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山本五十六の言葉

 私は諸君に対し、銃をとって第一線に立てとは決して申しません。
 
 あなた方に希望するところは、学問を飽くまで静かな平らかな心を持って勉強し、将来発展の基礎をつくって頂きたいと熱望する次第であります。

 どこまでも気を広く持ち高遠なる所に目標をおいて日本のため進んでください。
 昭和十四年、新潟県長岡高等学校での公演より。
【その時歴史が動いた 11/30放送】

 連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を指揮した山本五十六。
 しかし、
「アメリカ:10 日本:1」
 の国力差を誰よりも深く認識し、最後までアメリカとの正面対決に反対し続けたという。

 皮肉にもその彼が真珠湾攻撃を策定しなければならなかった。
 自己の信念を取るか、軍人としての責務を取るか。
 激しいジレンマの末、彼は
“運命(さだめ)” 
 を選択した。
 
「国大なりと雖(いえど)も戦(いくさ)を好まば必ず亡ぶ」
 と言った人の、行き着く心境はみな同じか。

 “高く遠い目標”とは、戦争をすることではない。
 君自身の、穏やかで平和な人生を目指して欲しいということ。

 ほんとうの高さとは。
 ほんとうの遠さとは。
 ほんとうに掴みがたかったものとは。
 
 戦に身を投じた人がただ願うのは、未来の人の幸福。 

2005年12月3日筆
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