

皆さん太陽星座占いに囚われ過ぎなこと

最近、試しに2名ほどの占星術家に私のホロスコープを鑑定していただいたのですが(占いの勉強として他人の鑑定を見てみたいのです)、やはりテキスト通りに
「あなたは獅子座なので華やかで明るい性格です」
「アセンダントが水瓶座なので、水瓶座らしい容貌をしているでしょう」
などと言われ寂しさを覚えました。

「ごめんなさい。ハズレです。私には獅子座らしい性格は一切なく、どちらかと言うと水瓶座に近い性格だと思います。水瓶座としてよく言われる容貌とは全く違い、華奢な感じです」
と、ご当人の参考になるかと考えお伝えしたところ、
「それはあなたのホロスコープ上に水瓶座が多いから、あなただけ特別に水瓶座の影響が強いせいでしょう。あなたにとって獅子座はまだ開発されていないのかも……」云々 と言われてさらに寂しさを覚えました。

容貌に関しても、アセンダント(水瓶)→ ルーラーの天王星のある星座 → さらにその星座のルーラー →… と、転々とつないで
「乙女座に関わりがあるから乙女座っぽい容貌なのかも」
と答えられましたが、その理屈だったら上昇宮がどの星座であっても都合の良い星座へつないでいけますよね。

別に他人の鑑定にケチをつけたいわけではないのですが、「やはり」と思って少し寂しさを覚えたことは確かです。

現代の占星術師に鑑定を依頼すると、太陽星座やアセンダントの容貌が当たっていないことの言い訳を、延々とまくしたてられて辛い想いをします。

特に私は
「太陽星座 = 基本性格(全性格)」
「上昇宮 = 容貌」
という型に極端に当てはまらない人間ですので(しかも催眠にかかりにくいタイプで当たっていない結果を鵜呑みに出来ない)、この占断を押し付けられると気持ちとして本当に辛いものがあります。

 

何故、太陽星座性格論を信じ過ぎてはいけないのか?

私も上昇宮だけが性格だと、何も決めつけているわけではないのでご容赦ください。

ただ 「太陽星座 = 性格でありあなたの全て」 という考え方が近代に生まれたこと、商業的な都合でそう宣伝された可能性が高いことは事実と思います。

上昇宮=容貌説に関しても、上昇宮が性格だと困るという都合から喧伝されたものでしょう。
(肝心の性格を、出生時間が分からなければ占うことが出来ないのでは商売あがったりだからです)
私は鑑定をしていても・身近な人でも、上昇宮で出た容貌が当たっていた試しが一度もありません。
皆様はどうでしょう?
誰か容貌が当たっている人はいましたか?

もし、容貌から勝手にアセンダント星座を推測しているなら、かなりの高確率で間違う可能性があります。

……ちなみに、小耳にはさんだ情報によれば、「太陽星座 = 性格」説を言い出したのは近代のアメリカ人ジャーナリストらしいです。
しかもアメリカの商業主義が最も盛んだった頃です。

つまり
「サンタクロースは赤い服を着ている」
ことになった次元の話です。

※サンタクロースはもともと黒い服を着ています。だいたいモデルとなったと言われる聖ニコラウスが赤い服を着ていたりするのは変でしょう。サンタクロースが赤い服を着るようになったのは、近代に入り、コカコーラ社がCMでサンタクロースに自社のイメージカラーである赤の服を着させたことが始まりです。

この情報を知れば、「太陽星座 = 絶対性格説」というもので眉に唾をつけたくなるのは、私だけではないでしょう。