2014
Jan
02
-
占いを信じる者はIQが低い発言
『ホンマでっか!? 新春4時間SP』にて、心理学者の植木女史が
「私は占いを信じていないんですけど……
占いを信じる人は器が大きいと言えます。
ただし占いを信じる人はIQが低いです」
と断言していて驚いた。
心理学者がこういう差別的で偏見的な発言をしていいのか?と思ってしまいました。
正確にはある大学の調査結果を引用しただけのようですが、植木女史自身が「自分は占いを信じないから」という前提で、「占いを信じる人たちは頭が悪い」と見下すような発言はどうかと思いましたね。
やはり自分だけ優越した地位に置きたいがための発言のように感じられます。
植木さん個人に対する感想はともかく。
この調査そのものの信憑性も、どうなのでしょうか?
「占いを信じる」
と言う人は信じるに至った経緯として様々な理由を持つはずでしょう。
大きく分ければ二種のタイプに分類されると思います。
A.他人の言うことをなんでも鵜呑みにするタイプ。
⇒朝のニュースの占いでさえ左右されてしまう人です。「耳に入ってきたらつい気になる」というレベルではなく本気で鵜呑みにして完全に左右されるなら、やはり問題はあるかもしれません。頭が悪いかどうかは分かりませんが、少なくとも「自分の頭で考えることが苦手」なタイプと言えます。
(その占いを提供している占い師が誠実なら良いのですが、金目当ての悪徳な詐欺師だったら危険です)
B.理由があって信じるようになったタイプ。
⇒稲垣吾郎のように、実際に自分しか知らない情報や未来について当てられたという経験から信じるようになった人。このような実体験がある場合、IQが高く理知的な人ほど信じざるを得ない状況となるでしょう。何故なら明白な結果は論理的に考えて否定することが出来ないからです。このタイプにとって論理は絶対であるので、自らその実体験に縛られることを選びます。
おそらく上の大学の「調査」は、こんなことは意識せずに漠然とAタイプのみで調査を行ったのでは。
そもそもIQテストというもの自体、15歳以上に行ったテストだとすると信頼出来る指標ではないはずです。
調査の詳しいことは分かりませんが、そのIQ値は過去の正確な結果を集めて行ったものかどうか疑問。
どうも、
「占いを信じる奴はバカに決まってる」
という差別的な結果ありきの調査だという気がします。
と、言う根拠は、占いとは本気でやろうと思いますとかなりの知識と思考力が必要なものだからです。
最近の心理学者たちはコイン占いや、テレビのニュース番組でやっている「今日のラッキーアイテムは!?」レベルの占いしかご存知ないようですが、それこそひどい無知。勉強不足も甚だしいと言えます。
知能のない人に占いは出来ません。
証拠に昔から、占いの大家には超絶に頭の良い人たちが名を連ねます。
中国で言えば、劉基(明代)が有名です。
彼は言わずもがな、中華を代表する頭の良い人です。
西洋ではノストラダムスが代表でしょう。医学も修めている天才であった彼は占星術の大家です。
心理学の先生でも、ユングが占いの大家として挙げられます。
彼は知識としても占いを学んでいましたが、実は彼自身が霊感を持っていて黄泉の世界と現世を行き来していたと言われています。
実のところ、私も思考の訓練と考えて占いをやっているところがあります。
これほど知識力を要して思考・直観を鍛えられる「頭の体操」はない気がしているからです。
もちろん私などは独学のヒヨっ子に過ぎません。
専業でやられている占い師の先生方は本当に凄いなと痛感する日々です。
(考え方の違いで反発してしまうことはありますがね)
そんなプロフェッショナルたちを「バカ」と言い切ってしまう偏見・差別心に遭い、今日は落胆させられました。
「知識・知性派」であられる占い師の先生方、差別に負けないで頑張っていただきたいです。
その後の展開 >>植木氏「霊を信じる人は頭がいい」と転向
関連記事:
・【注意】スピリチュアルさえ避ければ洗脳から逃れられると思う人が、最も危険
・幽霊、見たことありますか? 霊を認めないことでの経済損失について
「私は占いを信じていないんですけど……
占いを信じる人は器が大きいと言えます。
ただし占いを信じる人はIQが低いです」
と断言していて驚いた。
心理学者がこういう差別的で偏見的な発言をしていいのか?と思ってしまいました。
正確にはある大学の調査結果を引用しただけのようですが、植木女史自身が「自分は占いを信じないから」という前提で、「占いを信じる人たちは頭が悪い」と見下すような発言はどうかと思いましたね。
やはり自分だけ優越した地位に置きたいがための発言のように感じられます。
植木さん個人に対する感想はともかく。
この調査そのものの信憑性も、どうなのでしょうか?
