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吉野圭のプライベートブログです。『我傍』裏話や前世、軽めの話+占星術
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単純な人と、複雑な人

占星術・数秘術について。メールでご質問をいただきました件、回答です。
Q.私は数秘術で9です。数秘9は、「複雑な人」と解説されています。ネットの掲示板でも9の人たちが、「とらえどころがないと言われる。自分でも自分のことがよく分からない」と書き込んでいます。では、1~8の人たちは単純なのでしょうか? 
確かに世間の人を見ると、食べ物のことばかり考えている単純な人が多い気がします。それでは犬と同じですよ。
吉野さんはどう思いますか。(要旨)

世間の人たちが食べ物やファッションなど、表面的なことしか考えていないというお話は私も同感です。
特に現代人は欲望に弱く、自分を着飾るファッションやステイタスばかりを求め、「他の人よりどれだけ自分が持っているか」「あいつより年収が上か下か」ということだけを気にしている傾向がありますね。

私もそのような人々のことが苦手で、異次元の生物のように理解できないのですが。
彼らの魂が本質から「単純」なのかと言うと、それは違うというのが回答です。


どれほど単純に見える相手でも、いざその人のホロスコープを開いてみると圧倒の情報量にめまいを覚えるはずです。
惑星×ハウス×アスペクト等々…… 一人のホロスコープだけでも膨大な情報が詰まっています。
つまり非常に多くの性質が複雑怪奇に絡み合って人格が構成されています。
人の内面はまさに「小宇宙」のごとしです。

でも
「複雑で捉えどころのない人」
と、
「単純な性格で分かりやすい人」
との二種類は現実に存在しているように私も思います。
これは何故なのか。

まず、「複雑で捉えどころのない人」という表現、この定義も様々ですね。

質問者さんの仰る、数秘術9で言うところの「複雑」というのは「突出した個性がない」という意味らしいです。9は統合や調和を意味する数だそうで、宇宙に属する。つまりあらゆる要素を平均して持つから一つだけ目立ったキャラクターが表に出ないということでしょうか。また、あまり自己主張されないため、周囲からは「本音が読めない」「捉えどころがない」と言われるのでは。
 ※私は数秘術専門ではないので、他サイトをご参照ください →こちら参考にさせていただきました

いっぽう1~8の地上に属する人たちは、「単純」と言うよりは、あえて突出した個性を打ち出して生きていこうとしている人たちです。
小説やマンガで言うところの、「キャラが立っている」ということ。
地上生活においてはキャラが際立てば際立つほど有利なのです。キャラを極めた人は、人生計画を実現しやすくなります。
個性の強い人たちが「単純」な魂の持ち主かというと実はそうではなく、ホロスコープを開いてみればむしろ通常より複雑怪奇だった、ということもよくあります。
つまり、あえて「シンプルに生きよう」と決めて、一点の個性にエネルギーを集中して生きているというだけのことです。

人生計画を実現するためには、「人間とは何者か」のような悩みを脇に置いて目の前のことに集中しなければならないはず。
余計なことなど考えず、日々の恵みに感謝して生きることに集中する。このようなシンプルな生き方をしている人は時に高潔に見えます。
だから掲示板の住人たちが「1~8は単純」などと決めつけバカにしているのだとしたら、それは罪深い間違いと言えます。差別に繋がる発想ですから、やめたいものですね。

しかし冒頭で書いた、
「グルメやファッションのことしか頭になく、他人との競争に汲々としている」
こういう人種は、あえてキャラ立てしている人のシンプルさとは別物です。
彼らは表層的な欲望に囚われているだけ。
欲を貪ることに中毒してしまい、生きる目的を見失っているだけではなく、生きることさえ忘れてしまいます。

この人々は生まれ持って「単純」なわけではなくて、一種の病気なのだと思います。しかもそれは現代特有の病。病気に罹っているだけなので、どのようなホロスコープを持とうが数秘ナンバーであろうが同じです。
麻薬と同じように欲望の依存症は人生計画を歪め、本来の自分らしく生きる機会を失わせるものです。



最後に占星術からヒントを。

もし世間一般で言うところの「単純系=シンプル思考をする人」・「複雑系=熟考をする人」を知りたければ、ホロスコープを開くべきだと思います。
ただし、どちらが高等で下等ということはないのでこの点、ご注意ください。

シンプル系:
tanjyun.gif
「バンドル型」と名付けられる惑星配置です。際立つ個性を持ちます。
葛藤がないため考え方はシンプルですが、強い集中力を持ち、目的の実行力は極めて高いと言えます。
成功者となりやすいものの、予想外の展開に弱く、偏屈な性格で失敗する場合があります。

複雑系:
fukuzatu.gif
「スプラッシュ型」と名付けられる惑星配置です。バランス重視の大人なタイプとなります。自己主張は弱く、大人しい性格の人が多いでしょう。
ばらけて惑星が配置されているため、困難アスペクトを多く持ち葛藤も多くなります。葛藤が多い故に熟考します。熟考し過ぎて人生を終えるケースもあります。


上の極端な二つの例を見比べて分かると思いますが、「シンプル系」の人はリーダ格、「複雑系」の人はサポート役に向くと言えます。
一代で会社を築くような人は「シンプル系」に多いですね。ただご想像の通り「シンプル系」は極端な発想をするため、バランスの取れた補佐役を必要とするのかもしれません。

なお、上に挙げた例はあくまでも分かりやすく単純に言っているだけなので、実際のホロスコープ解読の際には注意してください。
バンドル型の人全てが社長として成功するわけではなく、惑星が入るハウスや星座などによっては全く別の結果となります。


~以下は占星術の教科書に載っていない裏話~

さて、ではどのような魂が「シンプル系」「複雑系」として生まれるのでしょうか?

まず言えることは、「シンプル系」の人は今世で必ず課題を実現しようという強い決意で生まれているということです。
地上で何かを実行するためには莫大なエネルギーを必要とします。
それでエネルギーを一点に集中させ、ロケットスタートで飛び出すつもりで来ているわけです。

前世との関係で言えば、もしASCと月、太陽の位置が近い「シンプル系」であるなら、前世でとても楽しく過ごした可能性が高いでしょう。楽しかったので、「来世も自分で生まれよう」と思って生まれてきていると考えられます。
逆に「複雑系」は、前世で苦労した人が多いようです。虐待や拷問、ショッキングな経験など、壮絶な前世記憶を持つ人にこの配置が多い。そのため慎重で熟考するタイプとなります。

魂が若いか老いているかは、一概には言えませんが、惑星配置がばらけている(スプラッシュに近い)ホロスコープの持ち主は老齢だと推測されます。
何故なら経験が多ければ多いほど魂の傷が多くなるからです。この傷がアスペクトの多さとなって表れます。
いっぽう、一点集中型の魂が生まれたばかりで未熟かと言うと、そうとは限らないと思います。ある課題をこなすため、今世だけ「あえて」エネルギーを集中していることも考えられるからです。ただ老いた魂は地上で実現する課題などほとんど残っていないので、バンドル型の人は少なくとも老齢ではないと言えます。(中年くらいの可能性はあります)


こんな感じで。
ヒントになるかどうか分かりませんが、参考にしていただければ幸いです。
人間の魂の奥深さ、複雑さは、数秘術や宿だけではとうてい読み取れるものではないことだけでもご記憶ください。



※ホロスコープの見本はStargazerよりお借りしました。特定の誰かのホロスコープではありません。
※この記事で「ホロスコープ」と言っているのはネイタルチャートのことです。
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