「占いを信じる」
と言う人は信じるに至った経緯として様々な理由を持つはずでしょう。
大きく分ければ二種のタイプに分類されると思います。
A.他人の言うことをなんでも鵜呑みにするタイプ。
⇒朝のニュースの占いでさえ左右されてしまう人です。「耳に入ってきたらつい気になる」というレベルではなく本気で鵜呑みにして完全に左右されるなら、やはり問題はあるかもしれません。頭が悪いかどうかは分かりませんが、少なくとも「自分の頭で考えることが苦手」なタイプと言えます。
(その占いを提供している占い師が誠実なら良いのですが、金目当ての悪徳な詐欺師だったら危険です)
B.理由があって信じるようになったタイプ。
⇒稲垣吾郎のように、実際に自分しか知らない情報や未来について当てられたという経験から信じるようになった人。このような実体験がある場合、IQが高く理知的な人ほど信じざるを得ない状況となるでしょう。何故なら明白な結果は論理的に考えて否定することが出来ないからです。このタイプにとって論理は絶対であるので、自らその実体験に縛られることを選びます。
おそらく上の大学の「調査」は、こんなことは意識せずに漠然とAタイプのみで調査を行ったのでは。
そもそもIQテストというもの自体、15歳以上に行ったテストだとすると信頼出来る指標ではないはずです。
調査の詳しいことは分かりませんが、そのIQ値は過去の正確な結果を集めて行ったものかどうか疑問。
どうも、
「占いを信じる奴はバカに決まってる」
という差別的な結果ありきの調査だという気がします。
と、言う根拠は、占いとは本気でやろうと思いますとかなりの知識と思考力が必要なものだからです。
最近の心理学者たちはコイン占いや、テレビのニュース番組でやっている「今日のラッキーアイテムは!?」レベルの占いしかご存知ないようですが、それこそひどい無知。勉強不足も甚だしいと言えます。
知能のない人に占いは出来ません。
証拠に昔から、占いの大家には超絶に頭の良い人たちが名を連ねます。
中国で言えば、劉基(明代)が有名です。
彼は言わずもがな、中華を代表する頭の良い人です。
西洋ではノストラダムスが代表でしょう。医学も修めている天才であった彼は占星術の大家です。
心理学の先生でも、ユングが占いの大家として挙げられます。
彼は知識としても占いを学んでいましたが、実は彼自身が霊感を持っていて黄泉の世界と現世を行き来していたと言われています。
実のところ、私も思考の訓練と考えて占いをやっているところがあります。
これほど知識力を要して思考・直観を鍛えられる「頭の体操」はない気がしているからです。
もちろん私などは独学のヒヨっ子に過ぎません。
専業でやられている占い師の先生方は本当に凄いなと痛感する日々です。
(考え方の違いで反発してしまうことはありますがね)
そんなプロフェッショナルたちを「バカ」と言い切ってしまう偏見・差別心に遭い、今日は落胆させられました。
「知識・知性派」であられる占い師の先生方、差別に負けないで頑張っていただきたいです。
その後の展開 >>植木氏「霊を信じる人は頭がいい」と転向
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